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トランプ政権で保健福祉省の長官を務めるロバート・F・ケネディ・ジュニア氏は陰謀論者として知られ、反ワクチン論者でもあります。保健衛生の専門家たちは、ケネディ氏が長官になってからの数週間を痛烈に批判し、ケネディ氏が拡散する誤情報や不信と戦うため立ち上がるよう同業者に呼びかけていると、ニュースサイトのArs Technicaが報じています。
Revolt brews against RFK Jr. as experts pen rally cries in top medical journal – Ars Technica
https://arstechnica.com/health/2025/04/revolt-brews-against-rfk-jr-as-experts-pen-rally-cries-in-top-medical-journal/
専門家らのケネディ氏への不満は、連邦政府の保険関連機関に対する骨抜き政策や、重要な地方公共保健プログラムの縮小、重要なワクチン諮問会議の延期、ワクチン研究を行うにあたり信用できない反ワクチン論者を起用したこと、アメリカ国内でトップのワクチン規制当局の排除、テキサス州で拡大する麻疹(はしか)対応の妨害など、多岐にわたります。
ヴァンダービルト大学の小児感染症の専門家であるキャサリン・エドワーズ氏は、世界の5大医学誌に数えられる「The Journal of the American Medical Association(JAMA)」を発行するアメリカ医師会のオンライン版に、テキサス州での麻疹の流行についての記事を投稿。流行初期にケネディ氏が「2025年は麻疹がすでに4回も流行しており、2024年は16回も流行したので珍しいことではありません」と主張した一方で、2003年以降で初めて子どもが麻疹で亡くなったことは認めようとしなかったと指摘しました。
Approaches for MMR Vaccination During a Measles Outbreak and Evolving Domestic Attitudes | Public Health | JAMA | JAMA Network
https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2832729
さらに、エドワーズ氏によると、ケネディ氏は入院した子どもについて「隔離のために入院している」と説明していたのですが、実際には呼吸困難の症状が出ているため入院していて、中には人工呼吸器をつけている子どももいるとのこと。エドワーズ氏は、保健省長官の立場にあるケネディ氏が麻疹の流行を実情よりも小さく見せたことにより、ワクチンを未接種の人々に対する接種勧告が遅れたと非難しています。
同じくヴァンダービルト大学のジェレミー・ジェイコブズ氏とギャレット・ブース氏は、反ワクチン論者として悪名高いデビッド・ガイヤー氏を予防接種と神経発達の結果に関する連邦研究のリーダーに任命したことについて、ケネディ氏を批判しています。
Unreliable Vaccine Information and the Erosion of Science | Vaccination | JAMA | JAMA Network
https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/2832728
ガイヤー氏、およびその父親のマーク・ガイヤー氏は2010年に学術誌「Nature」が「科学否定派」のトップに選出した人物であり、ケネディ氏とともに「ワクチンが自閉症を引き起こす」という、すでに論破されているデマを吹聴し続けている人物だとのこと。
ジェイコブズ氏とブース氏は、ガイヤー氏を雇用することは科学的プロセスの完全性を損ない、社会的信用を損ない、信頼性の低い情報のプラットフォームを提供することになると主張。「疑似科学への危険な譲歩」とも述べました。
3人はいずれも、研究者や医療専門家に向けて、エビデンスに基づく医療を求めるために立ち上がるよう呼びかけています。
なお、トランプ政権による科学研究への資金削減に対しては、複数のノーベル賞受賞者を含む全米科学アカデミー、全米技術アカデミー、全米医学アカデミーの会員らが「トランプ政権による攻撃は国家に損害を与えるおそれがある」と警告を発しています。
トランプ政権が科学研究への資金援助を削減することで「アメリカの積み上げてきた科学技術が壊滅的な打撃を受ける」とノーベル賞受賞者を含む科学者たちが公開書簡で警告 – GIGAZINE
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