月曜日, 4月 28, 2025
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日銀に代わる安全網欠き金利上昇圧力、大手生保は国債投資に慎重 – Bloomberg


民間最大の国債投資家である生命保険会社は日本国債の購入に慎重な姿勢を続けており、金利がさらに上昇する可能性がある。

  2025年度の資産運用計画を公表した生保10社のうち、円債残高の積み増しを表明したのは大手では住友生命保険だけで、あとは中堅の4社。他の大手は保有する低利回り債との入れ替えを目的とした購入が中心で、日本生命保険明治安田生命保険かんぽ生命保険は残高を削減、第一生命保険は横ばいにする。

  みずほ証券の大森翔央輝チーフ・デスク・ストラテジストは、国債買い入れを減らす日本銀行の穴を埋めると期待された生保は、相場変動に対する警戒から投資を手控えていると語る。国債市場は「安全網を欠いた状態」で、金利にもう一段の上昇圧力が加わる可能性があると指摘する。

  最大の国債保有者である日銀は、金融政策正常化の一環として月間の国債買い入れ額を毎四半期4000億円程度ずつ減らしている。日銀に代わる買い手として最有力候補の生保は、ソルベンシー規制(ESR)対応の買いが一巡し、純粋な投資家として相場に対峙(たいじ)している。

  日銀の利上げ継続による金利先高観から生保は24年度に待ちの状態を続けた。日銀と日本証券業協会のデータを分析したブルームバーグの推計によると、金利が上昇基調にあった1-3月は売り手に転じ、国債保有を1兆3500億円削減した。削減額は過去3番目の大きさだ。

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