バスタオルは、薄手でコンパクトなものが、今は人気です。

これは、繊維の進化で吸水性にすぐれた生地が登場したのと、収納棚や洗濯槽を圧迫しないバスタオルへのニーズの高まりを反映したものです。

筆者も、数年間からそうしたバスタオルを使ってきました。ですが、クオリティ面でなかなか満足のいくものと巡り合えずに試行錯誤が続きました。

たとえば、大手100円ショップにて330円のバスタオルを使ってみたところ……吸水性はまずまずですが、洗濯のたびに繊維のほつれがたくさん出て、数カ月しか持ちませんでした。

>>「Amazonファッション×お出かけタイムセール祭り」開催中!

「2倍以上のボリューム」のマイクロファイバーを使用

次の候補を探して、たまたま見つけたのが「Mofuwa ふわふわ バスタオルです。開発製造元は(株)日本創作。「REBALANCE(リバランス)」という店名で、楽天市場とAmazonで生活用品を販売しています。

「Mofuwa」は、2024年2月にスタートしたタオルブランドで、本製品はその第一弾。新製品ということでちょっと期待し、Amazonで購入しました。

価格は2680円(2025年5月8日時点)の4枚入りと、とてもリーズナブル。サイズは50cm×110cmと、一般的なミニバスタオルとほぼ同じです。

本製品の第1の特徴は、マイクロファイバー(超極細の繊維)製であることです。この繊維は、高い吸水力と速乾性があり、掃除グッズや衣類などさまざまな製品の素材として活用されています。

実は、以前この素材でできたバスタオルを使ったことがあります。しかし、お風呂上がりに拭いた際の肌触りに違和感をおぼえ、すぐやめてしまいました。マイクロファイバー素材については、そこが気になる点でした。

Mofuwa ふわふわ バスタオル」は、濡れていない手で触るかぎりでは、そうした違和感はなく、むしろ心地よいものです。枕カバーにしてもよさそうです。また、「一般的なマイクロファイバーのタオルと比べて、2倍以上のボリューム」とのことで吸水力も結構ありそうです。

Advertisement

看板に偽りなしの吸水力

説明書きには、「綿のタオルに慣れている方は最初は少し引っかかるような感じがあるかもしれませんが、5回ほどお使い頂くと肌触りに慣れていただけるかと思います。タオルで体を拭く際は、強くこすらずにポンポンと軽く当てるように拭いてみてください。肌への刺激も少なく、吸水もバッチリ致します」とあります。

なるほど、マイクロファイバーのタオルには、使い方の作法があるわけです。

この説明を頭に入れ、お風呂上がりに拭いてみました。

アドバイスにしたがい、「ぬぐう」のではなく、軽く皮膚に当てて水気を取ります。以前のマイクロファイバーのタオルにあった違和感はまったくなく、心地よさを保ちながら驚くほど水気を吸収していきます。

全身を拭き終わっても、なお吸い取る余力がありました。「2倍以上のボリューム」の看板に偽りなしと言えそうです。

この吸水力について、具体的に見える化してみましょう。洗面器に1500mlの水を入れ、タオルを10秒漬けて取り出して、残った水量を量ってみました。

同サイズの新品の綿のバスタオルとで比較したところ、綿のバスタオルは400ml残りました。他方、「Mofuwa ふわふわ バスタオル」では、たったの20mlでした。つまり、ほぼ全量を吸水したことになります。

この実験だけでも、「Mofuwa ふわふわ バスタオル」が、いかに吸水力に優れているかわかります。

季節がわりにバスグッズを一新したい方にぜひおすすめします。

▼こちらもおすすめ

なぜ、今まで使ってなかったのか……話題のタオルに買い替えたら、ただの手洗いですら快適になった | ライフハッカー・ジャパン

なぜ、今まで使ってなかったのか……話題のタオルに買い替えたら、ただの手洗いですら快適になった | ライフハッカー・ジャパン

山崎実業のマグネット棚なら、浴室にバスタオルを置ける!寒い脱衣所を時短できるっていいぞ | ライフハッカー・ジャパン

山崎実業のマグネット棚なら、浴室にバスタオルを置ける!寒い脱衣所を時短できるっていいぞ | ライフハッカー・ジャパン

>>「Amazonファッション×お出かけタイムセール祭り」開催中!

――2023年3月16日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

執筆: 鈴木拓也

Advertisement