2025年5月22日13:50
中国北西部に位置する甘粛省の張掖甘州区野生動物保護管理ステーションによると、今年は現時点までに5羽のタンチョウの卵の孵化(ふか)に成功しました。通年では10羽を突破する見込みとのことです。
タンチョウは、中国の国家一級保護動物で、孵化には温度と湿度の精密な管理が必要です。作業員は飼育箱の改良やエサの科学的配合によって、ひなの急速な成長を支えています。現地のタンチョウの群れの個体数は、かつては14羽でしたが、現在までに56羽に増えました。湿地の生態環境も改善されつづけており、インドガンや白鳥など多くの野鳥が飛来するようになりました。(提供/CRI)
編集部の感想:
タンチョウ5羽の孵化成功は素晴らしいニュースです。国家一級保護動物としての取り組みが実を結び、個体数が増加していることは、環境保護の重要性を示しています。今後も湿地の生態環境が改善され、多様な野鳥が生息できるよう願っています。
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