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最近、ブラジルのリオグランデ・ド・スル連邦大学と英国のポーツマス大学の研究チームが、地球から約50億光年離れた銀河「コズミック・ホースシュー」に、太陽360億個分の質量を持つブラックホールを発見しました。この結果は、観測史上最大の可能性があり、精度の高い測定法が重要です。従来の「最も重い」とされるTON 618やPhoenix Aのブラックホールは推定値に依存しており、誤差が大きいことが課題でした。
今回の発見は、重力レンズを用いた新たな手法で、遠方のブラックホールの質量を直接測定した点が特筆されます。この方法により、他の銀河にも隠れた巨大ブラックホールが見つかる可能性があります。銀河とブラックホールの成長における不均衡も研究の焦点で、さらなる調査が期待されます。
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この記事のポイントを以下のようにまとめました:
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観測史上最大!?🌌
地球から約50億光年離れた「コズミック・ホースシュー」の中心に、約360億太陽質量のブラックホールが発見されました。これまでの最重ブラックホールの推定値と比べても高い精度で測定されたため、「最も巨大なブラックホール」と言えるかもしれません。 -
精度の高い測定法🔭
研究チームは「重力レンズ」という自然現象を利用し、遠方のブラックホールの質量を高い精度で測定しました。重力レンズの観測データと銀河中心の星々の運動データを組み合わせることで、信頼性の高い結果を得ることができました。 -
宇宙の謎への挑戦🔍
この発見は、大きなブラックホールがどのように形成されるのかという謎を解く手助けになるかもしれません。また、今後の研究で他の静かなブラックホールも見つかる可能性があり、宇宙のブラックホール成長の歴史を解明する鍵となることでしょう。
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