


お笑いコンビ・エバースが『笑点』で披露した漫才が、放送後に大きな波紋を呼んでいる。
「ボケの佐々木隆史さんが女性から好きな食べ物を聞かれて答えられなかった話の流れで、ツッコミの町田和樹さんが『俺だったら回らない寿司』と回答。続けて、『板前さんってほとんど男性しかいないじゃん。なんで女性いないか知ってる?』と投げかけつつ、その答えとして『女性は体温が高いから寿司を握ると温かくなっちゃう。だから男性の板前しかいない』と語り、観客から『へぇ』という反応も起きました。最後は町田さんが好きだという広瀬すずさんの話になり、『広瀬すずちゃんが握った場合は温かい方がいい』というオチでした」
この寿司の漫才に異を唱えたのが、『バンビ~ノ!』などで知られる漫画家のせきやてつじ氏だ。
X上で同氏は、
《『エバース』と言うコンビの町田和樹氏が「女性は体温が高いから寿司職人になれない」と発言されてましたが、それは昔の偏見です。日本には沢山の女性寿司職人が今日も寿司を握っております。地上波放送でこのような偏見が流れた事にとても残念な気持ちでいます》
と投稿したのだ。
せきや氏は過去に寿司職人をテーマにした漫画執筆の際、多くの女性寿司職人を取材しており、《昔の偏見が今も定説のように語られてしまう事が、ただ、悲しいです》ともつづった。
コメント抜粋:
そんな燃えるような話じゃないし
私だけ????
🧠 編集部の感想:
この問題は、漫才の内容が過去の偏見を助長するものである点が批判されているようですね。お笑いという表現の自由と、社会的な敏感さがぶつかる難しい状況です。コンテンツ制作において、より多様な視点を考慮することが求められている時代かもしれません。
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