日曜日, 6月 8, 2025
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僕の楽器遍歴②シンセサイザー/キーボード・其の壱祇是 未在(タダコレ ミザイ)

🧠 概要:

概要

この記事は、音楽家・祇是未在(タダコレ ミザイ)のシンセサイザーとキーボードに関する楽器遍歴を紹介しています。彼の楽器に対する理解を深めながら、思い出の楽器を通じて音楽体験を振り返る内容となっています。

要約(箇条書き)

  • シンセサイザーはさまざまな音を出すことができ、自分で音をデザインできる楽器。
  • 鍵盤付きと鍵盤なしのシンセサイザーが存在。
  • 使用した楽器のいくつかを紹介。
    • CASIO KT-80(1994〜95年使用): 音色は限られていたが、練習に役立った。
    • YAMAHA EOS B900(1995〜99年使用): 小室哲哉プロデュースに影響を受けて購入。高校時代に多くの曲を制作。
    • ROLAND JV-1000(1996年〜現在): 76鍵盤のシンセ。演奏用として重宝し、いまだに愛用中。性能や打感が優れている。
  • 機材遍歴が続き、他にも10台以上の楽器を所有していることが明らかに。

僕の楽器遍歴②シンセサイザー/キーボード・其の壱祇是 未在(タダコレ ミザイ)

祇是 未在(タダコレ ミザイ)

2025年6月8日 01:56

前回の①ピアノと混ぜようかと思ったのですが、
長くなったので分割いたしました。

シンセサイザーという楽器が楽曲に溶け込み、世の中の空気に乗って人々の耳に届くのがもう当たり前になって久しいですが、

そもそもどんな楽器か?

実のところ、僕もやんわりとしかわかっていません。簡単に言えば、いろんな音が出せる楽器。ちょっと難しく言うと、

出したい音を自分でデザインできる楽器。

鍵盤(キーボード)付きのものが一般的には浸透していますが、実は鍵盤なしのものもあります。これがモジュラーシンセや

音源モジュールと呼びます。

つまり演奏するには、
鍵盤と繋ぐ必要があるということ。

ちなみに単純にキーボードと呼ばれる楽器はあくまで中に入っている音色を

鳴らすだけのものです。

何故こんなマニアに成り立てみたいな話をしたかと言うと、ここから僕の鍵盤遍歴をお話するのに

イメージを補完しやすくするためにです。

●CASIO KT-80(使用期間1994〜95年)

picture_pc_cd231f524e0637a20392c917eba881990〜91年頃に発売
61鍵盤、100音色、CD再生可能

そうそう、これこれ。転校に伴い、生ピアノを失った僕が

母親にねだって買ってもらった一台。

CDを再生しながら、練習が出来るシロモノでセンターカット機能ってのが付いていてヴォーカルをOFFることが出来たんです。

なので、楽器の音に集中できました。

でも音がね…、なんとか使えるかな?と思ったの4つくらいで、2年後の高校一年の頃にシンセを購入するまでの

繋ぎを果たしてくれたキーボード。

転入先の同級生のヤンキーたちとT-BOLANやるために、ケースなしの裸で左脇に抱え、チャリで練習場の納屋まで行った記憶が蘇りました。

●YAMAHA EOS B900(使用期間1995〜99年)

picture_pc_5de6b413f1875674387078081e74d1995年発売、同年に購入。スピーカーがあるせいか18.5kgもあり、

運ぶのに難儀しました。

キーボードじゃ音がチャチでダメだ!シンセサイザーだ!シンセと言えば、小室哲哉だ!となり、TKプロデュースの本製品をコツコツ、バイトしたお金で購入しました。実はバイト、高校入学の1ヶ月前から

ガソリンスタンドで雇ってもらってました。

たぶん一番、使い倒した一台。なんせ、これで音源のオケを完成できる、させる!と思っていましたからね。高校時代、本当に沢山の曲を生み出せました。割と使いやすかったシーケンサーのおかげでその後に入手するシンセのシーケンサーが使いにくいと何度も思わさせられました。ちなみに、このEOS B900は、2000年に放送された『Beautiful Life』(主演・キムタク、常盤貴子)ってドラマでキムタク扮する美容師・柊二の部屋にも置かれてて、自分のと同じシンセだったので、「いつ弾くねん?いつ弾くねん?」…「…なんや弾かんのかい!?」と、今で言う、すち子みたいな

ツッコミを入れたのを覚えています。

●ROLAND JV-1000(使用期間1996年〜現在)

picture_pc_48150ea52beefdead95a4dbee2fab1993年発売中級者以上〜プロ使用当時の販売価格398,000円

え!ウソでしょ(今初めて調べました)!?

B900で楽曲制作に満足はしていましたが
いざ演奏となると、61鍵盤では足りない…。

さて、どうしたものか?と、悩んでいたところ、質屋さんに76鍵盤が置いてある!マジか?となり、値段を見ると、9万円!?

※当時まだハードオフとか無い時代

うん、買えんことないお値段、しかし、安いのか高いのかワカラン…。いやいや、悩んでる間に、

売れてしまうかも…、ヨシ!買おう!

↑このとき(当時高2)の判断を褒めて遣わす。音色も非常に面白い上に、B900のヌケが悪い感じを見事に解消!

良い買い物でした。

シーケンサーも付いてるんだけど、小さすぎる液晶で、何をどうすればB900みたいにステップ入力できるかもわからず…。まあ、これは演奏用!最初からそのつもりだったやん!

はい、切り替え大事です。

しかしながら、この機種、隠された欠陥が、

それをライヴ前に気付かされる事態も…。

ある日、さて今日もライヴに向けて練習だ!と、鍵盤に目をやると

「!?」

鍵盤のひとつが、凹んでる…。厳密には戻らなくなっていました。

しかも、よく使う真ん中辺りのポジション…。

どないしょ?せや!楽器屋に持って行こ!

楽器店→メーカーに確認してもらう、とこの機種は、鍵盤部内側の接着剤が溶け出すものもあるらしく、もちろんメーカー修理可能ですので、ってことで、修理に出すことに。それから鍵盤落ちは起きてないから

まあ、ええとしときます。

これはホント、ステージでよく使った一台。今も現役ですが、2007年からは音源モジュール繋いで、

マスターキーボードとして利用中。

鍵盤の打感がすごくしっくり来てて、今まで所有したもの、試したものの中でも一番良いので、手放せないんです。ちなみ前述のB900、TKプロデュースのシンセだったんですが、プロモーション用にステージやらで弾いてましたが、あくまでマスターキーボードとして、音源は別の音源モジュールを使用。逆にこのJV-1000を一部利用していたらしいです。

坂本龍一教授も同様に。

↑音楽モジュールRoland Sonic CellをMIDIで繋いでマスターキーボードと化した

JV-1000。※撮影15年前

さて、そのSonic Cellについては

長くなって来たので次回につづきます。

今、数えてみたら、あと10台もありました(汗)って楽器遍歴が、機材遍歴になってるし…。

祇是 未在(タダコレ ミザイ)

日陰者な表現者、祇是 未在(タダコレ ミザイ)と申します。 主な表現手法として詩の創造、DAWでの音源制作、楽器演奏でキーボード、ギター、ドラムを嗜んでおります。最近、SUNOに出会いました。 本サイトでは主に音楽に纏わることを綴ります。よろしくお願い致します。



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