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円は145円台半ば、景気減速懸念でドル売りの流れ-米利下げ期待回復 – Bloomberg


16日朝の東京外国為替市場の円相場は1ドル=145円台半ばと前日夕からやや上昇して推移。米国の経済指標が景気減速やインフレ鈍化を示したこと受け、米利下げ期待が回復し、ドル売り・円買いの動きが出ている。

  三井住友信託銀行米州部マーケットビジネスユニットの山本威調査役は、円安是正に対する警戒感などからドル安・円高の流れが続いており、米経済指標もドルの重しになったと指摘。「米中合意後のドル上昇分を戻しており、ここからはスピードを伴ってドルが下げる感じではない」とも述べた。

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  • 円相場は午前7時32分現在、対ドルで145円60銭(15日午後5時時点は145円89銭)

  15日の海外市場の円相場は一時0.9%高の145円42銭と約1週間ぶりの水準まで上昇した。米国で小売売上高の大幅鈍化や生産者物価指数(PPI)が5年ぶりの大幅な落ち込みとなったことを受けて、年内2回の利下げ観測が強まった。米10年国債利回りは4.43%程度と前日比10ベーシスポイント(bp)低下し、ブルームバーグ・ドルスポット指数は一時0.4%安となった。

  国内では1-3月期の実質国内総生産(GDP)速報値が発表される。市場予想では前期比年率0.3%減とマイナス成長となる見込み。三井住友信託銀の山本氏は、円安是正に対する警戒感が根強い中、「弱い数字で日銀利上げ期待が一段と後退しても、それで円安が急激に進むことにはならないのではないか」と話す。

  この日は日銀の中村豊明審議委員の講演も予定されている。ハト派と目されているため、利上げに慎重な姿勢を示しても新たな円売り材料にならない可能性がある。 

 

 



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🧠 編集部の感想:
円相場が145円台半ばに上昇した背景には、米国の経済指標が景気減速を示し、ドル売り・円買いの流れが生まれたことがある。利下げ期待が回復している中、日本経済の成長懸念も影響しそうだ。今後の市場動向や日銀の姿勢に注目が集まる。

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