でも、あるときふと気づいたんです。
「時間がない」んじゃなくて、「見えてない」だけなんじゃないかって。
今回はそんな“隠れ時間”をどうやって見つけるのか、
そしてどう活用するのかを、実体験もまじえてお届けしていきます。
時間がない? いや、あるよ、ちゃんと。
「副業やるには、まず1日2〜3時間は確保しないと!」
…これ、けっこうな勘違いなんですよね。
副業って、別にまとまった時間が必要なわけじゃない。
むしろ、スキマ時間を積み上げていく方が、リズムにも乗りやすいし、継続しやすいんです。
たとえば、1日30分。この30分を朝と夜に確保できれば、1週間で7時間。
1か月なら28時間。1年で336時間。
これって、英語の初級コース1つ終わるくらいの勉強時間なんですよね。
つまり、副業にも十分な時間になる。
つまり、「時間がない」って、実は「時間の正体を知らない」だけなんじゃないか?ってことなんです。
隠れ時間って、どこにあるの?
じゃあその“隠れ時間”って、どこにあるのか。
いろんな人の話や自分の実践を通して、こんなところにあることがわかってきました。
朝のぼんやりタイム
起きてから支度をするまでの間。
スマホをダラダラ見てるその10分、実は金の卵です。
この10分で、日記を書く、ブログのネタを考える、SNS投稿の構成をつくる。
たったこれだけでも、副業の種まきになります。
ちなみに僕は、朝起きてカーテンを開けて、そのままコーヒーを入れてる時間、
頭の中で「今日のアイデア、何書こうかな」って考えてます。
メモアプリが親友です。
通勤・移動中
もし電車で通勤してるなら、スマホ時間を少しだけ“副業モード”に変えてみてください。
たとえば、
-
音声学習でマーケティングを学ぶ
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ChatGPTにネタ出ししてもらう
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自分の考えをメモ帳にまとめてみる
電車のなかでスマホゲームをしていた自分に「もっとやれるぞ」と言いたい。
今はもう、スマホ=相棒です。
昼休みの15分
昼ご飯を食べ終えて、午後まで少しぼんやりしてる時間。
ここも隠れ時間です。
僕の場合、昼休みのうち15分だけ、「思考整理タイム」にしています。
手帳を開いて、自分の副業の進み具合や、今日やるべきことを書くだけ。
たった15分でも、意外と頭がクリアになるんですよね。
夜、家族と過ごしたあと
家族と夕食をとって、テレビを観て、子どもが寝たあと。
ここが“メインステージ”になる人も多いかもしれません。
でも、「毎日2時間」と思うとキツくなります。
だから僕は、30分だけ“スイッチ時間”を作ってます。
SNS投稿の下書き、過去の発信の振り返り、次のネタのブレスト。
やることは軽めでOK。
「これだけやれた!」という感覚を大切にするのがコツです。
小さなスキマが、副業のエンジンになる
こうして見つけた“隠れ時間”、どう活かすかがポイントです。
完璧を目指すと、逆に続きません。
「できるときに、できることを」「短く、でも濃く」この意識が大切です。
僕が副業を始めたころは、メルマガ1通書くのに3日かかっていました。
でも、朝の10分でアイデア出して、昼に構成メモして、夜に仕上げる。
こうやって「分解」することで、1つのタスクを細切れにして消化できるようになりました。
しかも、これが続いていくと「リズム」になってくる。
リズムが出ると、やる気も湧いてくる。
そうすると、自然と副業が「日常」に組み込まれてくるんですよね。
まずは「自分の1日」を棚卸ししてみて
一番最初にやってほしいのは、「自分の1日を、15分単位でざっくり分解してみる」こと。
朝起きてから寝るまで、何にどれだけ時間を使ってるか。
これ、書き出してみるとビックリします。
「あれ?ここ意外とムダじゃない?」
「ここ、ちょっとだけ活かせそう」
そういう“もったいない時間”がゴロゴロ出てきます。
で、そのうち1つか2つだけ、「副業のための時間」として再設計してみるんです。
たったそれだけで、スタート地点に立てます。
忙しい人ほど、副業向きかもしれない
最後に、ちょっと逆説的なことを言います。
「時間がない」って思ってる人ほど、実は副業に向いてるんです。
なぜかというと、時間の大切さを身に染みて感じているから。限られた時間を、どう活かすか。
この意識がある人は、行動が変わるし、成果も出やすい。
副業って「自由になるための手段」であって、「人生を縛るもの」じゃないはず。
だからこそ、無理せず、自分らしく、隠れ時間を味方につけて
“じわじわと”人生の選択肢を広げていく感覚でいいんじゃないかなと思うんです。
あなたの1日にも、きっと“金の卵”が隠れてます。まずは今日、スマホを手に取る前に、5分だけでも。
ちょっと立ち止まって、その時間を探してみてください。
「ない」と思ってた時間が、「あった」って気づけたら、
それがもう、副業スタートの合図かもしれません。
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