🔸 ざっくり内容:
はじめに
このブログは、経営相談や創業支援を行う「がわち」が、特に小規模事業者の社長に向けて、役立つ情報を提供していくものです。自身の経験をもとに、経営改善に役立つ知識を整理し、シェアしています。
財務改善の基本的な考え方
最近、小規模事業者からの資金繰りに関する相談が増えています。特に、コロナ禍でのゼロゼロ融資の影響から、まだ経営が十分に回復していない事業者が多いからです。これらの方々と共に財務改善を考える際、以下の基本的なアプローチを取っています。
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現状を数字で見える化 - 財務諸表をもとに資金繰りを把握し、赤字の時期を特定します。
 
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必要なゴールを設定 
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ゴール達成の方法を模索 - 売上や粗利率の改善、固定費の削減を検討します。
- 資金が不足している場合には借入を考慮します。
 
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実現できない場合の備えを考える - 事前にリスク管理をしておくことで、突発的な問題に対しても柔軟に対応できるようにします。
 
この過程で、助言の範囲は自身の専門性に留めることも大切です。具体的な対応策は、専門家に委ねることが重要です。
社長に知ってほしいポイント
特に強調したいのは、「必要粗利益額の把握」です。これは経営改善の出発点になると考えています。粗利益とは、売上から変動費を引いた利益を指します。
粗利益の重要性
「お金のブロックパズル」という手法を用いて、損益計算書(PL)やキャッシュフロー計算書(CF)を簡潔に視覚化します。この手法によって、必要な粗利益額を逆算で把握でき、社長自身がアイデアを出せるようになります。この過程で社長の表情も明るくなることでしょう。
まとめ
「財務が難しい」と感じるのと、「必要粗利益額を把握するだけでいいのか!」と理解することの違いは大きいです。まずはこの「必要粗利益額を把握する」ことを第一歩としましょう。次回以降で、さらに詳しい説明を行っていく予定です。
🧠 編集部の見解:
  こんにちは、がわちです!今回は小規模事業者の方々が特に注意すべき「財務改善」と「必要粗利益額の把握」についてお話ししたいと思います。
最近、コロナ禍の影響で資金繰りに悩む小規模事業者の方々から相談を受けることが増えていますよね。ゼロゼロ融資で一時的に資金を確保したものの、その後の返済や経営の立て直しに苦労している現実、痛いほど分かります。
私が大切にしているのは、まず「数字で見える化」することです。これによって、現状の把握が容易になり、次のステップ—つまり、目標設定や改善策の検討に進むことができるんです。数字を見ていると、自分の業績が「赤」や「マイナス」になっていることが実感でき、危機感を持つきっかけにもなります。
特に「必要粗利益額の把握」は極めて重要です。粗利益とは、売上から変動費を引いたあとの利益のこと。この数値を把握することで、資金繰りだけでなく、経営全体を見直す一歩となります。「この粗利益さえ守れば、経営が回る」と理解できれば、自信を持って経営に臨めるはずです。
面白いことに、必要粗利益額を知ることは、お金のブロックパズルのようです。適切な数値を把握することで、経営全体を一つのパズルとして捉え、どのピースが足りないのかを明確にすることができます。これが、私たちが行うのは一種の「外来診察」であるという認識ともつながります。
社会的にも、こうした財務の理解が深まることで、小規模事業者が健全に経営を行えるようになれば、地域経済全体の活性化につながりますよね。小規模事業者の成功が地域に与える影響は非常に大きいですから。
最後に、今後もこの「必要粗利益額の把握」についてさらに詳しく、実践的な方法をお伝えしていければと思います。ぜひ一緒に、経営の改善に向けて一歩踏み出しましょう!
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キーワード:必要粗利益額 
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