パブリッシャーのSerafini Productionsは5月11日、PIT GAMESが手がける幽霊調査ホラーゲーム『Ghost Frequency』のPC(Steam)版を5月26日に、Nintendo Switch版を5月29日に配信すると発表した。Steamストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、不気味な存在に取り憑かれているという廃墟を舞台に、ゴーストハンターとしてその場所の謎を解き明かすことを目指す一人称視点ゲームだ。

『Ghost Frequency』の主人公は、PIT(Paranormal Investigation Team・超常現象調査チーム)に所属する経験豊富なゴーストハンター・マークだ。彼は、2人のチームメイトが謎の失踪を遂げたことで、同僚のエミリーと共にとある廃墟の調査へと向かう。そこは不気味な存在に取り憑かれているとされ、邪悪な幽霊が出没する模様である。
本作にてプレイヤーはマークとなり、夜間の暗い廃墟にてゴーストハンティングをおこなう。エミリーは無線を通じてサポートしてくれるようだ。そしてゴーストハンティングをおこなううえでは、さまざまなツールを活用することになる。
電磁波を検出して超自然的な事象を追跡できるEMFゴーストディテクターや、人間の目には見えないものを可視化する赤外線サーマルカメラ、不気味な幽霊の声を捉えられるEVPデジタルレコーダーといったツールが用意。これらを使い調査し手がかりを集めることで、廃墟に潜む幽霊にたどり着くことができるのだろう。


公開されたゲームプレイトレイラー(以下に掲載)では、先述した各種ツールは、マークが所持するスマホにインストールされたアプリ「Ghost Finder」を通じて利用できることがうかがえる。調査においては、たとえばEMFゴーストディテクターで異常を検出した場所を、カメラで撮影するといった流れになるようだ。
実は、本作に登場するアプリ「Ghost Finder」は、iOS/Android向けに実際に配信されている。これは、幽霊調査番組を主に制作している登録者数約91万人のイタリアのYouTubeチャンネルPITが手がけたもので、本作は同チャンネルとのコラボゲームなのだ。ちなみに現実においては、アプリで検出されたものが必ずしも幽霊の存在を示すとは限らないとのこと。
『Ghost Frequency』は、PC(Steam)版が5月26日に、Nintendo Switch版は5月29日に配信予定。また、Steamでは体験版が現在配信中だ。なお、Nintendo Switch版の国内配信の有無については現時点では不明である。
🧠 編集部の感想:
『Ghost Frequency』の発表は、ハイテクとホラーの融合が楽しみですね。実在の幽霊検出アプリと連携することで、よりリアルな体験が期待できそうです。廃墟を舞台にした独特の物語も魅力的で、プレイしてみたくなります!
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