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市川團十郎、歌舞伎新作4演目一挙上演へ!

ざっくり内容:

2025年「七月大歌舞伎」の特別公演のお知らせ

2025年7月、東京・歌舞伎座で行われる「七月大歌舞伎」において、新歌舞伎十八番から『大森彦七』、『船弁慶』、『高時』、『紅葉狩』の4演目が一挙に上演されます。この公演で注目されるのは、市川團十郎が出演する『船弁慶』と『紅葉狩』です。團十郎は取材で「新歌舞伎十八番を並べることには大きな意義があります」と述べ、自身の役割を強く意識していることを明かしています。

新歌舞伎十八番とは?

新歌舞伎十八番は、江戸から明治にかけて名優として名を馳せた九世市川團十郎が新たに制定した、歌舞伎の重要な演目集です。特に、4演目が同時に上演されることは非常に珍しく、期待が寄せられています。市川團十郎は『船弁慶』で静御前と知盛の霊を、また『紅葉狩』では鬼女を演じます。

演目の見所

  • 『船弁慶』: 前半の静御前の舞と後半の知盛の霊の表現が見どころです。團十郎は、能狂言からの影響を受けた舞台の美しさを強調し、恋愛と復讐のテーマも織り交ぜることを意識しています。

  • 『紅葉狩』: 高貴な姫から鬼女への変貌を描く舞踊劇で、ディテールの面白さが強調されます。團十郎は、日本の文化における勧善懲悪の精神を現代に伝えたいと語っています。

家族の出演と今後の展望

團十郎の子供たちも、公演に参加予定です。特に長男の市川新之助は、先月の公演で成長ぶりを見せ、團十郎はその情熱に期待を寄せています。また長女の市川ぼたんも初めての重要な役に挑戦し、さらなる飛躍が期待されています。

公演詳細

  • 公演日時: 2025年7月5日(土)から26日(土)
  • 会場: 東京・歌舞伎座
  • チケット発売: 一般発売は6月14日(土)から

この特別な公演は、歌舞伎という伝統芸能の新たな魅力を多くの人々に伝える場となることでしょう。興味のある方はぜひ、チケット情報をチェックしてみてください。

編集部の見解:
歌舞伎に関するこのニュースを見て、興味深く感じたのは、伝統芸能が時間を超えて人々に愛され続ける力です。特に「新歌舞伎十八番」が一挙に上演されるというのは、現代の観客にもその魅力を再発見してもらえる貴重な機会だと思います。

市川團十郎のコメントにあるように、歌舞伎は恋や別れ、そして復讐といったテーマを扱いながらも、勝者のいない世界を描いている点が印象的です。この深いメッセージがあるからこそ、観客は世代を超えて共鳴するのかもしれません。彼が説明したように、能狂言から受け継がれた要素を通じて視覚的なイメージだけでなく、精神的な体験を観客に提供するのも魅力のひとつです。

余談ですが、歌舞伎では男性が女性の役を演じる「女方」がありますが、これもまた文化的背景を感じさせる部分です。市川團十郎が衣装の着こなしについて語っていたように、男らしい体型での演じ分けは確かに手強い挑戦。しかし、その努力が観客に新しい視点をもたらしてくれるのだと思います。

また、彼の子供たちが舞台に立つ姿も見ることができるのは、家族で伝統を受け継ぐ姿を感じられて、親しみも湧きます。特に次世代に歌舞伎の魅力が引き継がれていくのは、非常に重要なことです。新しい世代が伝統をどう受け止め、自分なりの表現へと昇華していくのか、今後の成長が楽しみですね。

2025年の公演には、ぜひ足を運んで、直接その魅力を感じたいと思います!

  • キーワード: 新歌舞伎十八番


※以下、出典元
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