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概要
この記事は、嫌な上司との関係をどう改善し、ストレスを減らすかに焦点を当てています。著者は自身の経験を基に、上司との良好な関係を築くための具体的な方法を3つのステップで提案しています。ストレスの元を避けるのではなく、アプローチを変えることの重要性を訴えています。
要約
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嫌な上司問題の普遍性
- 職場には必ず「嫌な上司」が存在。
- その実例として、無愛想や威圧的な行動を挙げる。
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関わり方を変える重要性
- 上司を避けるより、うまく関わることがストレス軽減につながる。
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実践した3つのステップ
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気持ちを切り替える
- 「利用してやろう」との気持ちで積極的に関わる。
- 業務に関する相談を増やし、会話のきっかけをつくる。
- 二人きりの場で話しかける。
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ポジティブな側面を探す
- 上司に良い面を見つける努力をする。
- 「学ぶ姿勢」を示し、上司が気を良くするようにする。
- 上司の心理を理解する
- 上司も実は不器用で、寂しがり屋かもしれないと考える。
- 一歩踏み込むことで良好な関係に発展することがある。
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- まとめ
- 嫌な上司との関係は自己成長の機会。
- 適切に関わることで、職場環境の改善とストレス耐性を養うことができる。
キャリアコンサルタントとして多くの人の話を聞いてきましたが、この「嫌な上司問題」は、もはや職場の風物詩と言っても過言ではありません。
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挨拶を返さない
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大勢の前で特定の人を集中砲火する
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機嫌が悪いと何の共有もなく会議をドタキャン
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「俺の意見が絶対正義!」と人の話は聞かないあげたらキリがないですが、もっと強烈な上司に当たった方もいるのではないでしょうか?
僕の上司で過去1強烈だったのは、会議でブチギレした後に何故か給湯室のシンクで頭を洗っている坊主の上司でした。
でも、仕事である以上、残念ながら全く関わらないわけにはいかないのが現実。 「できるだけ関わらずにやり過ごしたい」…確かにその気持ち、痛いほどわかります。でも、避け続けたところで、本当にストレスは減るでしょうか?
むしろ、余計な気苦労が増えるだけ、なんてことになりかねません。
この記事は、そんな僕と同じように「どうせ関わらないといけないなら、むしろ上手いこと関わってストレスを減らしたい!」と思っているあなたに向けて書いています。
僕自身、気持ちの切り替えと、上司との関わり方を意識することで、良くも悪くも…いや、どちらかというと「良く」仲良くなってきました。
まさか、お気に入りのドラマの話をしたり、一緒に昼食に行ったり、ゴルフまで行くようになるなんて。
今回は、僕の実体験を踏まえて、「嫌な上司との付き合い方」を劇的に変える具体的な方法を、余すことなくお伝えします。きっと、あなたの職場の景色も変わるはずですよ。
僕が実践した「嫌な上司」攻略法3ステップ
ここからは、僕が実際に「嫌な上司」と向き合い、最終的に良好な関係(?)を築くまでに実践した、具体的なステップを3つご紹介します。
1. 気持ちを切り替える:避ける?いや、むしろ「あえて」飛び込んでみる!
正直、これが一番キツいかもしれません。僕も最初は「うわー、この人と話すのか…」と、胃がキリキリするような感覚がありました。
でも、考えてみてください。嫌な上司って、周りのみんなも避けがちですよね?挨拶もそこそこに席を立ったり、話しかけられないように忙しいフリをしたり…。
でも、そこであえて逆の行動をとるんです。
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「どうせ関わるなら、利用してやろう」精神で割り切る これはもう、気持ちの持ちよう。「嫌だな」という感情は当然ですが、その感情に囚われているとストレスは増すばかり。いっそのこと「利用してやろう」くらいの気持ちで割り切るんです。もちろん、悪い意味で利用するわけではありませんよ(笑)。「この上司から何か一つでも学びを得てやろう」くらいのゲーム感覚で捉えると、不思議と肩の力が抜けます。
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意識的に「業務に関する相談」を増やす これが最もハードルが低い第一歩でした。
最初は本当に業務に関する相談をメインに、とにかく会話する時間を増やすことに注力しました。
簡単な質問でも構いません。「〇〇の件で少しご相談してもよろしいでしょうか?」など、きっかけはなんでも大丈夫。誰もが避けている中で、僕だけが「お、積極的に話しかけてくるな」と思わせる。すると、上司も少しずつ僕に対する態度を変えてくれることがあるんです。
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誰もいない場所で話しかける「裏技」 これは僕の秘策なんですが、会議室で誰もいなくなった瞬間とか、廊下でばったり会った時とか、「二人きり」になる瞬間を狙って話しかけるんです。大勢の前だと威張る上司も、二人きりだと案外フツーだったりするんですよね。
「お、なんか意外と話しやすいぞ?」なんて発見があったりして、これが僕の中では大きなターニングポイントになったこともありました。
2. ポジティブな側面を探す:「いいところ探し」の達人になろう!
