営業経験なかった僕が、公務員を辞めて民間に転職した話【宅建試験初心者向け】不動産のことなら宅建士ゆうへ

〜「安定」の外に見つけた、自分らしい働き方〜こんにちは。元・地方公務員、今は営業職として民間企業で働いている○○です。この記事では、僕が「営業経験ゼロ」「転職未経験」「30代で民間デビュー」という三拍子で飛び込んだリアルな体験をお話しします。・今、公務員だけど「このままでいいのか」とモヤモヤしている人・民間に興味はあるけど、自分にできるか不安な人・転職を考えたけど一歩が踏み出せない人そんな方に向けて、「経験ゼロでも営業はできる」「公務員でも変われる」という希望を届けたいと思っています。⸻「辞めようかな」と思ったきっかけ僕は20代の頃から地方自治体で働いてきました。配属も悪くなく、上司も同僚もいい人。いわゆる「ホワイト」寄りの職場でした。でもある日、ふとこんな感情が湧いたんです。「この仕事、10年後も同じようにやってるのか？」定年までのレールが見える安心感と引き換えに、挑戦や変化がどんどん遠ざかっていくような感覚。特に30代に入ってからは、職場での評価が“無難さ”に偏っていることにも、違和感を覚えるようになりました。⸻民間＝ブラック？転職＝リスク？という呪いとはいえ、すぐに辞めようとは思いませんでした。「民間なんて成果主義で大変そう」「営業なんて口がうまくないと無理」そんな思い込みがあったからです。でも、SNSやYouTubeで転職経験者の話を見聞きしているうちに、少しずつ気づいたんです。・全員がバリバリ営業トークをしてるわけじゃない・「成果主義＝しんどい」ではなく「成果主義＝公平な評価軸」でもある・“安定”のために、やりがいや自己成長を手放していたのは自分かもしれないそんなふうに、少しずつ「変わってみたい」という気持ちが膨らんでいきました。⸻転職活動は、想像より“人間的”だった民間転職＝ゴリゴリの即戦力勝負、と思いきや、実際は全然そんなことありませんでした。むしろ面接でよく聞かれたのは、•なぜ転職を決意したのか•公務員時代にどんな工夫をしていたか•どんな働き方をしたいかといった、「人となり」を深掘るような質問ばかり。特に僕が力を入れたのは、公務員の業務で培った「調整力」「報連相」「丁寧な資料づくり」といった“地味な力”を言語化して伝えること。これが意外にも好評で、最終的に複数社から内定をいただくことができました。⸻初めての営業。最初は“向いてない”としか思えなかった僕が選んだのは、「法人営業」の仕事でした。理由はシンプル。「対面でお客様と関われる仕事がしたい」と思ったから。でも、初月は地獄でした。•電話が怖い•断られるのが当たり前•トークがうまくできない•上司のやり方を真似しても結果が出ない「やっぱり俺には向いてなかったんじゃ…？」と、何度も思いました。それでも踏ん張れたのは、上司のある一言でした。「営業は“喋る力”より“聴く力”だよ」⸻「話す営業」ではなく「聴く営業」で道が開けた僕は話し上手ではない。でも、相手の話をしっかり聞いて、要望を汲み取って提案する力は、公務員時代に培ってきた。「無理に盛り上げようとしなくていい。相手の課題を一緒に考えて、一緒に解決すればいい。」このスタンスに変えたことで、少しずつ受注が増えていきました。お客様から「話しやすいね」「誠実で安心感がある」と言われるようになり、ようやく「自分なりの営業のかたち」が見えてきました。⸻収入・スキル・やりがい、すべてが“伸びしろ”になった民間に来てからの変化は本当に大きいです。•年収は1.2倍に（成果が反映される）•IT・営業スキルが圧倒的に伸びた•仕事を通じて「社会のリアル」を感じられるようになった•自分の頑張りが数字で見えるようになった•将来的に独立も視野に入れられるようになったもちろん、プレッシャーもあります。でも、「成長している実感」が毎日ある。この感覚は、公務員時代にはなかったものでした。⸻今、公務員のあなたへ伝えたいこと僕は公務員を否定するつもりはありません。安定や社会貢献、制度設計の仕事には、確かな価値があります。でも、「何か違う」と思ったら、それを無視しないでください。思考停止で定年まで進むには、人生は長すぎます。変わることは怖い。けれど、「やらなかった後悔」は、何年経っても消えません。営業経験なんてなくても、転職未経験でも、30代でも、変われます。僕ができたんだから、あなたにもできます。⸻最後に：僕が転職して得た一番大きなもの民間に来て、収入もスキルも伸びました。でも、それ以上に大きかったのは、「自分に自信が持てるようになったこと」です。知らない世界に飛び込んで、もがいて、結果を出して。その過程で、「俺って、ちゃんとやれるんだな」と思えました。これからも、営業というフィールドで、自分らしい成果を積み上げていこうと思っています。

この記事が、誰かの背中をそっと押す一歩になれば嬉しいです。