「移動スーパーは品数が少なく、値段も高い。郵便局に生活費をおろしに行くにも、お風呂のふたが壊れて買いに行くにも、自分のペースですぐに出かけられない。夫の通院も、行きは自宅玄関で、帰りは病院の待合室で、20分、30分と車いすの状態でタクシーを待つのがとてもつらいんです。さまざまなことが、想定外でした」
「返納していなかったら大きな事故を起こしていたかもしれない。後悔はないし、私の判断は正しかったと、自分で自分をほめています。ただ、高齢ドライバーによる死亡事故のニュースを見ると、私のようには免許返納をできないまま、無理して運転して買い物に行ってたんじゃないかと想像し、とてもつらい気持ちになります」
「高齢者に『免許の返納を』と言うなら、返納した後の生活を個人任せにせず、返納後の生活を見据えた『支援』を行政や自治体にも考えてほしいんです。それがあれば高齢者も無理をして運転せずに済みます。支援態勢を整えることなく『返納を』と言うのは順番が逆ではないでしょうか?」
コメント抜粋:
皆が皆危険運転するわけじゃないし
免許は返納しないとさ。
だいたいガソリンだって車検保険ってお金もかかるでしょ。
タクシーの方が断然お金かからないと思うけど。
お前が
🧠 編集部の感想:
高齢者の運転免許返納後の生活の厳しさが切実に伝わります。便利な移動手段が確保されない状況では、返納を促すだけでは解決にならないと思います。行政や地域が支援体制を整えることが急務ですね。
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こう話すのは、愛知県で夫と二人で暮らす81歳の女性。