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日産自動車が工場閉鎖の波紋...販売店「まさかの居抜き」に目を疑った【現地ルポ・写真多数】 - News&Analysis

日産「元」日産自動車の販売店の入口に看板が残っていた Photo by The Daily Jakarta Shimbun

日産自動車がリストラ策でタイ工場を閉鎖する。日本車の牙城だった東南アジア市場では今、中国や韓国勢のシェアが伸びている。日産は5年前にインドネシア工場を閉鎖したことで、元販売店が居抜きで中国EVのショールームに変わってしまった。インドネシアの自動車市場で起きている“地殻変動”を現地からリポートする。(じゃかるた新聞編集長 赤井俊文)

日産自動車の販売店→居抜きで転換!
工場閉鎖・現地生産撤退の余波

 インドネシアで大切な連休(断食月明け大祭休暇)の最終日に当たる4月7日、ジャカルタ中心部からクルマで30分ほどの場所にある日産自動車の販売店を訪れた。

 いや、正確には「元」日産の販売店と言うべきかもしれない。2020年3月、日産はインドネシアでの生産から撤退し、工場を閉鎖した。その後、最大の焦点となったのが既存顧客への対応だ。

 販売が低迷したとはいえ日産車ユーザーは依然30万人以上いるとされ、アフターサービスの確保は不可欠。日産は工場閉鎖時、「良好なパートナーであるインドモービル社との協業を通じ販売を継続する。サービス体制も維持する」と表明した。

 そんな元日産販売店は今、どうなっているのか。実際の現場を見てみようと思ったのだ。店に着くと入口には「NISSAN/DATSUN」の看板が残されている。

 店舗に入ると、若い女性店員がニコニコと近づいてきて、早速クルマの説明をされる。「いちばんお安い『AION Y』がだいたい4億2000万ルピア(約420万円)、その上のグレードの『AION V』が5億ルピア(約500万円)ですよ」。

 ん?何か変だ。それもそのはず、「AION」とは 中国の広州汽車集団の新興電気自動車(EV)ブランドのことである。

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