はじめに
私は４月から５月にかけて様々なテクニカルスキルの研修を行ってきました。
その中でも特に興味を持った技術について今回はお話させていただけたらなと思います。
私が特に興味を持った技術は 「AWS」 についてです。
興味を持った理由は２点あります。
まず１つ目に、インフラ系でありながら比較的新しい技術であるという点です。
私は、文系学部出身のITについてほどんど触れてこなかった人間です。
そのため、まずはインフラエンジニアからスタートし、技術を身に着けながら成長したいと考えています。
また、覚えるならば新しい技術を学びたいと考えており、
今後、より活躍の機会が増えるような技術をやりたいと考え
比較した結果、AWSを選択するに至りました。
２つ目は、手軽にスケールアップやサーバー立てなどが行えるという点です。
テクニカルスキル研修ではオンプレミスのサーバーも触りました。
そこと比較をして、AWSの手軽さと素晴らしさを理解しました。
この手軽さに加えて、様々なサービスをAWSは利用可能であるというのも、非常に魅力的な点と言えます。
以上２点が今回紹介するに至った経緯です。
では、紹介するにあたって何を話すかという問題があります。
私自身まだAWSを学んで少ししか時が経っていません。
ですので、今回は私が学習して興味深いと思った機能やサービスをいくつかあげます。
経験者の方は「使いやすいよね～」といった風に温かく見てもらえれば幸いです。
未経験の方も、「こんな機能やサービスがあるんだ」と思っていただければと思います。
①冗長性の高さ
AWSでは冗長性の高いサービスを提供しています。
様々な機能でこの冗長性を広げているのです。
その理由としてまず、「AZ（アベイラビリティゾーン）」 があるという点です。AZとはリージョンと呼ばれる、利用者が使用するサーバーのデータセンター内でそれぞれ切り離されており、冗長的な電力源、ネットワーク、そして接続機能を備えている１つ以上のデータセンターのことを言います。
また、そのAZも複数のデータセンターで構成されており、冗長性があります。
リージョンを分けることで、１つのリージョンがダメになってもカバーができたり、AZがあることで、災害やトラブルが起こったとしても、データは別AZ内にも保存されており無事、といったことが可能になるのです。
②「AWS Lambda」
AWS Lambdaは自分たちでサーバーを用意することなく、何かイベントが発生した際には、用意していたアプリケーションのコードをクラウド上で実行することができるサービスです。
これには、サーバーやオペレーティングシステムのメンテナンス、自動スケーリング、さらにログ記録などを行う事ができます。
他にも、Cloud Watchと併用することで何か異常が発生したり、リソースをオーバーしてしまう状態になった場合、連絡を飛ばすことができます。
また、このサービスでは様々な言語を実施可能です。
JavaやPowerShell、C＃などのコードが対象です。
このサービスはサーバー管理をしなくても良くなる点や、自動的にクラウドサービスを調整してくれたりと、便利な機能が詰まったサービスです。
すぐにでもプログラム開発をしたい人におすすめなサービスだといえます。
③「Amazon S3」
このサービスはファイルデータを保存するサービスです。
バゲットと呼ばれる単位でまとめられたストレージ内に、画僧や動画ファイルなどの様々なファイルを保存することができ、このファイルには５TBまで入れることができます。
そして、このファイル数の総量に上限がないことが最大の魅力と考えます。
また、ファイルを守るための機能が複数あるというのも魅力です。
「S3 標準」と呼ばれる99.999999999％(イレブンナイン)の耐久性と99.9％の可用性が保証されていたり、サーバー側で暗号化を行っていることにより、悪意ある第三者からデータを保護できる機能があります。
このようにとても便利且つ、安心できるサービスなのです。
＜最後に＞
今回はAWS学習を始めた私が驚いた、便利だと思ったサービスや機能について紹介をさせていただきました。
これらのサービスはAWSを学んでいく上で基本的で有名なものです。
有名になる理由がなんとなくわかるのではないでしょうか。
他にもAWSには様々な機能があります。様々な要件に対して柔軟に素早く対応できるのも魅力の一つです。
これからも学習を続け、業務で使う機会がありましたら、また実践経験談として記事をまとめていきたいなと思います。
本記事を読んでいただいてありがとうございました。
参考文献・参考サイト
高い可用性と耐久性のオブジェクトストレージ。Amazon S3 をグラレコで解説
2025年5月9日 閲覧
「仕組みを知って仕事に活かす！AWSの技術と仕組み」
宮本圭一郎著 秀和システム
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