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3rdアルバム
『ケーブルサラダ』の制作で新たにタッグを組んだ長谷川大介氏やsympathy、これまでいっしょに作品を作ってきた川口圭太氏、HAMA-kgn氏、やぎぬまかな氏らが参加し、夏川椎菜さんがいま考える「やってみたいこと」「作ってみたいもの」に挑戦した5曲が収録されている。そんな
『Ep04』について、夏川さんにインタビュー。「いろんな歌いかたにチャレンジできた1作」と語る本作への想いのほか、発売翌日に控えている“417の日”、そして最近のゲーム事情などについてもうかがった。夏川椎菜(なつかわ しいな)
千葉県生まれ。28歳。ゲーム好きの声優として知られ、現在はYouTubeチャンネル『ファミ通ゲーム実況ch』にて、『夏川椎菜のずっとゲームしてるだけ』が放送中。声優としての出演作は『アイドルマスターミリオンライブ!』シリーズ(望月杏奈役)、『マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝』(由比鶴乃役)、『IDOLY PRIDE』(奥山すみれ役)など多数。アーティストとしては麻倉もも・雨宮天とともに“TrySail”として2015年から活動。2017年からはソロシンガーとしても活躍中。
いつか歌いたいとストックしていた珠玉のラインアップを詰め込んだ1枚
――アルバム『ケーブルサラダ』からシングル2枚を経ての『Ep04』の発売になります。4枚目のフルアルバムではなく、EPを選んだ意図も含め、今回の制作の経緯からお聞きできますか?
夏川
夏川
はい。『Ep01』のときもアルバムを作ってすぐだったので、アルバムには入れなかったものの、やりたかった楽曲を選んだりしました。あのときは、タイミング的にライブが控えていたこともあり、ライブで歌いたい楽曲など、ライブで必要な楽曲を補う意図もあって作っていましたね。
――新曲尽くしのEPとしては、2019年の『Ep01』以来5年半ぶりとなります。『Ep02』、『Ep03』はライブアルバムの側面もありましたが、夏川さんにとっての『Ep』とはどういった認識なのでしょうか?
夏川
それに比べると、EPは5曲くらい入れることができて、どんな楽曲でも5曲でバランスを取ることができればいいので、自由度が高いイメージがありますね。
――なるほど。作るうえではEPのほうがやりやすいんでしょうか? それとも、自由度が高すぎて逆に悩んだり?夏川
夏川
アルバムやシングルを作るとなると、どうしてもイケイケな楽曲をやりたくなりますし、それが求められる面もあります。ですので、今回はそのあいだを埋める楽曲をやってもいいのかなと思い、ふつうのアルバムやシングルに入れると成立しづらい楽曲を盛り込んでいます。
全曲紹介:大人になるよりもう少し先の世界
夏川
レコーディングのときはかなりリラックスして、飾らずに、自分の歌を歌うことができました。かなり真っ直ぐな楽曲に仕上がっているのかなと。
――夏川さんとしても、歌いやすい楽曲であると。夏川
そうですね。ただ、編曲のめんまさんがもとのデモよりも派手な音を追加してくださっていて、勢いがありつつも、全体的に爽やかにまとまっている、不思議な楽曲でもあるなと感じています。
――続いて、『スキ!!!!!』についてもお聞きします。
夏川
いままでの私の曲は、かなり皮肉が効いていたり、ダウナーなテイストだったり、かと思えばゴリゴリのロックがありつつ、全体的にダークな世界観のものが多かったんです。そうしたこともあり、超真っ直ぐなロックは逆に入れづらくて、避けてきた部分でもあるのですが、今回はEPということで、チャレンジさせていただきました。
メロディーがすごく素敵なんですよね。暑苦しく歌うとちょっとカッコよく見える感じというか。私とお客さんがライブで盛り上がる姿が想像できる、ライブですごく映えそうな楽曲という印象です。
