

2025年8月1日、東京・有明ガーデンシアターで、ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』のARENA LIVE開幕記念会見が開かれ、堂本光一さん(DOMOTO)と俳優の井上芳雄さんが登壇しました。
このミュージカルは、名演出家ジョン・ケアードによるもので、2018年に初演され、2020年にはシンフォニックコンサートが行われました。2021年には帝国劇場などで上演され、大きな人気を誇ります。2025年は、アリーナライブ形式での公演として、100人以上のキャストとオーケストラが集まる予定です。
会見では、堂本光一さんが「まだお客さんが入ってどんな感じになるのか想像できていない」と話し、井上さんは「聞いていた話とは全然違う」と意外な動きの多さを伝えました。
光一さんは、衣装のデザインについても言及。「コンサートだと思ったら、思いのほか動きにくい設計になっていた」と苦笑しつつ、井上さんは「光一くんは稽古の段階で背中が割れていた」と証言しました。二人は、動きすぎて衣装がビリビリになるかもしれないと冗談を交えて語りました。
また、他の共演者やキャストとの交流についても言及。井上さんは光一さんとの会話を楽しみながら、彼の成長を感じている様子を明かしました。
会見には、音月桂さん、島田歌穂さん、宮川浩さん、大澄賢也さんなども参加しました。
このミュージカルでは、キャスト同士のコミュニケーションやその化学反応が大切にされていることが伺え、観客との一体感が期待されます。
このように、ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』は、キャスト全員で作り上げる劇作りや日々の変化が楽しみな作品となることでしょう。今後の展開に期待が高まっています。
🧠 編集部より:
ミュージカル『ナイツ・テイル -騎士物語-』のARENA LIVE開幕記念会見の様子が報じられ、堂本光一と井上芳雄の2人が日々の稽古の中で感じたことや、今回は特別な舞台形式についての感想を述べました。初演から7年が経過したこの作品は、2025年に予定される再開発のための独特な形式での上演となり、100人以上のキャストとオーケストラが一堂に会するとのことです。
補足説明
ミュージカル『ナイツ・テイル』について
この作品は、ジョフリー・チョーサーによる14世紀の詩「騎士の物語」を基にしたもので、中世の騎士たちの冒険や愛を描いています。日本では2018年に初演された後、シンフォニックコンサートとしても上演されました。観客との一体感を重視するこの形式では、演者のパフォーマンスのクオリティが特に求められます。
豆知識
このミュージカルの演出を手掛けたジョン・ケアードは、数々の有名なミュージカルを世界中で演出してきた実力派の演出家です。『レ・ミゼラブル』や『キャッツ』などの名作でもその才覚を発揮しています。彼の作品は、しばしば音楽と演技が融合した独特のスタイルが特徴です。
光一さんが「衣装が動きにくい」と語ったことは、舞台においてはよくある苦労です。動きやすさとデザインの両立は、クリエイターにとって常に課題となります。また、井上さんが語った「芝居がト書きで進行していく」という点からも、演者に求められる集中力や体力は相当に高いことが伺えます。
そんな中、光一さんと井上さんのコンビは、相手の成長や変化を大切にしながら、共演者との信頼関係を築いているようです。このような舞台裏の話からも、観客との「化学反応」が期待できる面白さが感じられます。
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キーワード: ミュージカル
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