🧠 あらすじと概要:
映画『父と僕の終わらない歌』 あらすじと要約
あらすじ
この映画は、イギリスの実話を基に、日本の舞台でリメイクされた物語です。主人公は父・間宮哲太(寺尾聰)で、彼は若いころにプロのミュージシャンを夢見ていました。しかし、子どもができたことでその夢を諦めざるを得ませんでした。数年後、息子の雄太(松坂桃李)が成人した頃、哲太はアルツハイマー病を発症します。彼の記憶は次第に薄れ、性格も変わっていく中で、歌を歌っているときだけは以前のような父に戻ることがあります。雄太はその姿をYouTubeで公開し、家族の絆を再確認することになります。
要約
映画『父と僕の終わらない歌』は、家族のアルツハイマーへの苦悩と希望を描いた感動的なストーリーです。明るいエピソードや、父親の歌声がもたらす救いの瞬間が描かれる一方で、病気の進行による悲しみも描写され、観る者に深い考察を促します。全体にわたる明るさと、特にディーン・フジオカの役が清涼剤のように効いている点が印象的です。約1時間半のスピーディな展開で、鑑賞後には家族の大切さを再認識させられる作品となっています。
家族がアルツハイマーになったら、忘れっぽくなり記憶がなくなっていき、やがて家族のこともわからなくなり、性格も変わってしまい狂暴化してしまったりする……。そのような流れになるであろうと予想しながら見ていくわけだが、そうは言っても明日は自分の身に起こるかもしれない、と考えてしまい見ているのが辛くなった。
特に症状が進んで、家の中を荒らしている時の寺田聰の表情筋が緩んだ、感情を取り繕っていない表情が今でも目に浮かぶ。
1時間半ほどでサクッと見られる。悲しい結末になることは避けられないけれども、全体的に明るく救いもある。ディーンフジオカが清涼剤のように効いている。
そんな映画だった。
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