NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯4社は5月15日、不法無線局(いわゆる偽基地局)に起因すると疑われる「フィッシング詐欺」などのSMSについて注意喚起している。
昨今、東京や大阪、京都をはじめとする都市部で「偽基地局」が大きな話題となっている。「IMSIキャッチャー」という機器で正規の基地局になりすまし、一般ユーザーのスマホと接続。情報を盗んだり、実在するサイトを装って利用者を不審なリンクに誘導するフィッシング詐欺のSMSを送ったりするというものだ。
携帯4社は、不審なSMSを受信した場合は、本文に記載されているURLにアクセスしたり、IDやパスワード、個人情報などを入力したりしないよう呼びかけている。また、怪しいサイトにアクセスした場合は、速やかにサイトを閉じ、念のため閲覧履歴やCookie情報も削除するようにとコメントしている。
この偽基地局をめぐっては、総務省も5月2日付けで注意喚起していた。
各社は「総務省の不法無線局対策の取り組みに対して、必要な情報の収集や提供などを通して協力していく」ともコメントした。
🧠 編集部の感想:
偽基地局によるフィッシング詐欺の増加が懸念されていますね。携帯4社が一斉に注意を呼びかけるのは重要で、ユーザーの安全意識を高める助けになります。また、こうした犯罪に対する取り組みを強化することで、皆が安心して通信環境を利用できるようになることが期待されます。
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