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概要
この記事は、kinjoという人が自身のキャリアの転機や、好きなことを仕事にするまでの過程を振り返っている内容です。様々な挫折や葛藤を経て、フリーランスのデザイナーとして成功を収め、自分のライフスタイルを確立していることを共有しています。彼女のストーリーは、教育、職業選択、経済的自由に関するリアルな体験を通じて、読者に勇気を与えるものです。
要約の箇条書き
- 自分の好きなことを仕事にすることに成功した経験を語る。
- 会社勤め時代の悩み(体力消耗、出世の不公平感、稼ぎの不満、人間関係の苦しさ)を振り返る。
- 10代の頃は社会の常識に従い、大学に進学する道を選んだが、心の中では自分の道を模索していた。
- CGデザイナーとしてのキャリアをスタートするも、過労から公務員に転職。
- 公務員時代も安定はあったが、自己の心が満たされないことに悩む。
- 大学に通いながら公務員の仕事を続け、自分の限界を感じつつも努力を続ける。
- 最終的に公務員を辞めて、未経験でwebデザイナーに転身するも経済的苦境に直面。
- 零細企業での苦労の後、フリーランスのデザイナーとして独立。
- 現在は時間や場所にとらわれず、自由に仕事をしていると強調。
- 今後、教育や仕事に関するノウハウを発信する予定。
初めまして、kinjoです。 怒涛の10代、20代を過ごして、現在は自分の好きなことを仕事にして生活しています。 こうなると、普通に会社勤めとか一生出来る気がしません。
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電車に揺られ、1日分の体力消耗。
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どんなに頑張っても、要領と愛想が良い人が出世する。
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稼ぎが働きに見合わない。
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人間関係がしんどい。
会社勤めの時は、仕事が辛い原因がたくさんありました。現在、自分で好きな場所で、好きなことで好きな時に稼でいます。好きなことを仕事にする事は楽しいし、自由です。その分、大変な事もあります。会社員時代、私には以下の欲求がありました。
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もう会社に行きたくない。
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家で子育てをしながら仕事がしたい。
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誰かに頼って生きて裏切られたくない。
私は今、フリーランスでデザイナーをしていますが、その道のりも紆余曲折でした。 まずはその辺を語らせてください。
世間と感覚が合わない。
10代の頃は、自分の周りの大人の意見がこの世の全てだと思いがちです。 大人が言う「この大学に行って、良い仕事に就く」、それが成功への道だと教えられます。 私自身、幼い時から何かを作るのが好きでしたが、先生や母から 「好きなことで食っていけない」 と言われました。高校進学の際は、グラフィック科のある工業科に進学したかったのに、諦めました。
しかし、今は昭和じゃない。 周囲の大人に反発しまくり、準備されたレールを捨てる事を決意。 自分の道を模索して、大学進学を辞め、ふらっとCG デザイナーへ。 そこから私のデザイナーとしての経験が始まりました。
公務員してました。
高卒後に選んだCG デザイナーは天職でしたが、あまりの激務に将来への不安を覚え、公務員に転身しました。 デザイナーの道、早々と終了です。「やっぱり好きなことで食っていけない・・・」 これが正直な感想でした。やはり大人の言う事は正しかったのか・・・?
実際、沖縄では、公務員ブランドがすごいです。電気やガス等の上場企業や銀行に就職したら勝ち組です。 私は一切興味がなかったのですが、親戚がうるさいことと、これから子どもを産んで結婚したら、今のようにバリバリ働けない・・・という思いから、180度違う公務員になることを決めました。
当時、朝10時から仕事をし、18時から予備校に自費で通い、21時に帰宅したら深夜まで勉強、また深夜からバイトをする・・・文字通り、身を削る思いで勉強しました。
そして、2年後に念願の公務員へ。 しかし、華やかなデザイナーの仕事との違いを感じ、虚無感を抱いていました。 せっかく自分で手に入れた仕事も、自分の心がノッていなければ、墓場に近いです・・・。
高卒には世間の評価が厳しいから、働きながら大学にも行きました。
デザイナー時代の刺激と楽しさを忘れられないまま、このままではいけない、外界と繋がりたいと思い、公務員をしながら国立大学の夜間に通います。
もうひとつの理由としては、やはり高卒では世間の評価が厳しかったです。給与の差も激しい。あの仕組みは本当いらないと思います。 しかし、そこで嘆くのでは負け犬の遠吠えっぽい・・・。これまでバカにしてきたやつらを見返したい。そう思い、9時から18時まで公務員の仕事をし、18時から車を飛ばし、大学へ。ほぼ毎日講義を入れ、3年間でほぼ全過程を修了しました。
やっぱり、デザインの仕事がしたい。
大学卒業時は29歳。卒業を間近に控えた時、「このまま30年以上、公務員として生きていく」ことに違和感を感じました。 違和感は、7年以上感じ続けている”私この世界で生きていくんだろうか”というものです。
公務員って、安定はしているし、福利厚生もすごい。何より、金融機関からの信頼が尋常じゃないくらい厚いです(フリーになってしみじみ感じる)。 それなので、公務員を辞めることは、相当の覚悟がいりました。 それこそ人生で一番悩んだ時期でした。
人生一度っきり。死ぬ時は死ぬ。 嫌なことをして生き続けるより、死ぬかもしれないけど、好きなことをしよう、と思い切って5年勤めた公務員を辞めました。
しかし、お金が苦しい・・・。
公務員を辞めて、未経験でwebデザイナーに転身しました。響きはかっこいいですが、給料は半分に激減、家賃は2倍に激増!普通に生きていけないです。 毎月5万ほど赤字で、補填するためにフリーローンを借り入れました。残り自動車と学費のローンも抱えているので、毎日生きていくのに必死でした。
本当に、20代はお金に苦しみました・・・ 。でも不思議と公務員を辞めて後悔は一切ありませんでした。
民間企業やっぱり厳しい。もう人の元で働けない・・・。
公務員を辞めてwebデザイナーに転身しましたが、給与が低すぎました。沖縄企業あるあるですが、経営者が搾取しすぎです。 当時30歳。貯金も崩し、ローンも抱え、恋人もいませんでした。「 35歳には独立したいなー」と思ってはいたものの、早々とその時期がきました。 零細企業で業績が悪かったのか、当時の社長から、「うちの会社の社長を務めるか、辞めてフリーランスになるか選んで」と、謎の選択に迫られました。
私は人様の会社をやれるほど、責任感と熱量がなかったので、あっさり辞めました。 公務員を辞職する時に相当悩んだので、もう何かを辞めることにストレスは感じていませんでした。
今、時間と場所に捉われずに、好きなことをしながら生きています。
そこで、ある転機が訪れました。 エンジニアやデザイナーが集まるコミュニティーに頻繁に顔を出していたら、ちょこちょこ仕事がもらえるようになりました。 現在は、フリーランスのデザイナーとして生計を立てて生きてます。公務員の時よりも稼ぐことができ、少しずつですが、29歳当時で憧れていた生き方が今、叶っています。 時間も場所にも捉われずに、自分の好きなことで稼ぐ。もちろん簡単な道ではありません。でも、不可能ではないです。むしろ、これからの時代は、自分の「好き」「得意」なことを知っている人が稼げる時代だと思います。
今後、公務員の時の学習方法、デザインの基礎知識や、フリーランスの仕事やお金事情等、日々感じること等、発信して行く予定です。 今の自分の人生に行き詰まった方に、少しでも私の体験がお役に立てたら嬉しいです。
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