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概要
この記事では、分割決済の導入による成約率の向上について触れつつ、著者が12回払い・24回払いをやめた理由を「感情の部分」に重点を置いて解説しています。著者は、自身の経験をもとに、分割払いがもたらす負担や、関係性の黙示的な変化について考察し、分割払いの導入は慎重に行うべきだと訴えています。
要約
- 分割決済の普及: 現代ではスマホ決済や後払いが一般的になり、分割払いのハードルも低くなっている。
- 導入経験: 著者自身も24回払いを利用していたが、これをやめた。
- 「感情の部分」: 数字(売上や成約率)では測れない感情的ストレスが影響した。
- 支払いのストレス: 講座が終了した後も支払いが続くことで、達成感が薄れる。
- 分割払いのメリットとデメリット: 受講のハードルを下げるが、関係性に悪影響を及ぼす可能性がある。
- 戦略的導入の重要性: 分割払いは、個々の状況を考慮しながら適切に導入することが重要だと強調。
- 結果としての信頼の低下: 雇用が短期的には売上を上げるが、信頼や満足度が低下するかもしれない。
- 最後のメッセージ: 分割導入は「YES or NO」ではなく、正しい戦略的観点から活用すべきである。
こんにちは、WEBプランナー田原靖識です。
最近はスマホ決済や後払いなどが日常になってきて、分割払いやサブスク形式の支払いに対するハードルもどんどん低くなっていますよね。
ビジネスの現場でも、「分割の方が成約率が上がる!」「12回払い・24回払いを導入したほうがいいですよ!」
なんてアドバイスを受けたこと、ある方も多いんじゃないでしょうか?
たしかに、僕もかつては導入していました。
いや、むしろ自分自身が24回払いで講座を受けていた一人でした。
でも、今は、12回払い・24回払いの分割をやめました。
理由は「売上」や「成約率」といった数字では測れない、大事な“感情の部分”にあったんです。
僕自身、8ヶ月の講座を24回払いにしていたとき…
今だから話せますが、「うわぁ…まだ払ってる…」
って、正直ちょっと気が重くなったことがありました。
講座自体は8ヶ月。終わったあとの余韻もあり、得られた学びは確かに大きかったんですが、
でも支払いだけがずっと続くと、なんというか…
「もう学び終わったのに、まだ終わってない感」が残ってしまうんです。
これ、けっこう不思議な感覚でした。
分割のありがたさも、痛いほど分かってる
もちろん!
その時の僕は一括で払えるような余裕はなくて、分割があったからこそ、
「この講座に挑戦してみよう」と思えたのも事実です。
だから、分割そのものが悪いとは思っていません。
むしろ、挑戦のハードルを下げてくれたのは本当にありがたかったし、
あの時の学びは、今の僕の土台になっているぐらい、価値のあるものでした。
だからこそ、声を大にして言いたいんです。
分割払いは「誰にでも・なんでも」導入すればいいってものじゃない
分割導入って、一見すると優しさに見えるけど、気をつけないと、その優しさが
「お互いの関係を重くするもの」になってしまうこともあるんですよね。
講座は終わってるのに、支払いがまだ続く。
そしてその支払いが、ちょっとしたストレスや負担になる。
それだけならまだしも、・決済エラーのたびに自分から連絡をしないといけない
・「まだ払ってもらってない」という関係性になる
こういう小さな積み重ねが、信頼を少しずつ崩してしまうこともあります。
成約率は上がるけど、関係性は下がっていく?
分割を導入すると、当然ながら「成約率」は上がりやすいです。
月々の支払いが少なくなるので、
「これなら行けそう!」と感じてもらえる確率も高くなります。
でも、ここで大事なのは“数字”だけじゃないんですよね。
あなたはどうですか?
本当に大事にしたいのは「一人でも多く成約すること」でしょうか?
それとも、「本気の人と、気持ちよく関わりたい」「学びの時間を、悔いなく終えてほしい」
というところにあるでしょうか?
僕は、後者です。
支払いが終わってないのに、講座が終わっている違和感
やっぱり、何かのプロジェクトって「始まり」と「終わり」が大事だと思うんです。
なのに、「講座は終わりました、ありがとうございました!」と言っておきながら、「ちなみに来月もお支払いあります」
って、なんか…モヤッとしませんか?(笑)
自分で体験したからこそ分かるのですが、
これって、決して悪気はないけど、じわじわくるんですよね。
なので僕は、
【原則:分割は6回まで】にしています。
じゃあ、本当に分割ってやめたほうがいいの?
いえいえ、違います。
冒頭でも言いましたが、僕自身も、分割があったから受講できた身ですし、
今でも「これは必要な分割だ」と感じる時はあります。
たとえば…
・どうしても今、一括が難しいけど、本気で学びたい人・金額が大きく、自分のステージを上げる覚悟が必要な人
・継続的にサポートが続くプログラム(学びも長期なら支払いも長期)
こういうケースでは、分割が選択肢にあること自体が希望になります。
でも大事なのは、“導入する理由”と“使う人の状況”をちゃんと見極めること。
分割に甘えると、売上も信用もじわじわ削られる
「とりあえず分割にしておけば、成約率は上がるから」
という短絡的な思考で導入してしまうと…
気づいた時には、・関係性が希薄になる・お金のやり取りが負担になる
・講座終了後のストレスが残る
そんな状況に、あなた自身も、相手も苦しむことになるかもしれません。
「売上」は上がっても、
「信頼」や「心の満足度」が下がっていくとしたら…
それって、なんか違うなって、僕は思います。
あなたなら、どうしたいですか?
分割導入は「YES or NO」ではなく、
“戦略的に活用する”ものだと思っています。
誰にでも、なんでも、ただ導入するのではなくて、その人が安心して踏み出せる「一歩」にするために、
あなたがどこまでその覚悟を受け止められるか?
僕は、そういう「信頼の契約」ができる講座を、これからも創っていきたいと思っています。
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