新作映画『スター・ウォーズ:スターファイター』が、2027年5月28日に公開されることが発表された。主演は『バービー』でケン役を演じたライアン・ゴズリング氏。彼はシリーズ初登場のキャラクターを演じる。
キャラクターの詳細や物語の全貌はまだ明かされていないが、監督を務めるショーン・レヴィ氏が、日本で開催された「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」で情報を明かした。
「この映画は、まったく新しい冒険であり、新たなキャラクターたちが登場する。舞台は『エピソード9』の『エクセゴルの戦い』の後の時代だ」(レヴィ監督)
ここで言う『エピソード9』とは、2019年に公開された『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のこと。エクセゴルは、ファースト・オーダーとレジスタンスの最終決戦が繰り広げられた惑星だ。ディズニーが2012年にルーカスフィルムを買収して以降、シリーズの新作が続々登場していることを踏まえれば、新たな映画が企画されるのは自然な流れだろう。
続3部作(EP7〜EP9)からの転換に期待するファン
新作に胸を躍らせているファンの1人が、ポッドキャスト番組「Rebel Force Radio: Star Wars Podcast」のホスト兼プロデューサーであるジミー“マック”マキナーニー氏だ。
「私のような熱狂的ファンは、スター・ウォーズと聞けば何でも観に行くが、やはりレヴィ監督とゴズリング氏には、多くの観客を惹きつけるエネルギーを詰め込んでほしい」と彼はCNETに語った。「物語がきちんと起承転結を備えた単独作品になることにも、大いに期待している」
物語の時代設定は、『EP9 スカイウォーカーの夜明け』から約5年後。これまでの主要なストーリーラインとは交わらず、前日譚でも続編でもない、完全に新しい冒険が描かれるという。
マキナーニー氏は、こうした“独立した物語”であることを特に歓迎している。「スター・ウォーズは、ときに膨大な設定に縛られすぎることがある。だからこそ、今回は独立した冒険と聞いて安心した」と話す。「賛否が分かれた続三部作のあとに、この作品がシリーズを新たな段階へと押し上げてくれると信じている」
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。