――『スキ!!!!!』では、夏川さんが作詞をされています。夏川さんの楽曲の中では珍しい曲調というお話でしたが、作詞はいかがでしたか?夏川
夏川
夏川
私は、脱力系ガールズロックのような楽曲がすごく好きで。担当してくださったsympathyさんも、学校の軽音部からずっとガールズバンドを続けているような、青春ガールズバンドな子たちで、そうした雰囲気の歌を担当してもらいたいなと思っていまして。この曲で、それを叶えてもらった形になります。
sympathyさんには、3rdアルバムの
『ケーブルサラダ』で初めてごいっしょした際に、3曲書いてくださっていて。そのときに選んだのが『コーリング・ロンリー』で、残りの2曲もどこかでお届けしたいと取っておいたのですが、そのうちの1曲が今回の『かなわない』でした。――楽曲をお願いするときは、ガールズロックのようなテイストという形で依頼されたんですか?夏川
私はこの曲、線香花火の散り際のような楽曲だなと感じています。壊れかけのような何かを表現しているところがすごく素敵だなと思います。
――夏の終わりのような、少し儚い感情も感じ取れますよね。続けて、『グッドルーザー』ですね。夏川
曲調がおもしろいものの、独特のテイストではあるので、なかなかタイミングが見つからなかったのですが、今回のEPにこれ以上の適任はいないだろうということで入れさせていただきました。
――まさに、EPに向いた楽曲であると。こちらも、夏川さんが作詞をされていますが、タイトル含めインパクトがありますね。夏川
自分で歌詞に皮肉を入れるときは、そのときの自分の状況や感情、思い始めたことなど、自分のリアルを題材にすることが多いです。今回は、アラサー、加齢というところにフォーカスを当てています。歳を取る、大人になるよりももう少し先の、おじさん、おばさんになるというところにフォーカスを当てて、曲調に合わせて若干ダウナーに表現した楽曲になります。
――歳を重ねるということは、いい面だけではない、というニュアンスも感じられます。夏川
そうです、そうです。すこし、うだつの上がらない雰囲気を感じ取っていただけたらなと思います。
唯一の書き下ろし『テノヒラ』は、今回だからこそ実現した魅力盛りだくさんの楽曲に
夏川
追加でストックの中から選んでもよかったのですが、ミュージックビデオを作ったり、表題曲にするということもあり、書き下ろしてもらおうと。そこで、川口圭太さんにお願いすることになりました。川口さんには、これまで作曲や編曲をたくさんお願いしていて、バンドメンバーでもあってと、うちのチームとしてはいつもお世話になっていますが、意外と表題曲を書いていただいたことがなかったんです。
川口さんの書く楽曲は尖ったものが多く、素敵な楽曲ではありつつも、言葉を選ばずに言うなら、表題にするにはちょっと使いづらい独特なものが多いんですね。ただ、制限のないEPならコンセプト関係なく自由に作れるということで、川口さんらしいおもしろいものを制作いただけるのではと思い、お願いしました。
――EPならではの表題曲として依頼されたと。夏川
夏川
幸せにはいろんな形があって。お金がたくさんあること、ものがたくさんあること、才能がたくさんあること、それらは関係なく、「意外と近くにあるよ」というような。そういったものが表現できたらいいなと思い、少しやさしい楽曲になりました。珍しく、聴いてくれた人がやさしい気持ちになりそうな楽曲が完成しましたね。
いつもは若干トゲトゲしていて、聴いた後にちょっと泣きたくなるような方向性で攻めていましたが、今回はあったかい気持ちになってもらえたらいいなと思って。ハートフルな楽曲に仕上げました。
――なるほど。そういった意味でも、大人な楽曲になっていますね。今回、全5曲の中で夏川さんが作詞を担当されているのは3曲になりますが、作詞する楽曲はどのように決めたのでしょうか?
