デベロッパーのcolyは4月15日、ミステリーノベルパズルゲーム『金田一耕助シリーズ 本陣殺人事件』を4月24日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switchで、価格は1500円。5月7日までは15%オフの1275円で購入可能となる(共に税込)。

本作は、横溝正史氏の推理小説「金田一耕助」シリーズの第1作目「本陣殺人事件」を題材にした作品だ。また、インディー開発者SOMI氏が手がけた人気推理アドベンチャーゲーム『未解決事件は終わらせないといけないから』から着想を得ており、同氏公認のもと開発されている。

『金田一耕助シリーズ 本陣殺人事件』では、名探偵・金田一耕助の最初の事件が描かれる。1937年11月26日午前4時頃、岡山県の旧本陣の末裔・一柳家の屋敷の離家で、結婚式を終えたばかりの新郎新婦・一柳賢蔵と久保克子が、布団の上で血まみれになって死んでいた。事件当夜、離家内には死んだ夫婦以外に誰もおらず、降り積もっていた雪の上にも犯人の逃げた跡のない“密室の殺人”であった。そして事件の知らせを受けて駆けつけた金田一耕助が、事件の真相に迫っていく。

本作にてプレイヤーは、昭和の情緒、怖さ、薄気味悪さが描かれた世界観のなか、岡山の探偵小説家と共に、事件関係者や村人たちから証言を集めていく。証言や手がかりをパズルのように繋げて、真実を明らかにするのだ。その結末においては、驚くべき真相を知ることになるという。また最終的には、この事件を舞台とした探偵小説を完成させることになるとのこと。

本作は、小説「本陣殺人事件」を題材にし、株式会社KADOKAWAの協力および監修を得て開発。また先述したように、SOMI氏が手がけた推理アドベンチャーゲーム『未解決事件は終わらせないといけないから』が、開発の着想の源になったという。同作は、記憶のパズルのピースを探して組み替え、未解決事件の謎を解く推理ゲーム。PC(Steam)版のユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約6500件のうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど、非常に高い評価を得ている作品だ。

開発元colyは、SOMI氏に対し本作のゲーム内容を説明し、正式に承諾を得て開発を進めているとのこと。今回の発表に際し、SOMI氏は以下のようにコメントしている。

『未解決事件は終わらせないといけないから』のゲームデザインが、別の作品のモチーフになり得るということに大きな喜びを感じています。colyの新作ゲームに、心より期待と応援の気持ちをお送りいたします。

『金田一耕助シリーズ 本陣殺人事件』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに4月24日配信予定だ。なお、本作は発売から2週間(2025年5月7日まで)のあいだ、プレイ画面・プレイ動画の投稿や共有に一定の制限が設けられている。詳細は公式ガイドラインページを確認してほしい。

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