木曜日, 5月 22, 2025
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四川大学が日本の著名考古学者の招聘雇用に関する掲載を取り下げ、ネット民の反発受け―中国


シンガポール華字メディアの連合早報の20日付報道によると、中国の四川大学が日本の著名な考古学者を招聘(しょうへい)して雇用すると発表し、ネット上を中心に反発する声が上がった。同大は公式ウェブサイトに掲載していた関連情報を取り下げたという。

中国メディアの澎湃新聞の7日付報道によると、四川大学歴史文化学院は、著名な考古学者でアメリカ芸術科学アカデミー会員の宮本一夫氏を常勤の講席教授(チェア・プロフェッサー)として招くと発表していた。

同学院によると、宮本氏は2021年以降、同学院で複数のスペシャルトピッククラスを担当し、現在、同大で正式に仕事を開始しているという。

香港メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストの19日付報道によると、同大の公式サイトで掲載が取り下げられた後、宮本氏も同大もコメント要請に応じていないという。

中国のSNS上では、この問題について「愚かな反対の声に屈するような大学は、大学である資格がない」「反対派はどのような人たちなんだ?」「大学の自治に関しては慎重に議論すべきだ」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

RecordChina



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編集部の感想:
このニュースは、学問の自由と社会的圧力の相克を象徴しています。四川大学が著名な日本の考古学者を招聘する決定を取り下げたことは、大学の自主性に疑問を投げかけます。ネット上の反発にもかかわらず、学問の発展のためには冷静な議論が必要だと感じました。

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