月曜日, 6月 2, 2025
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映画『新幹線大爆破』感想|青苹果


青苹果

パイナップルの沢山入った酢豚みたいな映画でした。

僕は邦画が苦手な人間で、アニメ、特撮、昔の邦画以外は基本的には観ないようにしているのですが、今作は評判もよく大好きな樋口真嗣が監督でNetflix制作ということで観ることにしました。映画というより2時間ドラマという感じでした。プロジェクターで観たのですがTVドラマのように光量が多く、とても見づらかった。映画館で観たいという感想を目にしたが、こんなに明るいと暗い場所で観るには不向きだと思いました。

部屋の明かりをつけてTV画面で観るべきでした。

草彅演じる高市や斎藤工演じる笠置などJRの職員はリアリティのある落ち着いた演技でしたが、乗客のキャラクターや演技は安っぽくてTVドラマのように感じた。
特に若者やユーチューバーのようなキャラクターは解像度が低くて残念な仕上がりだった。

内容の方もそれぞれのプロフェッショナルが事態に対処してるパートはカッコよくてリアリティもあり楽しめたが、乗客のパートはリアリティが無くて全体的にちぐはぐな感じになっていた。後半は予算のかかっているようなシーンも多く、おかげで前半の出来の悪さも許せるような気分になった。乗客が減りシリアスになったことも幸いし後半は素直に楽しめました。終わり良ければ全て良しではないが、映画の評価は終盤の出来に左右されると思っています。なのでこの映画を観た満足度もそんなに低くは無いのですが、観ている最中は退屈に感じるシーンも多かったのも事実。

終わってみると退屈だったシーンは記憶から消え去り、面白かったシーンの印象だけが残り、なんだか全体的に面白かったように錯覚するがあくまで錯覚であることは覚えておきたい。

『サンクチュアリ』や『地面師たち』の出来が良かっただけにNetflixに期待しすぎたのかもしれない。
改めて邦画を観るには注意が必要だと思った。

青苹果

30代/男/秋田県出身元引き籠もり/元ニート/映画好き/特撮好き/野球好き/ボクシング好き/普段は自分を殺して労働に勤しんでいるのでnoteでは自分らしくいたい。



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