写真や心に刻まれる旅の記憶。その思い出を、手軽にユニークな形で持ち帰ることができたら。
古都・京都の玄関口に位置するメルキュール京都ステーションにて始まった新たな施策『Snap Drink』は、そんな新しい旅の楽しみ方を提案する。
スマートフォンから生まれる、あなただけの「飲む」思い出帖
『Snap Drink』は、スマートフォンに保存された画像から、飲料缶のオリジナルラベルがその場で作成できるというサービス。
操作は驚くほど簡単で、館内のエレベーターホールに掲示されたQRコードから専用システムにアクセスし、写真フォルダからお気に入りの一枚を選んで送信するだけ。
生成されたQRコードをフロントで提示すれば、あっという間に世界で一つだけのラベルが印刷され、ドリンクボトルに貼付されるのだ。
また、作成されたラベルは二重シール構造になっており、ドリンクを飲み終えた後には、シールとして剥がして再利用も可能。日常的に目にする場所に貼れば、京都での美しい風景や楽しい瞬間をいつでも鮮明に思い起こすことができる。
選べるドリンクは、ウーロン茶とレモンスカッシュの2種類。旅の合間のリフレッシュに最適なラインナップだ。
© アコー
古都の雅と現代性が織りなす空間「メルキュール京都ステーション」
心躍る新サービスを提供する「メルキュール京都ステーション」は、ただ斬新なだけでなく、その土地ならではの深い魅力を大切にするホテル。
フランスを拠点とする世界有数のホスピタリティグループ「Accor (アコー)」が展開する「メルキュール」ブランドの一つとして、2020年9月16日に開業した。メルキュールブランドは、「ローカル インスパイアード ホテル(地域のインスピレーションを大切にするホテル)」をコンセプトに掲げ、訪れるゲストがその土地の文化やデザイン、食を通じて本物の体験を享受できる空間を提供することを目指す。
メルキュール京都ステーションのデザインコンセプトは、「平安京、貴族の遊び」。
ホテルが位置するこの土地が、かつて平安京の敷地内であったという歴史的背景からインスピレーションを得ている。
館内に一歩足を踏み入れると、平安時代の貴族たちが興じたとされる扇や琴、蹴鞠、そして百人一首といった雅なモチーフが、現代的なデザインと融合し、洗練された空間の随所に見て取れる。
それはまるで、時を超えて華やかな王朝文化に触れるような感覚。伝統とモダンが美しく調和した空間で、訪れる人々は心安らぐひとときを過ごせるだろう。
© アコー
「体験」を加速させる、新しい京都土産のカタチ
メルキュール京都ステーションで始まる「Snap Drink」は、京都の旅をよりパーソナルで記憶に残るものへと変えてくれる新しい試みだ。
自分でデザインした世界に一つだけのドリンクは、京都での貴重な体験をよりパーソナルで、忘れがたいものにしてくれるに違いない。
スマホの中のデジタルな思い出が、手に取れるアナログな形となり、日常の中でふとした瞬間に旅の感動を呼び起こしてくれる。京都を訪れた際には、このユニークなサービスを利用して、あなただけの特別な一本を作ってみては。
Top image: © アコー
🧠 編集部の感想:
この新サービス『Snap Drink』は、旅行の思い出を視覚的かつユニークな形で持ち帰ることができるアイデアが素晴らしいですね。オリジナルラベルを自分でデザインできることで、思い出がさらに特別なものになります。旅の中での小さな体験が、大きな感動に繋がるのを感じるでしょう。
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