夏川
今回は、作曲といっしょに作詞もご担当いただける作家さんには詞もお願いしようと考えまして。とくに、sympathyさんとやぎぬまかなさんが書いてくださる詞が私は大好きなので、ぜひご自身で書いた詞を歌わせていただけたらと思い、ご依頼しました。
タイトルにはフックになるようなポイントを、歌詞は響きで楽しめるワードをチョイス
夏川
ふだんの会話などではあまり使わない、その塩梅の言葉が好きで、そういった言葉にであったときにはメモを取るようにしています。
あと、タイトルについては、決めるときに参考にしている本があったりします。調べないと意味がよくわからない言葉が、けっこうある気がしていて。カタカナでかっこいい横文字になっているけど、どういう意味なんだろうと。
そうした言葉はメモしつつ、タイトルには少し疑問を感じてほしいので、本を参考にしながら考えています。
――聴いた人のフックになるような?夏川
夏川
夏川
夏川
確かに、「おびただしい」って言ってました!(笑) 響きが好きなんですよね。「散々ぱら」、「おびただしい」……。少し小難しく、強そうに聞こえるじゃないですか。そこがすごく好きで。別の言葉に言い換えることはできると思いますが、あえて「おびただしい」と言うことによって、気持ちよさがありつつ、自分が思っていることをより正確に表現できる気がして、そうした言葉を積極的に使っていますね。
――そうして制作された『Ep04』ですが、できあがったものを振り返って、想定通りのものになったのか、もしくは想定外のものになったのか。ご自身の感想はいかがでしょうか?
夏川
夏川
夏川
2025年の“417の日”は萌えがテーマの悶絶かわいいカバーライブ!?
夏川
ここ数年の“417の日”は、その前年の夏川の活動の中で、お客さん的にも私の中でも印象的だったものをピックアップしてお届けしています。“ミュージックレインフェスティバル”をひとりでやるとか、いい例ですよね。
去年(2024年)の12月に、HoneyWorksさんプロデュースの女性アイドル“mona(モナ)”として、ソロライブをやったんです。かわいいアイドルなので、彼女らしい楽曲を歌っていたのですが、それがすごく好評で。monaのお客さんはもちろん、ふだんヒヨコ群(夏川椎菜さんのファンの呼称)として私のライブに遊びに来てくれているお客さんが、グッズを身に着けて楽しんでいて。「君たち、それがやりたかったんだ」と。
そうした形で好評いただいて、私にも萌えの需要があるんだと思い、もう1回萌えをやりたいと思いました。どうなるかはわからないですけどね(笑)。
――皆さん、ファンサとか大好きですからね。
夏川
夏川
まさしくですね。「こんなライブロゴ作るやつおらんやろ、私以外に」というように、直球のライブを考えています。でも結局、“417の日”は当日までどうなるかわからないというところがあるので。今回も注釈を入れていますが、公演内容は変更になる可能性があるんですよ。ですので、ぜひご自身の目で見届けてほしいなと思います。少し会場が遠いので、遅刻には気を付けて!
ゲームに久しぶりに泣かされた(?)、夏川さんのゲーム事情
夏川
夏川
夏川
博物館にいる眼鏡をかけた赤毛のポニーテールの女の子で、かわいくてお尻を追いかけていたのですが、しばらくしてバイク乗りの兄ちゃんと付き合っていることが判明して。久しぶりにゲームに泣かされました(笑)。
夏川
夏川
はい。5月30日発売ですよね。『龍の国 ルーンファクトリー』も発売されたら遊びたいなあ。
――そして、YouTubeチャンネル『ファミ通ゲーム実況ch』の『夏川椎菜のずっとゲームしてるだけ』(ずっとゲ)は始まって2年半になります(2022年7月スタート)。いろいろなゲームに挑戦していますが、番組の感想や今後の展望などをお聞かせください。
夏川
だから
『ずっとゲ』があることによって、隔週で絶対ゲームをプレイできる時間が確保されるので、番組でゲーム欲が解消されて、メンタルにもいいです。今後の展望としては、自宅にSteamのゲームを遊ぶ環境がないので、番組でSteamだけで配信しているゲームとかをプレイできるとうれしいですね。
――ああ、掘り出し物として話題になるようなインディーゲームもありますし。
夏川
――すみません……! それでは最後に、新EP『Ep04』を楽しみにしているヒヨコ群の皆さんにメッセージをお願いします。
夏川
今回の『Ep04』もおもしろい1枚になったかなと思います。いろんな歌いかたにチャレンジできたEPになっていると思いますので、ぜひ新しい私を見つけて、楽しんでいただけらうれしいです。