🧠 あらすじと概要:
映画『トワイライト・ウォリアーズ』あらすじ
『トワイライト・ウォリアーズ』は、複雑な人間関係とドラマを描いたアクション映画です。舞台は九龍城砦で、主人公たちは仲間や家族を守るために戦います。物語は友情、喪失、復讐といったテーマを含み、キャラクターたちの成長が描かれています。
記事の要約
この記事は、映画『トワイライト・ウォリアーズ』の8回目鑑賞に関する感想です。著者は映画の細部に渡る発見を楽しみ、各キャラクターや衣装の意味を深く考察しています。特に、兄弟たちの髪色や衣装の色味についての考察、主要キャラクターの心理描写や成長に着目しています。また、映画の演出や技法に対する興味も強く、映画製作に関する学びを深めたいという意欲が表れています。
最終的に、著者は映画に対する愛情が増し続けていることを伝え、公式コンテンツへの感謝を述べています。また、関連する雑誌やDVDのリリース情報も紹介されています。この作品への深い情熱が、著者の感想を通じて伝わってきます。

発見尽きない!!!ますます圧倒的に好きになる!!!
ド沼映画8回目鑑賞の記録です。
概要
トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
↓これまでの感想
↓以下、8回目感想
兄貴たちの髪色について
今回導入部分見ててふと思ったこと3兄貴で虎兄貴は黒髪だよなーとは前から思ってたけど3人全員ロマンスグレーっていうのも芸がないからかなーとか思っていたけどあれかな、大切なものを失って髪から色が抜けてしまったのかなグレーというよりほぼ白に近い秋兄貴は妻子を、龍兄貴は親友を失って…そう思うと虎兄貴はほか兄貴に比べてあんまりアクションの出番ないなあと思っていたけど、そうじゃなくてもしかして秋兄貴に合わせていたところもあったのかも十二はそれを肌で感じ取ってたからあんな行動を取れたのかもしれないたぶん虎兄貴が秋兄貴とおなじテンションでたとえば妻子を失っていたら十二はおなじ行動を取らなかったんじゃないかなと
でもきっと秋兄貴とおなじ経験を虎兄貴がしていたとしてもおそらく虎兄貴だったら「水に流せ」と言われたところで踏みとどまれたんじゃないかなぁとか
衣装について
感想を周回していた時にどなたかが書いていた、それぞれの組で色味が違うという
ホントだ!!!!!!!
しかもかなりわかりやすく!!!!!という驚き九龍メンバー:寒色、青み、紺ベース、緑、差し色にピンクと黄色(龍っぽい…)虎兄貴メンバー:暖色、茶色ベース、クリーム色(虎っぽい…)秋兄貴メンバー:彩度を極限まで落とした黒、白、グレー(お上品で秋兄貴っぽい…)フルーツマーケットメンバー:原色たくさん使いたい、ただし明度低めで統一
(色とりどりの果物だと思えばなんかかわいいね)
龍兄貴は秋兄貴のところに行く時はいつもより黒っぽくておしゃれかなと思ったけどやっぱり喪に服すということもあるし、仲間ですよということもあるのかもしれない
そーいえば十二の初登場シーンの格好も暖色ベースではあるんだけど緑を着てる
だから仲間っぽいってコト!?
あとは衣装で言うと最初の洛軍の黄色ジャージはどんどん汚れていってて、部屋を開け渡されたときは本当にうす汚れていて、きっとカットを前後して撮ったりすることも多くあるんだろうと思うと、各乱闘を終えたあとはこのくらい汚れるだろうといちいち想定されていたり、シーンごとに同じズボンで汚れの度合いが違うものを用意してたりするのか…?とかいろいろ考えた
あと前回見ていたはずの王九のサングラス、最終決戦のときは変わってることにハッと気づいたセミオートに、間に一本レンズの間に虹みたいにアーチ状にラインが入っててかわいいやつ俺だ俺だ俺だ〜!で無敵モードで虹のかかったメガネを選んだりしてるのかな???とか
あとは最後のシーン、左目のレンズにひびが入ってたことも今回はじめて気づいた
エエ〜っなんか本当に映画って凄〜!!!
