元ヤフーエンジニア社長が考える、新人エンジニアの成長を阻害する悪習5選 #勉強法 - Qiita

自己紹介

株式会社PRUMという会社の代表をしています。岩本です。
PRUM公式サイト

SES企業でエンジニアとして就業したのち、ヤフーでもエンジニアとして働いておりました。
2019年、PRUMを創業し、組織を5期目の途中で70名の規模まで成長させました。
エンジニアの成長について、誰よりも考え抜いてきた自信があります。

エンジニアは 毎日コツコツ積み上げる ことが何よりも大切な職業です。
知識と経験がものをいう世界だからこそ、日々の積み重ねがダイレクトに成長に繋がります。

つまり、「積み上げることを阻害するもの」=成長を遅らせる要因 なんです。

今回は、そんな 「新人エンジニアがやめるべき悪習」 を5つ紹介します。


① 焦ること

やっぱり焦っちゃうもんなんですよね。
でも、焦ったところで何か変わるわけでもないんです。

焦ったからって、 本を読むスピードが上がるわけでもないし、作業が早くなるわけでもない。
むしろ、焦ると余計にミスをしたり、大事な情報を読み飛ばしたりしてしまう んです。

例えば、エンジニアの仕事ではエラーに3時間かかることなんてザラです。
それなのに、
「うわ、今日エラーとずっと向き合ってるだけで全然進んでねぇ…」
みたいに感じてしまって、また焦る。

でも、実際にはエラーを解決するプロセスにこそ、エンジニアの成長に直結します。
大事なのは、一つずつ辛抱強く原因を追い、確実に解決すること。

焦らず、一つ一つ確実に積み上げていく。
この姿勢がエンジニアとしての成長を加速させます!


② 他人と比較しない

エンジニアの世界って、どうしても 「他の人がすごく見える」 んですよね。
自分の知らない横文字の単語を話す人がいたり、圧倒的に経験豊富な人がいたりすると、
「置いてかれてる…」
「自分は全然成長してないんじゃ…」
みたいな気持ちになることもあると思います。

でも、人には 成長曲線 があります。
成長すればするほど、成長スピードも上がるんです。
それは、前提となる知識や吸収力が増えていくから。
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つまり、他人がものすごい速さで成長しているように見えても、1年の差があるわけじゃなく、たった1ヶ月の差かもしれません。いや、そもそも差なんて気にしないことが正しいです。

大事なのは、人と比べずに「目の前の課題に集中する」こと。


③ 環境にこだわらない

環境って、想像以上に大事です。
「今日は集中できないな…」と思ったら、たいてい 「環境のせい」 だったりします。

エンジニアは 自分との戦い の部分が大きいので、「やるしかない環境」を作る ことが大切。

  • カフェや図書館など自分が必ず集中できる場所に行く
  • 家の作業スペースを整える

お金払ってカフェに行くと「絶対取り返さないとこの数百円」ってなりませんか?意外とそれがめちゃめちゃ大事だったりします。

自分にとって 「集中できる環境」 を見つけて、そこに身を置くことを意識しましょう!


④ 短期的に成果が出るとは思ってしまう

エンジニアの世界って、ずっと訳のわからない言葉が出てくるんですよね。
で、それを 「もう、なんかそういうもんだ」 と思って、長い目を見て取り組める人じゃないと正直向かないです。

「最短距離でスピード感持って成長したいんです!」
っていう気持ちはわかるんですが、エンジニアに ショートカットはない です。

100m走のスピードでは100kmは走れないですよね?
エンジニアも同じで、コツコツと積み上げることが一番の近道。

だから、最初の 2年間はずっと新人だ と思って、覚悟を決めるのが大事。
経験を積むことでしか強くなれない世界だからこそ、高い目標を持つことも良いですが、一つずつ、目の前の課題に地道に取り組む ことが何より大切です。


⑤ エンジニアである前にビジネスパーソンであることを忘れている

「技術力さえあれば評価される」
「エンジニアだからコミュニケーションが苦手でも仕方ない」

…と思っている人、けっこう多いです。
でも、これは 大きな誤解。

技術力だけで評価される仕事ではありません。
プログラミング以外にやるべきことがたっっくさんありますし、エンジニアこそ緻密なコミュニケーションが求められます。
特に、マネジメント能力・改善力・プロジェクトをリードする力 は、今後ますます求められていきます。

AIが発展する中で、「人間にしかできないこと」 はどんどん価値が上がっていくからです。

  • チームを束ねる力
  • ビジネスとして利益を生む視点
  • なによりプロジェクトに貢献する意識や発言

こういったスキルがあるエンジニアは、市場価値が爆発的に上がります。

僕は4年間エンジニアを経験した後に、独立しました。
PRUM創業時に「どんな事業をやろうか」ということを1年近く考え続けました。事業のアイディアを出し、事業計画を立ててみて、投資家にプレゼンをしたり、ということを1年間続けたんです。

そして「日本一エンジニアが成長できる開発会社にしよう!」と決めてPRUMが始まったのですが、久しぶりに開発案件を受けました。

そうすると、この事業を考える1年間が、ものすごく効いたんです。顧客に対して高度な提案ができるようになっていましたし、引き出しが増え雑談力も格段に上がっていましたし、たくさんのお仕事をいただけるようになりました。

エンジニアっぽいことをしていなかったこの期間が、結果的にエンジニアとしての価値を爆上げしていたんです。

「エンジニアなんでこういう仕事しかしない」という幅を決めず、やれることはなんでもやる!という気持ちが本当に大事だなと思います。


まとめ

新人エンジニアが 「成長を阻害する悪習」 を5つ紹介しました!

  1. 焦ること → 焦っても何も変わらない。ミスが増えるだけ!
  2. 他人と比較しない → 成長曲線は人それぞれ。他人じゃなく、自分の課題に集中。
  3. やるしかない環境に身を置く → 環境が整えば、自然と作業も進む!
  4. 短期的に成果が出るとは思わない → 2年間は新人。地道に積み上げることが成長の近道。
  5. エンジニアである前にビジネスパーソン → 技術力だけじゃなく、マネジメントやビジネス視点も大事。

エンジニアは 日々の積み重ねがすべて です。
変な習慣を捨てて、効率よく成長していきましょう!🔥


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