日本HPはHyperXブランドから、ゲーミングヘッドセット「Cloud Jet Dual Wireless」および「Cloud III S Wireless」を発表した。発売時期および価格はそれぞれ、販売中/1万1,980円、6月13日予定/2万2,980円。
【訂正】初出時、「Cloud III S Wireless」をすでに販売中としておりましたが、メーカーより訂正が入り、正しくは6月13日発売予定となりました。
Cloud III S Wireless
Cloud III S Wirelessは、既存の「Cloud III Wireless」に改良を施したアップグレード版に相当する製品。大きな変更点として、2.4GHz無線とBluetoothによるデュアルワイヤレスのほか、HP独自のインスタントペアリングに対応した点が挙げられる。
インスタントペアリングは、USBドングルを使わず2.4GHz無線による低遅延接続を利用できる機能。同社製の対応PCとの組み合わせで利用でき、USBポートを占有せずともアクセサリを接続できる。現状では本機のほか、16型ゲーミングノート「OMEN MAX 16」、ゲーミングマウス「Pulsefire Saga Pro Wireless」、「Pulsefire Haste 2 Pro 4K Wireless」でサポートしている。
また、着脱式のブームマイクは引き続き採用しているが、新たに本体にも内蔵マイクを用意。ブームマイクを外した状態でも、音声入力が利用できるようになった。
OMEN AIのパフォーマンス最適化機能がエーペックスレジェンズでも利用可能に
あわせて、AIを利用して簡単にゲームの設定を最適化できる「OMEN AI」をアップデート。既存のCounter-Strike 2に加え、エーペックスレジェンズとLeague of Legendsでも最適化が行なえるようになった。対応タイトルは拡充予定で、現状ではVALORANT、フォートナイト、Call of Duty:Modern Warfare III、Red Dead Redemption IIのサポートを計画しているという。
OMEN AIは、同社が提供するユーティリティ「OMEN Gaming Hub」内から利用できる機能で、ハードウェア構成やゲーム内設定、OS設定などさまざまな要素をAIが分析し、ゲームタイトルに合わせて設定を最適化してくれるもの。ユーザーの承諾のもと集めたテレメトリーデータをAIがマシンラーニングし、フレームレート優先のゲーム設定を導き出す。
同社の説明によれば、全く同じハードウェア構成であってもユーザーによってフレームレートには大きなばらつきがあり、本来のパフォーマンスが引き出せていないケースもあるという。一方で、ゲーム内設定は項目が多く、最適な設定を見つけ出すのが難しいが、AIを活用することでこの課題を解消できるとしている。
🧠 編集部の感想:
日本HPの新しいゲーミングヘッドセットは、便利なデュアルワイヤレス機能を搭載しており、特にインスタントペアリングが魅力的です。多様な用途に応じた設計が施されているため、ゲーマーにとって非常に便利そうです。価格も手ごろで、コストパフォーマンスに優れている点が好印象です。
Views: 0