「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載中の、累計発行部数150万部を誇る宮崎周平先生による人気コミック『僕とロボコ』。2025年4月18日(金)からは、劇場版『僕とロボコ』が公開中です!
公開から2週間を迎えた5月1日(木)に、新宿ピカデリーで応援上映レクチャー付き大ヒット御礼舞台挨拶が開催。主人公ロボコ役の松尾駿さん(チョコレートプラネット)、ボンド役の津田美波さん、そして大地丙太郎監督が登壇しました。
すでにお馴染みとなりつつあるロボコのコスプレ姿の松尾をはじめ、登壇者全員が応援うちわを持って登場。
会場に集まった観客もペンライトなどの応援グッズや大歓声で3人を迎え入れ舞台挨拶はスタートした。松尾の「(ロボコ)かわいい~?」という問いかけに対し客席から一斉に「かわいい~!」と反応が起こり、「うれしい~!」と冒頭からテンポの良いやりとりが展開された。
公開後の周囲の反響を聞かれた松尾は、直接映画館で他の鑑賞客が笑ってくれている様子を見て「泣きそうになっちゃって、嬉しくて。最高じゃん。主人公じゃん。」と喜びを噛みしめたそう。
津田は、パロディの知識とは関係なく楽しく笑えたという感想を母からもらい、「すごくうれしかったので、何回も観てほしいからもっと観て!」というやり取りを交わしたエピソードを紹介。
大地監督はSNSの感想を見て「爆笑したと書いてくれているので、本当にうれしくて元気が出てますね。」と喜びを語った。
応援上映を望む多くの感想を受けて実施が決まったこの日の舞台挨拶。ストーリーのクライマックスに観客全員で応援してロボコたちにパワーを送る「膝バッ波」のシーンを入れた意図について大地監督は、昔は映画館で声を出すことは普通だったので違和感は特になかったと語りつつ、過去に一度だけ観たことのある『プリキュア』の応援上映を参考にしたそうで、「(『プリキュア』の応援はまじめだが)ロボコだから応援しにくい技の名前にしたいと思って、少し恥ずかしいネーミングを考えました」と裏話を紹介した。
応援上映の話題が出たところで、この日の目玉でもある応援上映レクチャーのコーナーへ。
松尾、津田から応援の基本的な楽しみ方や注意事項が説明されると、客席からは「はーい!」など元気な返事の声が上がっていた。
そして、練習として実際の映像を見ながら声出しをすることとなり、スクリーンには本編冒頭の松竹ロゴが映し出されると「ヒ・ザ!ヒ・ザ!」「松竹ありがとうー!」などのコールが飛び交い、早くも息の揃った応援で会場のボルテージは一気に高まった。
続けて、ロボコが歌う「最後に膝kiss」のシーンでは松尾が生歌を披露。客席も合いの手を入れたりサビを一緒に大合唱したりと、本編さながらロボコのライブ会場がそこに広がっていた。
また、チョコレートプラネットの代表的なネタで相方の長田庄平も大幹部役として登場する「TT兄弟」のシーンでは、松尾が「普段のTT兄弟もそうなんですけど、絶対に恥ずかしがらないでください」とポイントを解説。
松尾の“生T”と共にTTコールで包まれた会場は一体感がより高まり、これには松尾も「ナイスT!」と絶賛だった。さらにクライマックスの「膝バッ波」のシーンではこの日一番の大声援となり、松尾からは「完成形を見られた気がする」という言葉が漏れていた。
また、その他の応援してもらいたいシーンとして大地監督はロボコ(ラブコメの世界線)の変身シーンを挙げ、「作画がんばって」と書かれた客席の応援うちわを見て「現場の人間としてこんなに嬉しい応援はない」と感慨深げ。
松尾はロボコが「主人公でしょ!」という言葉でやる気を取り戻すシーンを挙げ、実際に客席から「主人公ー!」の声援を浴びると、「とても気持ちがいい。ぜひ(ロボコに)届けてあげてください。」とまるでロボコの気持ちを代弁しているようだった。
津田は「ガチゴリラの“勝つのは氷帝”をいっぱい言ってほしい」と、作中の随所に仕込まれたパロディネタも紹介していた。
最後に来場者へのメッセージが送られ、大地監督は「『僕とロボコ』はギャグアニメなので、笑ってもらってなんぼです。笑い声をたくさん響かせてもらいたいと思います。」と力強く語った。
津田からは「何回観ても面白いので、今日しか応援上映がないのは寂しいですがまたあることを願いつつ、普通の上映でも笑ってもらえたらうれしいので、率先して笑ってください。」と願いを語りつつ、TVシリーズから二人三脚で作品を引っ張ってきた松尾にも「ずっと間近で見てきたので、私が一番成長を感じています。ダークロボコという二役の演じ分けも、声優の目から見ても素晴らしかった。」と絶賛。
「これからもロボコとして、相方としてがんばってもらえますか?」という問いかけに松尾は「ご主人様のためにがんばります!」とロボコボイスで返し、会場から大きな拍手が贈られた。
そしてここで突如、花束が舞台に登場!サプライズ展開に松尾は「これが主人公か~!」とうれしさをにじませはにかんだ。
そんな松尾からは「宮崎周平先生の漫画から始まって、TVアニメ、映画と来られてすごく嬉しい。次は実写版を目指していきますので、ぜひいっぱい観てロボコを愛してください。」とメッセージが送られ、「ロボコ200億の膝」と書かれたパンツを披露した。
そしてここで舞台挨拶は終了と思いきや、さらなるサプライズとして、原作者・宮崎周平から贈られた松尾と津田の似顔絵色紙が登場!
津田は「花束を渡すとしか聞いていなかったので、めっちゃうれしいです!」と逆サプライズに感激。
松尾も「(宮崎先生は)忙しいはずなのに、これはうれしい…。」としみじみ感謝を語り、会場全体からも2人への感謝や労をねぎらう声や拍手があふれる中、舞台挨拶は終了した。
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