2025年7月17日、Gunzilla Gamesは『Off The Grid』のPC(Steam)版を配信開始しました。このタイトルは2024年11月からPC(Epic Gamesストア)、Xbox Series X|S、PS5向けに早期アクセスが行われていました。Steamレビューでの評価は「賛否両論」となっており、日本のユーザーからはローカライズの品質や不適切な台詞に関する批判が寄せられています。
本作は近未来を舞台にした三人称視点のバトルロイヤルシューターで、参加する兵士は自身の四肢を切断し、特異な能力を持つサイバーリムを装着します。ゲームの世界観は映画「第9地区」の監督であるニール・ブロムカンプ氏が関与しており、彼の作品「エリジウム」からも影響を受けています。また、独自のエコシステム「GUNZ」を使用し、NFTを通じてゲーム内アイテムを購入するWeb3ゲームの要素も含まれています。
リリース直後のSteamでは同時接続プレイヤー数が9000人を超え、年内には60時間分のボリュームを持つストーリーモードも実装される予定です。しかし、現時点でのユーザーレビューは約300件中66%が好評という結果で、主にPC環境の最適化やBotプレイヤーの多さ、月額課金のサブスクリプション限定コンテンツが問題視されています。
さらに、日本語ユーザーからはローカライズの質に対する否定的な意見が多く、ゲーム内では機械音声が使用され、翻訳には不自然な片言の表現が見受けられます。特に、キャラクターの発言には過激な内容や不適切な表現が含まれ、これがプレイヤーからの反発を招いています。
ブロムカンプ氏のインタビューによれば、本作は現実の問題への風刺を含んでいるとのことですが、その過激なセリフの多さは批判を生んでいます。ローカライズにはAI技術が使用されていますが、その結果、表現の精査が不足しているとの指摘もあります。
『Off The Grid』は、Steamを通じて配信中であり、今後ユーザーの反応に基づいて改善が期待されています。多様な視点を考慮しながら、ゲームやそのローカライズの進展に注目が集まっています。
🧠 編集部より:
Gunzilla Gamesが7月17日にリリースした『Off The Grid』は、近未来を舞台にした三人称視点のバトルロイヤルシューター。プレイヤーは自らの手足を切断し、能力を持つサイバーリムを装着して、テレビ中継される戦場で戦います。2024年11月にはPC(Epic Gamesストア)、Xbox Series X|S、PS5向けに早期アクセスが始まります。
ローカライズの問題
Steam版のリリース時、レビューは「賛否両論」となり、特に日本語話者からはローカライズ品質や不適切な台詞に対して厳しい批判が寄せられています。今年2月に実施された日本語ローカライズですが、機械音声による表現や誤った漢字の読み方が散見され、ユーザーは不満を抱いています。
過激な台詞の内容
マッチ内では、毒舌のキャラクター「コブラ曹長」が頻繁に過激なセリフを吐き出すことが特徴です。「福島原発よりも酷い」といった表現は、特に不適切と見なされており、批判の対象になっています。
開発背景
本作の開発には映画「第9地区」の監督、ニール・ブロムカンプが関わっており、その映像表現やテーマには彼のスタイルが色濃く反映されています。ブロムカンプが暴力的な内容を意識して制作したことも、発言の過激さに影響を与えていると考えられます。
今後の展望
『Off The Grid』は現在、Steamや他のプラットフォームでプレイ可能ですが、ローカライズの改善などが行われるか注目されています。特に、ローカライズ品質向上が期待されています。今後のアップデートには60時間以上のストーリーモードも予定されており、さらなるプレイヤーの反応が重要です。
参考リンク
- Off The Grid – Steam
- Off The Grid – Epic Gamesストア
- Off The Grid – Xbox
- Off The Grid – PS5
- Neil Blomkamp on Off The Grid
興味がある方はぜひチェックしてみてください!
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キーワード: ローカライズ
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