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概要
川畠清貴は、「感情をコントロールできれば人生が良くなる」というテーマのもと、メンタルバランスを保つための具体的な方法を紹介しています。自身の弱いメンタルを自認しつつも、身体の使い方や言葉の質、フォーカスの向き方を工夫することで感情をコントロールする重要性を説いています。
要約ポイント
- メンタルの特徴: 川畠は自身の「豆腐メンタル」を認識しつつも、メンタルを保つ方法があることを述べる。
- 1. 身体の使い方: 身体の動き(例えば、笑顔やガッツポーズ)から脳を騙すことで、感情を変化させる。
- 2. 言葉の力: 自分への質問を前向きにして、脳がポジティブな答えを探すように促す。
- 3. フォーカスの変化: 出来事に対する焦点を変えることで、ネガティブな感情から解放される。
- 実践の重要性: SNSやマイナスな情報から影響を受けないために、感情のコントロールを意識的に行うことが大切。
- 自己啓発の方法: 説明した方法はアンソニー・ロビンズに由来するもので、感情のコントロールによる改善が期待できる。
ここまで僕の波乱万丈な経営を語ってきましたが、
こうやってその状況から乗り切ったという話をすると必ず
「さすがの精神力ですね!」
「根性ありますねぇ!」
なんてよく言われるんですけど、実はぼく自身はめちゃくちゃメンタルが
弱い「豆腐メンタル」です。(ぼくを知ってる人はわかると思うけど)
ただ、そんな豆腐メンタルでもメンタルバランスを保つ方法っていうのが
あるんです。
まぁ当時はそんなの知らなかったから精神崩壊しかけましたけど。
今でも落ち込むことは当然ありますけど、比較的立ち直りは早くなったと思うので、そんな方法?思考?をご紹介しようと思います。
①身体で脳をだます
まず1つ目が『身体の使い方』です。
落ち込むとか気分が乗らないっていうのは「感情」がそうなっているからですよね?
感情っていうものは脳がその出来事に対して「快」か「不快」かを判断して、その感情を人が認識します。
まず「脳が先」なんです。
そして、人間の脳というのは同時に2つの感情を出すことができない性質があります。
例えば「おもしろい」と「悲しい」
「つらい」と「楽しい」
こういう相反する感情を同時に出すことができない仕組みになっています。
ということは、何かしらで脳が「今は快なんだ」と勘違いさせれば自動的に
感情がマイナスからプラスに転じるわけです。
ちなみ、ちょっと想像してみてほしいのですが、
めちゃくちゃ暗~~い雰囲気の人ってどんなイメージが思い浮かびますか?
おそらく・顔はずっと下を向いていて・背中は丸まっていて
・足取りは重たそうに歩いてる
なんとなくこんなイメージじゃないでしょうか?
そう、感情が落ちると自然と身体もそれに見合う状態になるんです。
このように実は感情と身体の使い方ってすごく密接な関係にあるんです。
試しに思いっきり両腕を高く上げて満面の笑顔で「ツラいなぁ」って言ってみてください。ちょっと違和感ありません?
むしろ、思いっきりガッツポーズするように両腕を上げて笑顔を作ったら
なんか少しだけでも気分が晴れませんか?