「え、あの人に良いところなんてあるわけないじゃん!」 そう思った方もいるかもしれません。僕も最初はそうでした。
でも、どんな人にも、多かれ少なかれ良い面はあるものです。
そして、あなたの上司である以上、何かしら評価されて、そのポジションにいるはずです。(…と、まずは無理やりにでも思い込んでみましょう。これも自分を納得させるためのコツです!)
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「何が評価されて上にいるのか」を観察する
僕がやったのは、上司の行動をじっくり観察すること。人間性はさておき、仕事の進め方、他部署との連携、はたまた「さらに上の上司」への立ち回り方など、彼らが持っているスキルや強みは何だろう?と、探偵になった気分で探すんです。「ああ、この人は仕事は早いな」「根回しだけは異常にうまいな」なんて発見があると、見方が少し変わります。 -
「褒める」より「学ぶ姿勢」を見せる
直接褒めるのはハードルが高いかもしれませんが、「〇〇さんの仕事の進め方、参考にさせてもらっています」とか、「以前おっしゃっていた△△の件、大変勉強になりました」といったように、学ぶ姿勢を見せると、上司は悪い気はしないものです。
自分自身の成長にもつながりますし、上司との距離も縮まります。
3. 上司の心理を理解する:「不器用で寂しがり屋」説を提唱したい!
これはあくまで僕の経験に基づく「持論」なんですが、僕が出会ってきた「嫌な上司」たちには、ある共通点がありました。
それは、不器用で、意外と寂しがり屋だということ。
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実はもっとコミュニケーションを取りたい? 彼らは、本当はもっと部下と壁を作らずに、フランクにコミュニケーションを取りたいと思っているのかもしれません。でも、そのやり方が分からなかったり、不器用さゆえに威圧的になってしまったりする。まるで、子犬がじゃれつきたいのに、うまくできなくて吠えちゃう、みたいな感じでしょうか(ちょっと違う?)。
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懐いてくる上司たちに驚愕!
信じられないかもしれませんが、一度僕が心を開いて関わっていくと、彼らは逆にめちゃくちゃ懐いてくることが多かったです。
僕も最初は「え、まじで!?」と驚きました。それまで第一印象も、その後も最悪だった上司たちが、まるで子どものように懐いてくるんです。「おい、この前言ってたドラマ、俺も見てみたぞ!」なんて話しかけてきたり、「今度の昼飯、一緒にどうだ?」と誘ってくれたり。
まさか、休日も一緒にゴルフに行く関係にまで発展するなんて、最初の頃の僕には想像もできませんでした。(これは嫌な人はめちゃくちゃ嫌だと思いますが。)
もちろん、「いやいや、もっと上手くやれよ…」と突っ込みたくなる場面は多々ありました笑でも、部下の方から一歩踏み込んで、「壁を壊しにいく姿勢」が、実は良好な関係を築く上で非常に重要だったりするのかもしれません。
あなたが少しだけ歩み寄ることで、彼らの硬い殻が破れて、意外な一面が見えてくるかもしれませんよ。
まとめ:嫌な上司は、最高の自己成長機会かもしれない
嫌な上司との付き合い方は、多くの人が抱える永遠のテーマかもしれません。
「どうせ関わるなら、うまく関わりたい」 そう考えているあなたの明日が、この記事をきっかけに、少しでも楽になることを心から願っています。
考えてみれば、嫌な上司というのは、あなたのコミュニケーション能力やストレス耐性を鍛える、最高のトレーニング相手です。
彼らと「うまく」関わることで、あなたはきっと、どんな人間関係にも対応できるしなやかな強さを手に入れられるはずです。
今日から一つ、何かできることを見つけて、実践してみませんか?
ほんの少しの勇気が、あなたの職場の景色をガラリと変えるかもしれませんよ。
最後までお読みいただきありがとうございました!!☺️
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