金曜日, 5月 2, 2025

[広大な敷地のサムスン韓国本社、さまざまな福利厚生施設やSmartホームが体験できる一軒家などを取材] – ケータイ Watch


 グローバルで電子機器を数多く展開しているサムスン電子。日本ではGalaxyシリーズのAndroidスマートフォンや、SSDなどストレージ製品の印象が強いが、本国の韓国や諸外国では、テレビや冷蔵庫などの家電製品を含めさまざまな製品を開発し、世に送り出している。

 どのような環境で、イノベーションを生み、そして開発し製品化されていくのか。今回は、サムスン電子の本社がある「Samsung Digital City」(サムスンデジタルシティ、韓国 水原市)を見学。福利厚生施設などのほか、一軒家に見立てた「eX-Home」を取材した。

広大な敷地を持つサムスンデジタルシティ

 なお、本稿の写真は、すべて「Galaxy S25 Ultra」を使って撮影した。

敷地内にグラウンドや病院も

 敷地内には、多くのオフィスビルが建っており、それらの多くは地下で接続されている。その光景はまるで地下街のようになっており、食堂や福利厚生施設、売店などが建ち並ぶ。

従業員は、1日3食まで無料。食堂のほか持ち帰りできるチルド食品なども用意されており、自宅に持ち帰る人も多いとか

 たとえば、福利厚生施設としてジムやプールなどの運動施設を用意。従業員は、就業前後の時間や休み時間のほか、就業中でもレッスンなどを受けられる。

地下のロビーにはボルダリングできる施設も

 ほかにも、銀行の窓口や雑貨、日用品を購入できる小さな百貨店のような売店、世界各地の営業、製造拠点などへの発送にも便利な国際貨物輸送の窓口、個人のGalaxyスマートフォンの購入や修理ができるショップなどが用意されており、まさに1つの街ができあがっている雰囲気だ。

 また、従業員のサークル活動ができる場所も用意されている。その1つ「C-LAB」では、業務内容にかかわらず従業員が自由にイノベーションを創造し形作れるフィールド。定期的にイベントが開催されており、ここから実際に独立して起業した従業員もいるという。同社では、企業支援のほか、もしその事業が失敗しても条件を満たせば再び同社に復職できる制度も設けられている。

C-LAB

従業員サークルの部室も用意されている

 地上に出てみると、先述の地下街とは対照的にさまざまな植物が植えられた、開放的で自然を感じられる空間がデザインされている。

 屋外には、サッカーやバスケットボールができるグラウンドが設けられている。このほか、従業員が医療を受けられる「ヘルスケアセンター」も独立した建物で設置されており、従業員の健康診断から診療まで、従業員の健康をサポートしている。処方された薬は、同じ建物の薬局で受け取れる。

モバイルR&Dセンターにはジョシュア・チョ副社長

モバイルR&Dセンター

 モバイル事業の営業や開発を進めているモバイルR&Dセンターでは、同社のMX事業本部、ビジュアルソリューションチーム長 副社長のジョシュア・チョ氏が駆けつけた。

MX事業本部、ビジュアルソリューションチーム長 副社長のジョシュア・チョ氏

 Galaxyスマートフォンのカメラは「誰でも簡単に写真を撮影できて、かつ、プロのユーザーにも満足してもらえるカメラを目指している」とチョ氏は説明。カメラレンズの構成はどのようにして決められているのかを問うと、チョ氏は「先行研究を長期間実施してきており、センサーやレンズを研究してきている」とし、「発売する時期にあわせてベストな組み合わせを判断する」ことを基本として選定していると答えた。チョ氏は続けて「ユーザーに最大の価値を提供できるものを選択する。たとえば、Galaxy S25 Ultraの超広角レンズでは、より明るい写真を撮影できるよう、絞りを調整する工夫をした」とコメントした。



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