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日本・フィリピン安保強化 準同盟国「黄金時代迎えた」 中国の海洋進出に対抗【知ってもっと】【グッド!モーニング】(2025年4月30日)

 東南アジアを外遊中の石破茂総理大臣はフィリピンのマルコス大統領と首脳会談を行いました。中国が海洋進出を強めるなか、安全保障分野の協力を強化することで一致。トランプ関税についても意見を交わしました。

■石破総理が冗談を言う場面も

 佳子夫人とともにフィリピン・マルコス大統領主催の夕食会に参加した石破総理大臣。シャンパンを片手にリラックスした表情で花火を鑑賞する姿が見られました。これに先立って行われた首脳会談では…。

マルコス大統領
「今や日本とフィリピンの関係というのは、黄金時代を迎えたといってもいいでしょう」

石破総理
「フィリピンと我が国は海でつながれた隣人であるとともに」

 マルコス大統領が「黄金時代」、石破総理が「隣人」という言葉を使い、良好な関係をアピールしました。その後の会見では、石破総理はこのように話しました。

石破総理
「みなさまこんばんは。マガンダン ガビポ」
「大統領から55年前に大阪万博に来たという話を聞きました。私も同い年なので、大阪万博には3回行きましたが、どこかですれ違っていたかもしれません。(すれ違っていても)きっと分からなかったんだけどね」

 石破総理が冗談を言う場面もありました。

■安保強化 “軍事情報”交換も

 一方、両国が警戒を強めるのが、南シナ海などで海洋進出を強める中国の動きです。

 今回の会談では、日本とフィリピンが安全保障の協力を強化することで一致しました。具体的には、自衛隊とフィリピン軍が水や食料などを融通し合う、ACSA=物品役務相互提供協定の交渉に入ることで合意。さらに、軍事機密情報を交換できる協定の締結について議論を開始することも明らかにしました。

石破総理
「法の支配に基づく、自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、引き続き両国で緊密に意思疎通をしてまいりたい」

 中国はトランプ関税をきっかけに、東南アジア諸国を取り込もうとする動きを強めています。

 習近平国家主席は、今月14日からベトナム、マレーシア、カンボジアを相次いで訪問。アメリカの相互関税を「一方的ないじめ」と非難し、ともにトランプ政権に対抗するよう呼び掛けています。日本の武藤容治経産大臣や江藤拓農水大臣はゴールデンウィーク中にタイやインドネシアなどを訪問。トランプ関税に対して日本とASEAN諸国の団結を訴えました。

ジャーナリスト 後藤謙次氏
「(東南アジアに)中国の入り込む余地が非常に増えてきている。となると、日本もASEANとの貿易関係を強化しないと、アメリカの関税対策にも対抗できなくなるという点で、ASEANというのが日中双方の影響力行使のせめぎ合いの地域になっている」
「日本外交全体としてASEANとの関係強化。それがひいては、中国への牽制(けんせい)ASEAN諸国の米国離れを阻止すると。そういう狙いがあるんだと思います」

(「グッド!モーニング」2025年4月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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46 コメント

  1. 自国民からそっぽ向かれている者が、他国の面倒なんてみられないからな。またばらまいてごまかすなよ。それ国民の金だからな。

  2. フィリピンさん気を付けてください。
    その冗談滑りまくった男、中国に尻尾振ってる〇〇野郎です。
    スパイを大臣にまでつかせてます。

  3. 米国に高関税をかけられ物価高で米を変えない状況で国難だと言明しているのに、軍装備の輸出のためベトナムとフィリピン訪問、高市は防衛のため台湾訪問、岸田はインドネシア、マレーシア訪問。とんでもないことをやっているね。これで国難を解消できるのか。世襲議員さんたち、おい!

  4. そろそろ米国以外の同盟国結ばんか?
    個人的にはインド、イギリス、オーストラリア、タイ、フィリピンのどれかとやってほしい

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