というすなおな原点の驚きをこの映画からもらいまくってて、なんというかけがえのないプレゼント…
あんまり劇伴とか衣装とか小道具とかまで意識をやることがなかったけれど、どういうふうに映画が成り立っているのか、映画の技法、などなどすべてを知りたすぎて映画の勉強をしっかり始めたいとか思っています
燕份の役割について
燕份姐さんって本当にかっこいい女だよなーーーと今回しみじみ観ていた腕っぷしが強いわけではない、本来なら力がない存在という象徴としての女性という立場で・初対面の洛軍には笑顔さえ見せない・一緒に仕事をしている女の子の親が亡くなったとわかるやいなや、間髪いれずに「よく聞いて、これからはずっとそばにいる」
と断言する
・王九たちが踏み入ってきたときに、正面切ってすごい剣幕で出ていけと言える
・王九(あの王九!?)にフライパンふりかざして足止めしようとする
↑これが漢でなくてなんだろうか???燕份の見せる勇気は、きっと黒社会以外の人々も九龍城砦の人々は勇気があり、仲間を守るといく象徴なんだろうなと思った
私もあんな風に強い漢でありたいよ〜!!!!!
陳占の刺青について
これも感想めぐりをしていて見つけた概念、
陳占の右手の甲には蠍の刺青がある
(↑に昨日があるならこの文字をレインボーに光らせたい)
というものを知って、え〜原作でそういう設定なんかな??とか思ってて、前々回くらいから一生懸命見てたけど見つけられなくて、まあ原作設定か…とか思ってたら
イヤ!!!もしかしてチラ見えした!?!?
という瞬間があり大興奮龍兄貴に布を渡すシーンの反対側の手の甲蠍かはわからなかったけどなにか見えたイヤもうダメ、あまりにも良すぎる………
次回もうちょっとちゃんと見えるようにがんばりたい
ちなみに今朝は楽しみすぎてプリシラ・チャンのダンシング・クイーンを聴き、アーロン・クォックの若い頃のライブ映像を見てた
いやアーロン・クォック、バカッコよすぎ😭
あーいうパフォーマンスを昔からしてきた人だから今作みたいな名優がうじゃうじゃ出てくる作品の中の短いシーンでこれだけ爪痕を残せるんだなあと思った
なんかルイス・クーにせよアーロン・クォックにせよテレンス・ラウにせよレイモンド・ラムにせよジャーマン・チョンにせよ、バックグラウンドを知れば知るほどますますどんどん狂おしくすきになっていくこれはきっとまだ掘りきれていないトニー・ウーとかフィリップ・ンとかリッチー・レンとかケニー・ウォンとか谷垣さんとかソイ・チェン監督についてもそうなんだろうなと確信しているハーーーーもう最高の映画だ
どうしたら良いんだ…いや答えは明確ですね、もっと好きになりますね
龍兄貴亡き後の信一について
水上生活をしているときの信一はいつもの洒落っ気も覇気もなくどことなくぼーっとしていて、
でもそれは親同然に慕っていた龍兄貴が亡くなって3ヶ月なら当然だよなと思う
信一って本当に凄いんだ、龍兄貴の命燃え尽きかけているときに「ボスならうろたえるな」と言われたら、そんなん言われたって泣いて喚いてうろたえたいに決まってるのに兄貴からの落ち着いたたったひとことでしっかり呼吸をととのえてるの
あんたがボスや😭😭😭
そして、最終決戦のときに信一の左手指にはテープが巻かれていてそうか信一はあれだけ器用に振り回していた自分の利き腕である右手の指を失くしたんだよなと思う喪失というのは親しい人に限らず自分の一部についても同じことが言えるということをつい最近学んだばかりで信一にとってはきっと自分の指よりもずっとずっと龍兄貴を失ったことが苦しいだろうと思うけど
大切なものを同時に2つ(あるいは九龍城砦を入れるならば3つ)も失った信一を思うと胸が痛む
でもきっと信一は諦めず、いずれやって来るであろう復讐の日のために、龍兄貴に言われたように立派なボスであるために、左手でナイフを器用に扱う練習をしていたのかなと思うと信一の強さに脱帽…それで最後のシーン、左手で存分に戦い、龍兄貴のとどめも左手で刺すことができて
ほんとーーーーーに見た目だけでなく心意気まで最高に男前…
削除シーンの王九について
なんかもう最近どんどん王九が好きで好きで…そりゃ悪役なんだけど、嫌いになれないむしろ少しの環境の違いで四少のだれかと立場が入れ替わっていたかもしれないことを思うとどうしようもないんだ…そんな王九の、今回久しぶりに削除シーンありの上映で観たけどやっぱり見間違えでなく、鏡にうつる表情や、大ボスに「休んでくれ」と言う前の表情はサングラス越しでもとても悲しそう、というか苦しそうで…だれか、できれば大ボス、王九にちゃんとした愛を…愛をあげてください…と思った王九はぜんぜんあんな感じになるはずの人じゃなかったと思うんだ〜〜〜
助けてくれ〜!!!!!
