木曜日, 7月 24, 2025
木曜日, 7月 24, 2025
- Advertisment -
ホームレビュー映画映画好きなのに見てなくて申し訳ありませんでしたの気持ちひろ子(77)"心で観る!”今は孫が書いています

映画好きなのに見てなくて申し訳ありませんでしたの気持ちひろ子(77)"心で観る!”今は孫が書いています

🧠 あらすじと概要:

映画のあらすじ

映画『怪物』は、複数の視点から描かれる物語です。物語は主に三部構成で、各部は異なるキャラクターの視点を通して展開されます。1部では安藤サクラ演じるシングルマザーの湊が登場し、息子のいじめを心配する様子が描かれます。2部では瑛太演じる若手教員の保利が登場し、湊の母親とは逆の立場からモンスターペアレントに悩まされる姿が描かれます。3部では湊の息子である祐里が中心となり、いじめられた子供と彼の友情やLGBTQの要素も絡みながら物語が進行します。

記事の要約

記事は映画『怪物』を観た感想を述べており、映画を通じて得られた多視点的な理解の深さやキャラクター間の複雑な関係性に対する感銘を語っています。特に、湊と祐里の関係が儚く美しいと表現されており、観客に強い感情を呼び起こします。また、演技や脚本の素晴らしさにも触れ、解釈の余地が残るラストシーンに自らの考えを載せています。最後には、この映画をぜひ観るべきだと強調し、自らの視点や感情が変わる可能性についても言及しています。

映画好きなのに見てなくて申し訳ありませんでしたの気持ちひろ子(77)"心で観る!”今は孫が書いています

ひろ子(77)"心で観る!”今は孫が書いています

2025年6月5日 10:15

6/3 怪物 家で鑑賞

ずっっっっっっっっと見たいと思っていた映画。
なんかタイミング逃して見ていませんでした、、こういう事ありません?

こちらカンヌ国際映画祭 脚本賞受賞、TAMA映画賞 最優秀作品賞受賞してます。す、すごい!!是枝監督×坂本裕二さんか〜なるほど。音楽は坂本龍一様〜〜〜 私はどの監督が大好き、脚本が好きなどは特に強い思いはないので知ってても知らなくても感想に差が出ることはないですが^^

まず話の内容の感想としましては、面白い。大きく三部作のような構成になっており、それぞれ違う目線から描かれている。1部は安藤サクラ演じる湊の母親。シングルマザーであり息子がいじめられているのではと苦悩している。2部は瑛太演じる保利。若手教員であり1部での湊の母親目線の逆側、モンスターペアレントを受けている状態。3部は湊。いじめられている祐里を間接的に庇う、LGBTQも絡んでくる。

それぞれの視点を理解していくごとに自分の思考の変化がすごくてかなり刺激的だった。全て身近にありそうでも全ての視点に立つことはできないから本当に新鮮。自分自身の意見もころころ変わりすぎておかしくなった。笑

3部で主に描かれている湊と祐里の関係性はとても儚く美しいものだったな〜〜、切なすぎてラストは絶対に幸せになってほしいと途中から願っていました。あの二人演技上手すぎやしません???素晴らしい俳優さんだ〜〜〜あのまま二人をずっと見ていたかった。湊の祐里に対する感情は今でいうLGBTQなのかもしれないけど私から見たらそのような言葉ですらも例えたくない一人の人間として初めて愛した姿が本当に美しくて(同時にめちゃくちゃ切ないけども)綺麗だったなあと。

もしかしたら今だけなのかもしれないけど、まあいいんだそんなことは。

いや〜出ている俳優さん皆さん最高でしたね。校長役の田中裕子さん嫌すぎたな〜自分親だったら絶対嫌!っていう演技が本当に自然で素晴らしい、、獅童さんなんかちょっとしか出てないのにDVアル中高学歴マウントお父さんっていう最悪な感じがすぐ伝わってきて、すごすぎるよ!笑

ラストシーンは皆さん解釈が分かれるみたいですね。台風で土砂崩れ起きて隠れ家である電車が横転、用水路に抜け出して最後は雨が止んで太陽の光が差し込み、自然いっぱいの所を二人で走り抜ける開放感たっぷりのシーン!中には二人は死んでしまったと捉えている人もいましたね。私は生きていると思うんですが^^最後の方の「生まれ変わったのかな」「そういうのはないと思うよ」「ないか」「もとのままだよ」「そっか。よかった。」という掛け合いがそれを表しているのかなと!

生まれ変わるのは明らかにこの子達じゃなく社会の環境、大人特有の立ち回りや固定概念、体裁を守るような行為ですもんね。

正直時間軸的には湊の母親と保里が電車に駆けつけたシーンと湊と祐里が用水路に抜け出したシーンがニアピンすぎて出逢っちゃいそうだけど。なんなら最後の走ってる開放的なシーン後ろから見てそうだけど。このへんが死んでるとしたら理解できるっていう理由で思ったとしたら全然同調できる。笑

けど私にとってのあのラストシーンは救いでしたので、生きているという解釈でいかせていただきます。笑

見たことない人はぜひ見てほしい素晴らしい作品でした。久しぶりにわっっっっとなる演技、脚本でございました。時間が経って見返したら自分の解釈にも変化が出るかもしれません^^

見れてよかった。

ほな^^

ひろ子(77)"心で観る!”今は孫が書いています

田端生まれ、盛岡育ち。中学生で帰京する。好きなことは映画を見る、新聞を読む(活字派)、旅をする、森林浴、アルゼンチンタンゴ。美味しいものを食べる。その他、友人多数、好奇心旺盛。ひろ子77歳です。 孫は20代、映画好き。



続きをみる


Views: 0

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -