🧠 あらすじと概要:
映画「あらすじ」と「要約」
あらすじ:
映画「ジークアクス」は、『機動戦士ガンダム』の新しいシリーズで、乃木坂46の要素が取り入れられていると話題になっている。スタッフの中に乃木坂ファンがいて、その影響で作品の設定やキャラクターに乃木坂のメンバーが暗示されている。主要キャラクターが過去のメンバーに基づいていることから、ファンの間では懐かしさとともに「今さら」といった感情が湧き上がっている。
要約:
この記事では、「ジークアクス」が乃木坂46の過去のメンバーを引用していることに対する感想が述べられている。著者は、作品の魅力を感じつつも、過去のメンバーに依存している様子に物悲しさを感じ、現在の坂道グループや新メンバーへの注目が不足していることを指摘する。また、考察が深まる中で、その作り手の意図やファンの心理についても考察している。秋元康の関与についても疑問を呈し、彼の影響がどのように作品に現れているのかを考察している。全体を通して、オタク文化とその影響力を考える内容となっている。
最近は乃木坂を追っていると「いよいよ紅白やばいかも」「また新曲が伸びにくそうな」みたいなことを考えちゃって、まだ人気はあるとはいえオタの外部まで広がるようなパワーを持つ活動まで至っていない感じはある。
そんななかで、まさかのオタの外部からグループの話題が活発に飛び交うのをみた。なにがあったのかな?と調べてみたら、「機動戦士ガンダム ジークアクス」ってアニメからなんか起きてるらしい。
引用がどこか一昔前なのが泣けてくる
なんでもスタッフ?監督さん?が乃木坂のファンらしくて、背景とか設定に織り込んでるのが話題になってるらしい。そこで坂道オタ側—まあ櫻坂中心で、日向坂、乃木坂と見てる感じの私から見るとどうなんだろ、とアマプラで配信されてる分とか噂されてる情報を見てみたりした。
まず思ったのは、なんというか「一昔前の乃木坂だな・・・」ということ。メインの登場人物は松村沙友理さんとか西野七瀬さんが題材らしいんだけど、ちょっと前のメインメンバーをセレクトしてる感じが拭えない。和ちゃんやてれさ、アルノなどなど5期をメインに見てると「今さら!?」感。
と同時に、「うっまだばりばりJpopシーンで存在感がある時期の乃木坂じゃん」って胸がつまるというか。アイドルグループの全盛期ってオタクじゃなくてもそのグループのセンターを知ってるくらい、外部にアプローチできてる時期だよね。
なんかお母さんぽいキャラで菅井さん?ってのも出てきてるし、「うわ、櫻坂のゆっかー(菅井友香。欅坂〜櫻坂のキャプテンね)も意識してるの?」と思ったり。いま藤吉夏鈴ちゃんとか山下瞳月さんとかメインに見てる自分からすると、こっちもちょっと前な感じ。
だからこそ今ごろ乃木坂、欅坂全盛期あたりの引用にうわーってなる。2016〜2018年くらいを思い出すというか。オタクが叫んだってなんにもならんのだが。ところで、日向坂ネタはでてないっぽいんだけど!それも込みで2019年以前の坂道ネタが主流って感じ(※日向坂46とは、もともと欅坂46の妹分グループ「けやき坂46」が2019年に改名したグループなのです)
ジークアクスのスタッフさん、櫻坂の「Addiction」MVとか見てこっちに引用してくれないかな、いま藤吉さん山﨑さんというすごい俳優みたいなふたりがおりまして〜とか、あんまり昔すぎるので、今ばりばりのトップをおすすめしたくなっちゃうというか。
ともあれ、あのころって村の外部にもアピールできてたから、このアニメの監督?スタッフ?な人もめっちゃはまっちゃったんだなーという。
考察の耐えがたい無意味さ
そんなことより、ジークアクスってどうも昔のガンダム?と絡めてるのが気になる。たぶん最初のシリーズのキャラが物語に絡んでて、さすがにガンダム偏差値Fラン高校級な私でもわかるシャアという人がでてくる。シャアが乃木坂におけるまいやんだよね。あとアムロも知ってたわ。アムロは生駒ちゃんと見ていいの?誰に言ってるんだ私は。
「メインキャラと絵柄ちがう時代のキャラじゃん!」って思うんだけど、一方でアニメの方も大変だなー・・とか考えてしまった。
一緒にするのもおかしな話だけど、長いシリーズの新作を作るってある意味でアイドルグループが新メンバーを募集して、そして注目してもらおうってやり方に似たような感じある。
