日曜日, 5月 4, 2025
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新人潰しの「トンパ」問題とQiita質問界隈で感じたこと #初心者 – Qiita



新人潰しの「トンパ」問題とQiita質問界隈で感じたこと #初心者 - Qiita

はじめに

こんにちは、ドルボックス(@doruboxshiki)です!

普段はWebシステム開発者 × ゲームクリエイターとして活動中で、業務ではBtoB向けの内製開発、個人ではTRPG制作やツール開発をしています。Qiitaでは創造性と課題解決に寄り添う技術発信を大切にしていて、最近は実績づくりも兼ねてQiitaの質問に20件近く回答してきました。

……そこで感じたんです。

「なんか、これ、健全じゃないかもしれない」

今回の記事は、Qiitaの質問欄に潜む“トンパ”の存在と、それに対する違和感についてのポエムです。

トンパって誰?

HUNTER×HUNTERでおなじみの、“新人潰し”を生きがいにしてるあの人。そう、トンパ

Qiitaにも、あれとそっくりな人が存在するんです。

  • 新人の質問に対して「これくらい自分で調べてから来い」
  • 具体的な手がかりを一切提示せず「甘えるな」
  • 回答っぽいけど、内容ゼロの精神論

新人が一歩踏み出すのを妨げるような“回答”。

彼らは「技術的に正しい」ことを盾に、質問者の意欲を折ることに快感を覚えているかのようです。

それ、答えてないですよね?

どんなに正しいことを言っていても、相手に伝わらなければ意味がありません。
「それくらい分かるだろ」は、伝え手の甘えです。

もしそれが顧客からの問い合わせだったら、同じような対応をしますか?
「公式見てください」「情報が足りません」とだけ返して終わりますか?

顧客とのやり取りで求められるのは、相手の理解度を想像し、必要な補助線を引いてあげる力。質問してくる新人も、それとまったく同じです。

「前提知識がない相手にどう寄り添えるか」——その感覚は、新人にも顧客にも共通して求められる姿勢です。

質問者は「どうすれば良いか」を聞いているのに、返ってくるのは:

  • 「その設計は間違ってる」→ どこがどう?は不明
  • 「フレームワークの理解が甘い」→ ソースもリンクもなし
  • 「エンジニアならまず公式を読め」→ そのリンクすら貼らない

それ、“指導”じゃなくて“断罪”です。

初心者が最初に見る景色がこれでいいの?

Qiitaは技術共有の場。質問欄も、「成長のきっかけ」として活用されるべき場所です。

でも、今の質問欄は時々、尋問の場になってしまっている。
「ちゃんと調べたのか」「コードを貼れ」「再現環境は?」と、正論で殴ることで、“正義の顔をしたトンパ”が新人をふるいにかけているように見えることがあります。

トンパに共通する特徴

言い方キツすぎ問題

内容は合ってるのに、語尾が刺さる。「調べましょうね😊」とか言いながら、文章がトゲだらけ。口調ひとつで、同じ情報でも“暴力”になることがあります。

クローズせかしすぎ問題

「自己解決したならクローズしてください」→ いや、初めての人は“どこで”“どうやって”クローズするか知らんのよ。説明の一言がないと、それもただの圧になります。

なんのためのコメント問題

「これは違うと思います」だけで終わるコメント。結局何がどう違うのか、何を見てそう判断したのか、何も示されない。それって“正しさ”じゃなくて“否定”だけなんですよね。

  • 回答よりもマウントを優先する
  • 自分が教わった苦労をそのまま押しつける
  • 教える側の責任を一切取らない(「調べろ」で終わらせる)
  • 「その程度で質問するな」と言いつつ、質問は盛り上がってほしいと思っている

“答えないためのテクニック”だけは熟練している。

じゃあどうすれば?

別に「初心者に全部教えろ」とは言いません。
でもせめて、こう言える文化にしたい:

  • 「ここまでは調べた?」
  • 「このURLが参考になるかも」
  • 「この用語で調べると見つかりやすいよ」

たった1行、それだけで質問者の学び方も変わります。

私が見たいQiita質問界隈

  • 初心者の質問がちゃんと拾われる場所
  • 「こうやって学んでいけばいいんだ」が自然と伝わる回答欄
  • マウントじゃなくて、リソースとヒントが並ぶ空気

Qiitaが“新人キラー試験会場”じゃなくて、“学びの温泉”であってほしい。

新人のあなたへ

質問してくれてありがとう!ってまず言いたいです。

最初は誰だって手探りで、「これ聞いてもいいのかな」って不安だと思います。
でも、聞くことを通してしか、分からないことってたくさんあるんです。

だから、質問するときは:

  • 何に詰まってるか、少しでも書いてみる
  • 試したこと、調べたことを一言添える
  • 回答がついたら、お礼やリアクションを返す

それだけで、質問の空気も、回答の質も、グッと変わります。

最後に

エンジニアって、言語も環境もバージョンも日々変わる世界で、毎日が“初心者モード”。むしろ、人生ハードモードDLC付き。
だからこそ、「わからない」って言える空気、大事にしたい。だってみんな最初は Hello World から始めたじゃん。
潰すより育てよう。トンパになるくらいなら、せめてヒソカくらいの助言はしたい。批判する前にヒントを添える、それがエンジニアリングだと思うんです。

この記事に共感するところがあれば、コメントやリアクションをもらえると嬉しいです。


Qiita質問界隈、私たちの手で変えていけると信じています。
もしあなたが「これは変だ」と思ったら、今度はあなたが“答える側”になって、優しさを循環させてください。
背中を押せる人が、1人でも増えますように。



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