🧠 概要:
概要
この記事は、著者の元(げん)さんがサラリーマンから年収240万円から5000万円に転職と副業を駆使して成功を収めた経験を基に、「本当の安定」について論じています。元さんは普通の経歴ながらも独自のアプローチで人生を逆転させ、その知見をまとめた本『転職と副業のかけ算』の内容を紹介しながら、自分自身の気づきを共有しています。
要約
- 著者の経歴: 元さんは短大卒で、初めはホームセンターのレジ打ちからスタートし、転職と副業を経て年収5000万円を達成。
- 転職の戦略: 「軸ずらし転職」が重要。業界または職種の一方を変えることで年収を大幅に伸ばせる。
- 副業の価値: 現在の会社員経験が副業における「仕入れ」として活用されており、リアルな情報発信が成功の鍵。
- 「安定」の定義の変化: 従来の大企業に依存する安定から、自分で稼げる力を持つことが真の安定となっている。
皆さんこんにちは!副業ペンギン🐧です!
今回は、2023年8月9日に発売された話題の一冊『転職と副業のかけ算』を読んで、「今、安定した働き方とは何か?」について改めて考えさせられました。
著者の元(げん)さんは、新卒で年収240万円だったごく普通のサラリーマン。しかし、そこから副業と転職をかけ合わせ、今では年収5000万円を稼ぐまでになった人物です。
しかも高学歴でもなければ、エリート街道を歩んだわけでもありません。
彼の言葉には、私たち“普通のサラリーマン”が人生を逆転させるためのヒントが詰まっていました。この記事では、その見どころと私自身の気づきを2つのポイントに絞ってご紹介します。
「すごい人」のスタート地点が、まさかのホームセンターのレジ打ち
本書の最大の魅力は、元さんの経歴にあります。
元さんは短大卒。新卒で就職したのは、地元長野のホームセンターのレジ打ちでした。
これを聞いて、どう思いましたか?
正直、多くの人が「そこから年収5000万なんて無理でしょ」と思うはず。でも彼は、その“想像の壁”を壊してくれました。
その後、彼はベンチャー企業やリクルートを含む4回の転職を経て、現在は広告ベンチャーの営業部長。年収1000万円の本業に加えて、副業収入は4000万円。合計で年収5000万円の超実力派サラリーマンになっています。
しかも副業は、ブログやSNSなど「誰にでも始められる」ネットでの情報発信がメイン。
私もで副業を始めた身として、この事実にはとても勇気をもらいました。
ポイント①:「軸ずらし転職」で、年収は大きく伸ばせる
この本で語られる重要なキーワードが「転職と副業のかけ算」。
まず転職について元さんが伝えているのは、「軸ずらし転職を狙え」という戦略です。
軸ずらし転職とは、業界と職種のうち、どちらか片方だけを変えて転職する方法。
例えば、営業という職種は変えずに、IT業界から広告業界へ。これが元さんが実際に行った軸ずらし転職です。
年収は、「どの業界で、どんな職種をしているか」の組み合わせでほぼ決まります。だから、今の仕事が他社でも通用するレベルに育っていれば、あとは“儲かる業界”に軸をずらすだけで、収入が跳ね上がる可能性があるんです。
一方で「軸をずらさない転職(同じ業界×同じ職種)」は、年収がほとんど変わらず、環境が変わるだけで終わるケースも多い。
また「両方ずらす(未経験職種×未経験業界)」の転職は、実力を発揮できずに苦労する可能性も高い。
この話は、多くの転職希望者にとって非常に現実的かつ実践的なアドバイスです。
ポイント②:「サラリーマンの経験」こそが副業の最大の武器
次に副業について。元さんは、今や本業の4倍稼いでいるにも関わらず、「サラリーマンを辞める気はない」と語っています。
その理由がとてもユニークで深い。
元さんはこう言います。
「サラリーマンの仕事は、副業の“仕入れ”である。」
つまり、日々の会社員としての経験こそが、有益な情報発信の源泉になっているというわけです。
実際に、彼の副業はサラリーマン向けの情報ブログ。自分自身が現役サラリーマンであるからこそ、同じ悩みや苦労をリアルに言語化でき、それが“売れるコンテンツ”になっているのです。
これは、で「副業ノウハウ」や「仕事の悩み」に関する記事を書いている私自身にも強く刺さりました。
「今の仕事で悩んでいる…」
「こんな理不尽なことがあった…」
そんな経験を、ただの愚痴で終わらせるのではなく、「誰かの役に立つ情報」に変えていく。これこそが、サラリーマンの副業の真骨頂なのだと感じました。
「安定」の定義は、変わった。
この本を読んで、最後に強く感じたのは「安定」の定義そのものが変わってきているということ。
かつての安定とは、大企業に勤め、年功序列で昇進し、定年まで働き続けることでした。
でも今は違います。
・大企業の役員でも突然クビになる・AIやリストラで「安泰な仕事」なんて存在しない
・何が起きても自分の力で稼げる人こそ、最も安定している
Views: 3