記事は、日本メディアの報道を引用し、大阪府の路上で男2人が16歳の女子高生を誘い出して10日間で100人の性的な接待を強要していた疑いで、警察が男らを逮捕したと紹介。捜査によると、少女は1回当たり1万5000円で売春を行っており、その大部分は男らの懐に入っていたとのことで、少女が路上で警察官から職務質問を受けた際に「帰りたい」と訴えたことでようやく事件が発覚したと伝えた。
また、男らは「高収入の仕事」「簡単に100万円手に入る」などと称して少女らを誘い出し、車に乗せて北陸地方の各地で断続的に売春をさせていた疑いがあること、出会い系サイトを通じてホテルや飲食店などの綿密なスケジュールを組んでいたこと、少女を12時間働かせた上ほぼ休息を与えず、1日の食事はコンビニ弁当を1回しか与えていなかったことなどを紹介している。
この件が中国のSNS・微博(ウェイボー)で紹介されたことで注目を集め、関連ワードがトレンドランキングにもランクインした。中国のネットユーザーは「恐ろしすぎる」「なんかすごく日本らしい犯罪」「(中国が実施している)ポルノの断固たる取り締まりは正しい」「ポイントは、売春だけでなく人身の拘束を伴う誘拐があったことと反社会勢力が関与している可能性があることだ」「中国でもあるよね。しかもお金が欲しくてすすんで売春をしてしまう。1日10人くらい相手にする人もいるね」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻)
編集部の感想:
この事件は非常にショッキングで、未成年者を守る社会の責任を強く問われるものです。被害者の少女が勇気を出して訴えたことが事件発覚のきっかけになったとのこと、彼女の未来が心配です。また、中国のネットユーザーの反応からは、国境を越えた問題への意識が高まっていることを感じます。
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