でも、どんなにすごい素質がある人が入ったとしても、よっぽどのことがない限り過去を勝るようなものにならないのね。
そこで、手っ取り早く新作とか新メンバーに注目させるのって、シリーズとかグループの原点に絡んでいくってやり方ある。なんかジークアクス、むりくり原点にからませて、ファンを引っ張ろうとしてる感じした。絵柄ぜんぜん違うし。
ここからファンがいうのもあれなんだけど・・ガンダムファンが読んでるかもしれないから説明すると、欅坂46ってあったよね。平手友梨奈さんがいて、サイレントマジョリティーとか不協和音が代表曲のグループ。
まだ知られてないかもなんだが、このグループっていま改名して、櫻坂46になってるんですね。欅坂ってほんとめちゃくちゃな流れで進むうちに、メインの平手さんが抜けちゃうところまで袋小路になってた。それで、このグループは改名したりしたという。
櫻坂って、改名してたから途中まで欅坂の匂いを消そうと努力してたのね。でも、なかなか新しいものを作るのに苦戦してる時期があって。紅白歌合戦も落選するくらい大変なことになってた。
そこで近年は、こっちも原点に絡ませてファンの興味を引くってことをやってるのね。
ここ数年の櫻坂は、意図して欅坂を思い起こさせるようなアプローチに切り替えて、音楽的にも強いものに戻っていったりした。で、それもMVとか衣装、歌詞に意図的に欅坂の要素を暗号みたいに散りばめて、ファンに「考察」をうながす作り方をしてた。
こういう考察って、最近はファンをどつぼにハマらせるための仕掛けとしてすごく使われるな〜とも思ったり。しかも、シリーズの原作と絡ませることで煮えたぎったオタクほど考察が止められなくなりやすい。
ジークアクスも、ざっくり観た限り最初のガンダムと絡ませてるから、作り手の作戦どおり考察を促される作りをしてるんだと思う。
そこでオッカムの剃刀の逸話を持ち出したくなっちゃうくらい、ファンが必要以上に背景に書かれた情報までなにか意味を探しちゃったことで、件の乃木坂や欅坂ネタに到達しちゃっててんやわんやになっちゃった、というか。
こういうのを傍で見てると、「考察って意味ありげに見えるくらいの作り手かプロデュースの仕掛け以上のものってなくて、無駄かもな〜」って思う時ある。
実際、欅坂〜櫻坂で起きた、限られた情報から考察しちゃうファン心理をついたすごい変なこと起きちゃったし。
欅坂ってすごい熱心なファンがいたから、「復活してほしい」みたいな心理をついて、弱小アイドルワナビーのガキがsnsと動画を使って「欅坂が裏で復活のために動いてる」みたいに断片的な情報を流し、考察させる詐欺をやらかしたりしてた。詳しくはねとらぼにてまとまったこの記事が詳しい。
みたいなこともあって、なんか最近は考察させるやり口に関してあんまりのれないなーという気持ちもある。
ジークアクスって秋元康は出てきそうなの? というか企画に秋元的な人がいるんじゃないの
さていろいろ乃木坂とか、欅坂ねたまで入っているジークアクスだけどオタク的に一個気になることがある。このアニメは秋元康をどう扱うつもりなのかだ。出ないのかもだが。
どうもジークアクスが最初のガンダムと絡めるやり方をすること自体、なんか秋元的な仕掛けとか計算とかしてる人がいそうな気がする。なんか考察させようとするやり口なんかも、世界観を広げますというよりファンを引っ張りますみたいな意図の方が先にあって、考察したその先には無しかないんじゃないかって。
坂道オタ的に秋元の扱いって気持ち悪い距離感があって、オタクはみんながみんな決してグループを産んだ神とかそういう扱いはしてない。ある種の嫌悪感を飲み込みながら多人数アイドルの独特の可能性を見てるとこある。
そしていま乃木坂とか櫻坂とか(たぶん)秋元が完全にハンドリングしてる関係でもないっぽくて、運営会社側の人間がうまくやってる構図というのが近い(はず)。から、いま面白いとも思って見てるとこある。少なくとも私は。
ジークアクスも極端な仕掛けをしてるだけに、なんか秋元的な誰かがプロデュース的に糸を引いている感じするんだが、どうなんだろう。すでにアニメのスタッフが身近な秋元的な誰かの仕事が身に染みてるから、あえてジークアクスで秋元康まで扱わんのかもしれないけど。
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