🔸 ニュース:
歌手の和田アキ子(75歳)が、12日に放送されたTBSの「アッコにおまかせ!」に生出演し、大阪・関西万博に関する収支について率直な意見を述べました。番組は、万博が翌日13日に閉幕を迎えることを伝え、会場の混雑状況を中継しました。
和田さんは、会場の混雑を見て「大変ですね、今の時間帯で」と驚いた様子で、「最初は誰も行かないと言われていたのに、今ではこんなに賑わっているのは凄いですね」としみじみ語りました。
また、番組の進行役である山形純菜アナウンサーが、来場者数が2300万人を超えたこと、公式ライセンス商品の売り上げが約800億円に達したこと、そして運営費が1160億円で最大280億円の黒字が見込まれていることを報告。その際、和田さんは「黒字!」と衝撃を受けました。
ただし、山形アナは「この黒字には、建設費2350億円や警備費250億円は含まれていないこともお伝えしておきます」と補足。これに対して和田さんは「普通はそういう経費を差し引いて黒字と言うのでは?」と冷静に疑問を呈しました。
この発言からも、和田さんが経済的な視点を持っていることが伺えます。万博の成功を素直に喜びつつも、期待を裏切る要素や慎重な姿勢が感じられるコメントでした。
🧠 編集部の見解:
この記事は、大阪・関西万博の収支に関する和田アキ子さんの率直な反応を取り上げていますね。彼女が「誰も行けへんかったのに」と驚くのは、最初の混雑状況がだいぶ違ったと言っています。これは、イベント開催にあたっての期待と現実のギャップがあったことを示唆しています。
### 感想と関連事例
万博の運営データは興味深いですが、和田さんのように「普通はそういうの差し引いて」という指摘が出てくると、実際の利益や影響をどう評価するかについて考えさせられます。過去の万博でも、収支が話題になることは多々ありましたが、長期的な社会的影響や地域活性化がどれほどのものかは難しい問題です。
例えば、2005年の愛知万博は一時的な経済効果だけでなく、国際的な交流や新技術の展示の場としての価値が評価されています。また、万博後のインフラ整備や地域振興においても、多くの議論がありました。
### 社会的影響
万博は単に数値で語れるものではなく、その背後には文化や観光、ひいては地域のブランディングにも大きな影響があります。和田アキ子さんのコメントからも感じるのは、こうしたイベントが持つ意義や影響力は、表面上の数字だけでは測れないということです。
#### 豆知識
ちなみに、万博の歴史を振り返れば、1851年のロンドン万博が初めての国際博覧会とされています。その後も各地での開催を通じて、新しい技術や文化が交流する場として役立ってきました。2030年の大阪万博は「未来社会のデザイン」がテーマですが、どのような形で人々を惹きつけるのか、そしてその後の影響がどう表れるか、楽しみでもあり気になるところです。
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キーワード: 万博
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