いちばん最後の龍頭棍(あっ「黒社会」で見たやつだ!と毎回なる)折るシーン、突然リュック出てきたわなんでだろとずっと思ってたけど、ワ、どんな服装のときも大ボスが肌身離さず身につけていたウエストポーチじゃないですか…!!となった上の世代が一掃されたら龍頭棍なんてくだらねえって思って大正解だと思う
時代はモニカです
その他発見・メモなど
・最初のダンシング・クイーンのシーン、シャボン玉が飛んでるんですね
ダンスもシャボン玉も華美な服装も生きていくのに絶対的必要な日用品ではなく贅沢品で、それも洛軍のおかれた状況と対比になっていますね…
・今さらすぎるけど人んちに入りこんだり気まずくなったら人んちで勝手にお茶淹れてすすめてくる龍兄貴ってかなり変な人(好き)
・借用書の日付が日本でのDVD発売日になってるという噂を聞いたけど日付確認できず!!!次確認する
(龍兄貴の本名ばっかガン見してた)
・麻雀してた部屋、カラオケのくだりの部屋の壁にアーティストのグループっぽいポストカードとかポスターがたくさん貼られてる次はちゃんと見極めるてかあれって信一の部屋ってコト!?というか龍兄貴はどんな部屋で暮らしてるの
見たいです
・秋兄貴待ち伏せモーニングの時も王九は黒傘持ってる秋兄貴の席まで来る時もちゃんと傘持って来て背もたれにかけてる
可愛い
・龍兄貴、秋兄貴暴走のあと胸元が秋兄貴の攻撃のせいで切れてるんだね、初めて理解できました龍兄貴のインナーは白だということが判明!白の半袖かタンクトップかということに思案を巡らせましたがどっちだろ半袖っぽいけどタンクトップだとうれしいな
ルイス・クーはぴちぴちタンクトップが似合うけど龍兄貴はどうかな、すこし張りのなくなった薄い体躯にタンクトップ、というのもアリですね
・王九がたまに出す、スネ夫みたいないじわるそうな自慢げな声が好き
・ラストの夕焼けシーン、洛軍が信一にタバコくれってやってるのに洛軍の口にわざわざ直接持っていくの本当になんで?????
・エンドロール、 one coolのクレジット2つ確認できたけど英語力なさすぎて何担当だかまだわかってない
つらい
・ていうか日本未公開の今作キャストが出てる映画を香港版で買って英語字幕で観るという勉強法を今朝思いついたんですけど、これってもしかしてかなり上達できるやつっぽいし妙案じゃないですか??めちゃくちゃ観たいし意味もわかりたいから必死に勉強する気がする
そしてあわよくば広東語も覚えられたらめちゃくちゃラッキーじゃん
・龍兄貴のキャライメージ香水を、香港に行ったら買いたい!!!!!!!!(願望)
まとめ
何回観てもどんどん好きになるし発見ばっかりだしまだまだ発見できてないところがたくさんあるのもわかってるから本当に楽しい
公式さんに感謝
★関連コンテンツまとめ等
anan 4月号
実は前回トワウォの裏表紙目的で人生初ananを買いましたが、インタビュー1ページ分だけでも御の字でした
そもそも家でルイス・クーの顔が拝めるというのが最高
アジポップ175号
今回劇場でアジポップ175号が売っていたので思わず購入したこちらも1ページしか載ってなさそうだけど良いんです楽しみに読みたい
(同じ見開きに私の殿堂入り大好きトニーレオンがいてひとりでニヤつく)
柔道龍虎房4K
ちなみにルイス・クーとアーロン・クォックがダブル主演の『柔道龍虎房』4K Blu-rayが6月4日発売ということなのでついもうすでに予約購入しました
こちらも楽しみだ〜〜!!!!!!
導火線
私の愛するシネマート新宿で、大好きなイップマンのウィルソン・イップ&ドニー・イェンと、言わずもがな現在最推し中のルイス・クーが主演の作品が国内最終上映ということ!
上映期間は5/30-6/12とのことで、めちゃくちゃはちゃめちゃに行きたいけど行けるかなあ…
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