試食


大阪・関西万博の大きな魅力が「普段食べられない世界中の食べ物を楽しめる」という点です。マレーシアのパビリオンでも郷土料理や屋台料理が提供されていたので、実際に食べてどんな味なのか確かめてみました。

EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
https://www.expo2025.or.jp/

マレーシアパビリオンの見た目はこんな感じ。設計は隈研吾建築都市設計事務所が担っています。


マレーシアパビリオンは予約不要で入場可能。正面の入口がレストランに直結しています。


メニュー表を発見。日本でもたまに見かけるナシゴレンやミーゴレンのほかに、マレーシアのご当地料理やドリンクが並んでいます。


今回は税込1690円のロティーチャナイ(Roti Canai)と税込1600円のナシラマ(Nasi Lemak)を注文しました。


ロティーチャナイとナシラマはテイクアウト用の紙パックに入った状態で提供されました。箸やスプーンももらってパビリオンの外にあるベンチに移動。


中身はこんな感じ。左側がナシラマで、右側がロティーチャナイです。


ロティーチャナイはパンとソース2種のセット。


パンは薄い円形に焼かれています。


本来なら手で食べたいところですが、ウェットティッシュが用意されていなかったので、箸で食べます。パンをちぎって黄色いソースに投入。


パンはバターと小麦粉を練って焼き上げたナンに近い味わい。食感は外側がパリパリしていて、中はモチモチしています。黄色いソースはひよこ豆などの豆を原形がなくなるまで煮込んだもののようで、おかずというより主食に近いズッシリ感。パンと合わせて、おなかにたまるメニューです。


赤いソースは見た目ほど辛くないものの、舌がピリピリする甘辛い味付け。唐辛子の存在感が強く、食欲を刺激してきます。どちらのソースもパリパリモチモチのパンとの相性バツグンでした。


ナシラマはマレーシアの郷土料理で、日本では「ナシレマッ」とか「ナシルマ」といった名前でも紹介されています。左上は赤いソース。右上にはゆでたまご、トマト、キュウリ、レタス。下部には米、小魚、鶏肉のから揚げが入っています。


赤いソースは「サンバル」と呼ばれているもので、甘辛い味わい。「甘」の部分も「辛」の部分もとにかく濃くて、味噌を直接なめているようなかなり濃い味です。また、カニのような魚介系のうまみも感じます。


米は長粒米。インターネットで検索するとナシラマにはココナッツミルクで炊いた米を使うそうですが、匂いを嗅いでもココナッツミルクを使っているのかどうかは判別がつきませんでした。なお、レストラン内にはメニュー表以外に説明書きなどは用意されていなかったので、おかずやソースの正体は自分の鼻や舌で感じ取る必要があります。


米とサンバルは相性バツグン。とにかく味が濃いソースを米にまとわせて、舌に強烈な味の塊を感じながらガツガツかき込むタイプの料理です。


から揚げの衣は硬めに揚げられており、ガリガリッという食感を楽しめました。


大阪・関西万博の会場内では、他にもいろんな料理を食べられます。会場内で見つけた料理やドリンクの価格情報は以下の記事にまとめているので、ランチやおやつの参考にしてください。

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