成長を最速で引き上げるのは、「教える人」ではなく「推す人」だ | ライフハッカー・ジャパン

世の中には「メンターを見つけること」に関するアドバイスがたくさん存在します(ライフハッカーの記事にもたくさん存在します)。

自分を導いてくれる人がいることはキャリアにとって大きなメリットだからです。

しかし、その考え方を調べれば調べるほど、メンターの世界が複雑であることがわかります。

たとえば、メンターではなく「スポンサー」という言葉を耳にすることがあるかもしれませんが、何が違うのでしょうか。

何であれ、権威あるロールモデルがいるに越したことはありません。どういう名前で呼ぼうと、そのような誰かがいるということのほうが大切です。

しかし、スポンサーが何をする人なのか知っておく価値はあるでしょう。

キャリアの「スポンサー」とは?

スタンフォード大学にあるエネルギー省のSLAC国立加速器研究所によるとスポンサーとは、助言ではなく「支持してくれる人」のことです。

スポンサーと関係を築くと、その庇護の対象となり、自分の成長とその加速にスポンサーが本当の意味で関心を持ってくれます

スポンサーとは、助言を与えてそのアドバイスが活用されるのを見守るのではなく、その影響力を行使し、人脈をつないだり自ら昇進させたりして成功できるようにしてくれる人のことです。

スポンサーは、自分より地位が高く、成功への道を歩めるようにしてくれる力を持った人物であれば、誰でもあり得ます。たとえば、スーパーバイザーや、希望する異動先の部署の上司がスポンサーになることもあります。

スポンサー候補を見つけるには

SLACは、次の3つのカテゴリーからスポンサー候補を探すことを提案しています。

  1. 給与や昇進、仕事に関して自分に影響を与える決定を下す人物
  2. 自分の昇進によって恩恵を受ける可能性のあるシニアリーダー
  3. 自分にとってもっとも有益なネットワークやプラットフォームを持つシニアリーダー

それぞれが異なる人物の場合は、自分のニーズともっとも合致しそうな人を選びます。しかし、それでも自分の昇進によって何らかのメリットを得られる人でなければならないということを念頭に置きましょう。

最終的には、その人物にスポンサーになってもらえないか尋ねることになりますが、『The Muse』によると、その前に自分の能力を認めてもらう必要があります

その人の人望と自分とを結びつけてもらい、水面下で自分のことを請け負ってもらいたいと思うのであれば、支援してもらえるような確固たる何かを示さなければなりません。

ですから、職場でプロジェクトに取り組み同僚と関わっている間、その人物の意見やニーズを忘れないようにします。

同時に、自分が相手に求めているものも忘れないようにしましょう。

率直に依頼するのがコツ

スポンサーになってもらいたいとお願いする時や、特定の人脈の紹介や昇進といった自分が必要としているものを明確にする時は、率直に伝えます

定期的な面談をお願いし、近況を報告したり新たなニーズを伝えたりしましょう。

スポンサーになってもらうためのプロセスは、メンターになってもらうためのプロセスと似ています。

自分から率先してコーヒーに誘ったり、詳細なメールを送ったりして、自分が求めていることを大まかに説明し、相手に引き受けられるだけの余裕があるかどうかを確認したうえで、フォローアップ会議の予定を立て、相手の負担にならないようにしましょう。

助けてもらいやすくなるよう協力して、自分が本気であることを理解してもらい、サポートして間違いないとわかってもらえるようにするのです。

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訳:白井樹(OCiETe)

Source: SLAC, The Muse

──2023年7月25日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

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