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概要
この記事では、Xperia 1 IIIを1ヶ月使用した感想と評価が述べられています。新型Xperia 1 VIIが発表され、4世代前の機種となったXperia 1 IIIの性能や使い勝手について具体的な体験が詳細に紹介されています。
要約箇条書き
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晴天下での視認性:
- ディスプレイ輝度に不安があったが、予想よりは見やすい。
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望遠機能の利便性:
- 70mmと105mmの望遠が便利だが、50mm相当の焦点距離を簡単に選べない点が不満。
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ケース使用時のシャッターボタン:
- ケースを装着するとシャッターボタンの操作が難しくなるため、工夫が必要。
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カメラアプリの不安定さ:
- 撮影時にアプリの不具合(保存遅延、保存失敗)が発生することがある。
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温度管理の警告:
- それほど暑くない状況下でも「モデムの制限」警告が出ることがあった。
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充電速度の遅さ:
- 30Wの仕様だが、実際には14~15Wがピークで充電が遅い。
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指紋認証の反応問題:
- 湿っていないのに指紋認証が反応しない場合があった。
- 価格感:
- 新型Xperia 1 VIIの価格が229,900円で、高額な新品ではなく、中古として購入したため、不満が軽減されている。
これらのポイントから、Xperia 1 IIIに対する評価は品物に対しての期待感や使用時の具体的な問題点に焦点を当てています。
望遠は便利だが50mm前後が欲しくなる
メイン機のNothing Phone (2)でも2倍(46mm相当)で撮影することが多く、70mmと105mmの望遠が使えて重宝しています。ただ、Xperiaのカメラアプリ(Photo Pro)は、16mm、24mm、70mm、105mmからの四択。
それ以外の焦点距離は、例えば24mmを一度選択して50mm相当に手動でスライドさせる方法となるため、一発で2倍の48mmに切り替える操作ができないのがもどかしいです。
オートモードでのズーム操作
BASICモードでのズーム操作
ケースを付けたらシャッターボタンが…
本体は薄くて軽くてよいのですけど、素のままで持ってみると滑りやすいため、保護というよりグリップ目的でクリアケースを装着しました。
指紋認証を行う電源ボタン部分はくり抜いてありますが、便利な位置にあるシャッターボタンはケース越しの操作に。グニャリとする感触で半押しや押下時の微妙な操作ができなくなり、カッターでくり抜いて対処中。
カメラアプリがときどき不安定
屋外での撮影時にときどき発生したのがアプリの不安定な挙動。撮影したものが保存されるまでに時間がかかったり、保存されていなかったり、さらにアプリを再起動させようとしてもなかなか起動しない、など。
もうアプリの更新は行われないと思いますが、これから暑い夏を迎えるタイミングなのでこの先ちょっと心配です。
それほど暑くないのにモデム発熱?
これまた屋外での操作時に表示されたものですが、温度制御のアラートで「モデムの制限」というメッセージが3度ほど現れました。
それほど暑い日でもなく、ケース越しですが本体もそれほど熱くなっているわけではなく原因がよくわかりませんが、本格的な夏前に出てきてしまい心配なメッセージです。
充電速度が遅い
スペック上はUSB PDで30Wということですが、手持ちの機器との相性が悪いのか14~15Wがピークでその後は1ケタW充電がほとんど。ポータブル電源から直接USB-Cケーブルでつなぐことが多いですが、モバイルバッテリーやACアダプタ経由でも変わらず、Qiで充電してもあまり時間は変わらない気がします。
「3年経っても劣化しにくい」と謳っていただけあって、バッテリー持ち自体は一日なら十分に持ちます。ただ、ディスプレイの表示時間が長くなると減りは速いので使い方次第ではあります。
本体はまだ60%なのに9Wです
ときどき指紋認証が反応せず
充電時、ケーブルが接続されているときに指が濡れているわけではないのに指紋認証が反応しないことがありました。
Pixel(6と8)では冬場の画面内指紋認証が反応悪過ぎて脱落したことに比べると、電源ボタンでの認証は嫌いではないですが、頻発するようだとちょっと困ります。
新型の6分の1の価格なので…
新型Xperia 1 VIIのau版価格は229,900円。発売当時の1 IIIは178,000円でした。あくまでも約35,000円の中古端末としてのレビューなので、ちょっと困るな〜レベルの感想になっていますが、新品で購入していたら気分は穏やかでなかったかも知れません。1 VIIはもちろん手が出ません^^;
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