このように気分が落ち込んだり、メンタルが落ちてるなぁと感じたときは・鏡の前で思いっきり笑顔を作ってみる・ガッツポーズしてみる
・背筋を伸ばして前を向いていつもより速足で歩いてみる
など、自分がこれをやれば気分が切り替わるという「動き」を取り入れるといいですよ(^^♪
余談ですが、美容師の世界では昔、「お客さまの前に出る前に鏡を見て笑顔を作ってから出なさい」なんて教えがありましたけど、あれも実は理にかなっていた行為なんですね。
②言葉で脳に指令を出す
よく「マイナスな言葉をプラスの言葉に言い換えましょう」なんて言いますが、あれもたしかに有効です。
ただ、メンタルが落ちているときに無理やりプラスの言葉に言い換えるのってちょっとしんどく感じるときもありますよね。
なので、ここでは『自分に対して投げかける質問の仕方』を変えることを
おすすめします。
たとえば、何かうまくいかない時に
「なんで上手くいかないんだろう?」ではなく、
「どうやったら上手くいくかなぁ?」
と、前向きな質問を投げかけます。
脳というのは自分が問いかけた質問に対して、答えを探そうとする機能が備わっているので、質問の質によって大きく変わってきます。
たとえば子どもが言うことを聞かないことに対して、「なんで言うこと聞かないんだよ!」って自問すると、子どもの悪いところを頭の中で探し始めてしまって他責思考で、相手の悪いところばかりに
神経がいっちゃうんですね。
「あの子の友だちの影響や!」
「こんなに色々してあげてるのに!」
ってな感じで。
これが「どうすれば言うこと聞いてくれるんやろ?」という「なんで」を
「どうすれば」に言い換えるだけでその方法を探そうとするんですね。
ChatGPTに質問するときに
「なんで集客できないの?」とは聞きませんよね?
聞くとしたら「どうすれば集客できる?」って聞くと思うんです。
こんな感じで自分の脳内のChatGPTに「どうすれば集客できるかな?」「どうすれば気分が上がるかな?」
「どうすればもっと売上が上がるかな?」
って質問をすれば、ちょっとずつでもボヤぁっとヒントが浮かんできますよ。
③フォーカスの向け方で意味合いを変える
最後は『フォーカス』です。
フォーカスとは出来事に対してどこに焦点を合わせるか?ということ。
たとえば、財布を落としたとします。
「もぉ最悪ぅ!」「マジでツイてないわぁ」
「不吉な予感する・・・」
なんて最悪な出来事が起こると、どんどん悪いほうに考えてしまいますよね。
まぁもちろん財布を落とすなんてショックなんですけど、
考えたところで「落としたという事実」は変えようがない。
だったらいっその事、その出来事をいい方にフォーカスを変えてしまいましょう。
「新しい財布が買えるやん♪」「新しい財布を買う口実ができたわ♪」
「これは仕方ないから新しいの買っても嫁も怒らんよね♪」
という具合に。
つまり何が言いたいかというと、自分でコントロールできない出来事にいつまでも感情を引っ張られるよりもさっさと自分でコントロールできるほうにフォーカスを変えてしまったほうが悪い感情にいつまでも引っ張られないし、次の一歩を踏み出しやすくなる
ということです。
フォーカスを変えて出来事の意味合いを自分にとって都合のいい方向に
都合良く持っていってしまうわけですね。
感情のコントロールは絶対必須
ご紹介した3つの視点①身体の使い方②言葉(質問の質)
③フォーカスの方向
ぼくが説明するとちょっと陳腐ですけど、実はこの感情をコントロールするための3つの方法は、
あの有名な自己啓発の神さまと言われるアンソニー・ロビンズが提唱している方法なんです。
ぼく自身ももともとメンタルが弱くて、すぐに凹むし、不安なことがあると
ほんとに夜も寝れなくなっていたぐらい。
学生時代にずっと野球をやっていたんですけど、大事な場面でバッターボックスに立ったら自分でもビビるぐらい足が震えたり・・・
大事なところで力を発揮し切れない典型的な豆腐メンタル。
ところが、この感情のコントロール方法を知ってから感情の浮き沈みが
かなり減りました。(まだ多少はありますけどね)
特にいまの時代ってスマホを見ればSNSでキラキラした人たちが出てきて、それを見るたびに「なんで自分は・・・」なんて凹んだり、
不景気だの何だのって落ち込むようなニュースばかり。
そういうものって意識してなくても無意識に頭に入ってきてしまう。
しかも、自分にとってマイナスな情報ってパワーが異常に強いから
どんどん心がむしばまれていくんですね。(経験談w)
こういう情報社会だからこそ感情のコントロールをできるようにしておかないと、自分で自分の首を絞めかねませんからね。
もちろん、今までの思考習慣っていうものがあるからすぐには難しいんですけど、ちょっと意識してやってみると出来事の見え方や自分の感情が少しずつ変わっていくので、ぜひお試しください(^^)/
今日も皆さまにとって最幸の一日でありますように。
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