「道の駅おがわまち」が5月30日(金)にリニューアルオープンする。「食」と「文化」が丸ごと楽しめる「“食×工芸”体験型パーク」になったという。
リニューアルのコンセプトは、「小川町の想いと恵みを繋ぐ場所」。道の駅が地域活性化交流拠点となる願いが込められている。2024年5月より再整備が進められ、今回、リニューアルオープンの日にちが決定した。
2万3,893㎡の敷地内には、地元農産物や特産品が並ぶ物販エリアと、食事処が入る「産業地域振興施設」を新たに整備。町の伝統産業である「手漉き和紙」が体験できる和紙工房や、和紙売店などを備えた施設「埼玉伝統工芸会館」が改修され、新たに「伝統工芸施設」として生まれ変わった。
食事処には、有機野菜や深谷ねぎ、発酵食品など、地元食材を使った「里山ごはん食堂」が出店。店内・テラス席合わせ約140席を用意している。
この他、隣接する関連施設では、電動自転車やトゥクトゥク、キックボードの貸し出しを実施。ふれあい広場(ふわふわドーム・コンビネーション遊具)や道の駅と槻川を結ぶ遊歩道を整備している。
道の駅がある埼玉県比企郡小川町は、埼玉県の中央部よりやや西にあり、都心から約1時間半に位置する。
外秩父の山々に囲まれ、市街地の中央を一級河川の槻川が流れており、槻川の水を利用した伝統産業「小川和紙」や、酒造などの地場産業が有名。古い町並みが残り「武蔵の小京都」とも呼ばれている。
道の駅おがわまちの南側は、里山風景を取り戻すために地域住民が保護活動を行っており、カタクリが群生。3月下旬から4月上旬が見頃になるという。
所在地
埼玉県比企郡小川町大字小川1220-1
駐車場内訳
普通車186台、身障者用6台、妊婦等3台、大型車9台、EV充電2台
施設設備
トイレ(38器)、情報提供施設、休憩施設、観光案内スペース、キッズスペース、非常用電源、備蓄倉庫、貯水槽、公衆無線LAN、物販施設、飲食施設、イベント広場、バス停留所、EV充電施設、紙漉き体験施設、展示施設
🧠 編集部の感想:
「道の駅おがわまち」のリニューアルオープン、地域文化と食を楽しむ新たな拠点として期待が高まります。伝統工芸体験や地元食材を活かした食堂が魅力で、観光客だけでなく地域住民にも嬉しい施設。自然に囲まれたロケーションで、心温まる交流が生まれそうです。
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