「幸せ」の定義は、時代とともに変化するもの。かつては家族や友人との繋がりが重視されたが、現代社会では「個」の幸福がクローズアップされている。

そんななか、「朝日広告社」サステナラボ®による「第4回ウェルビーイング調査」が興味深い結果を明らかにした。キーワードは「ひとり時間」だ。

孤独は悪?
ひとり時間はウェルビーイングの宝庫

全国の20代~80代男女2,800名を対象にした同調査によると、ウェルビーイングな時間のトップ3は「美味しいものを食べているとき」(35.0%)、「趣味を楽しんでいるとき」(32.5%)、「ひとりで過ごしているとき」(30.5%)という結果に。

さらに、男性20代~50代、女性30代~70代では、「家族や友人・仲間と過ごしているとき」よりも「ひとりで過ごしているとき」を上位に選ぶ人が多いという結果も。ソロ活がトレンドになっている現代において、孤独な時間を楽しむ人が増えていることを示唆していると言えるだろう。

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趣味と食。男女で異なる
ウェルビーイングのカタチ

同調査では、男女でウェルビーイングの源泉が異なることも明らかに。

男性は「趣味を楽しんでいるとき」、女性は「美味しいものを食べているとき」が1位という結果に。趣味に没頭する時間や、食を楽しむ時間を大切にしている人が多いことを示。自分の好きなこと、心地よいと感じる時間を持つことが、ウェルビーイングを高める上で重要と言える。

幸福度と自己肯定感
揺らぐ現代人の心

同調査で明らかになった、幸福度自己肯定感の現状にも目を向けたい。幸福度は全体で67.3%、女性70.8%、男性63.8%と、女性の幸福度が高い傾向にある。いっぽう、自己肯定感は全体で44.2%と低く、男女ともに前回調査より低下傾向にあるという結果に。

自己肯定感を高めるためには、自分自身を認め、受け入れることがやはり重要と言えそうだ。

Q. あなたの普段の生活は幸せだと思いますか。

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Q. あなたは、自分に価値があると思いますか。

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自分軸で生きる。これからの幸福の定義

「第4回ウェルビーイング調査」の結果は、これからの時代の幸福の定義について考えさせてくれる。他者との繋がりももちろん大切だが、自分自身と向き合い、充実した「ひとり時間」を過ごすことが、より豊かな人生を送るための鍵となるだろう。

自分にとって何が大切なのか、あらためて考えてみるきっかけになるかもしれない。

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