木曜日, 6月 5, 2025
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映画『父と僕の終わらない歌』 感想U

🧠 あらすじと概要:

映画『父と僕の終わらない歌』 あらすじと要約

あらすじ
この映画は、イギリスの実話を基に、日本の舞台でリメイクされた物語です。主人公は父・間宮哲太(寺尾聰)で、彼は若いころにプロのミュージシャンを夢見ていました。しかし、子どもができたことでその夢を諦めざるを得ませんでした。数年後、息子の雄太(松坂桃李)が成人した頃、哲太はアルツハイマー病を発症します。彼の記憶は次第に薄れ、性格も変わっていく中で、歌を歌っているときだけは以前のような父に戻ることがあります。雄太はその姿をYouTubeで公開し、家族の絆を再確認することになります。

要約
映画『父と僕の終わらない歌』は、家族のアルツハイマーへの苦悩と希望を描いた感動的なストーリーです。明るいエピソードや、父親の歌声がもたらす救いの瞬間が描かれる一方で、病気の進行による悲しみも描写され、観る者に深い考察を促します。全体にわたる明るさと、特にディーン・フジオカの役が清涼剤のように効いている点が印象的です。約1時間半のスピーディな展開で、鑑賞後には家族の大切さを再認識させられる作品となっています。

映画『父と僕の終わらない歌』 感想U

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イギリスの実話を、舞台を日本に移してリメイクした物語。父の間宮哲太(寺尾聰)は若いころプロのミュージシャンを目指していた。しかしレコードデビュー目前で子どもができたことがわかり、夢を諦めた。

その時に生まれた息子雄太(松坂桃李)も成人したある日、アルツハイマーを発症してしまう。様々なことを忘れ行く日々の中で、歌を歌っている時だけは、いつもの父に戻ってくれる。雄太は父と車の中で歌を歌っている様子をYouTubeで発信し始める。

家族がアルツハイマーになったら、忘れっぽくなり記憶がなくなっていき、やがて家族のこともわからなくなり、性格も変わってしまい狂暴化してしまったりする……。そのような流れになるであろうと予想しながら見ていくわけだが、そうは言っても明日は自分の身に起こるかもしれない、と考えてしまい見ているのが辛くなった。
特に症状が進んで、家の中を荒らしている時の寺田聰の表情筋が緩んだ、感情を取り繕っていない表情が今でも目に浮かぶ。

1時間半ほどでサクッと見られる。悲しい結末になることは避けられないけれども、全体的に明るく救いもある。ディーンフジオカが清涼剤のように効いている。

そんな映画だった。

U

主婦です。旦那さんとネコのうーたん(♀)と暮らしています。2018年に故郷の札幌を離れ神戸に引っ越してきました。学生時代は日本文学や映像を専攻、落ちこぼれの修士卒です。趣味は観劇(宝塚は全組観劇)、映画鑑賞、読書。思ったことを自由に書くです。



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