🧠 概要:
概要
この記事は、著者が自身の原体験を通じてマーケティングについての理解を深める過程を描写しています。特に、池田紀行氏の著作に出会い、マーケティングに対する考え方や視点がどのように変わったかを語っています。著者は、マーケティングの概念の重要性とその広がり、人々が持つ誤解について触れつつ、自身の業務における思考の変化を強調しています。
要約の箇条書き
- 著者は池田紀行さんの隠れファンであり、かつて業績不振の会社でヒントを探していた際に出会った。
- これが著者のマーケティングとの出会いであり、原体験となった。
- マーケティングは広範な概念であり、何を指すのか理解しにくいと感じていた。
- 業績が悪化する中で、自身の迷走を経験し、深い理論を学ぶ必要性を感じた。
- 池田さんの記事から強い影響を受け、マーケティングの理解を深めた。
- 数つの重要なテーマや概念を学び、仕事への姿勢が変わったと述べている。
- マーケティング的思考を持つことで、全社的な利害を考慮するようになった。
- 楠木建氏の講座を受講し、その内容が非常に面白かったと評価。
僕は池田紀行さんの隠れファン(フォロワー)でございまして。
かつて僕が属する会社が深刻に業績不振に陥ろうかというとき、うつろで偏った知識しかない僕がそれでも自分にできることはないかとネットを中心にヒントを探していた折、池田さんのにたどり着きました。
思えば、これが僕の原体験です。
(というサービスをはじめて認識したという意味で)
つまりマーケティングですね。
僕は今でこそ事業会社(よう知らんけど)のセールス部門にいますので、マーケティングが専門ではないんですが、まあお隣みたいな感覚でもあり、それほど遠いところにいるわけじゃないと自認しているんですが。
しかし個人的には、「マーケティング」ほどビジネス界でひとり歩きをしているというか、包括される範囲が広いというか、なんでもアリな感じの言葉もないよなあと思っています。
いや、思っていました。
というか数年前は、それこそ「マーケティング」という言葉に惑わされ、踊らされている状態に近かったです。なにを指して「マーケティング」なのか?どういうことをするのが「マーケティング的によい」のか?結局、商売をしているんだから、売上が上がればそれでいいんだよね?マーケティングという概念を理解していようがいまいが、それでいんじゃね?
いやでも・・・。
というように、まさに迷走していました。そもそも迷走がはじまった原因は、先に書いたとおり、当時の業績が「右肩下がり」で、いったい何をすればよいのかが見えなくなっていたためです。
とはいえ僕はいち従業員にすぎませんでしたので、いまやるべき施策の検討みたいなものはもっと上流のほうで議論されていました。
だから僕は「もっと理論というか、深いところをはじめっから知っておかなくちゃいけないんじゃないか?」という考えを持ち、ネットでいろいろ探しているうちに池田さんのにたどり着いたというわけです。
そこで池田さんのを読んだ僕は、衝撃を受ける。
僕はマーケティングのことなど、なにひとつすら知らなかったんだと。
ということで池田さんのオススメ記事
なぜ僕がそれほどの衝撃を受けたのか?
はすっ飛ばして、池田さんののオススメ記事を引用しておきます。
僕がどのように衝撃を受けたのかを言語化して残しておくことは、僕には意味のあることだとは思うのですが、それをやると字数がとんでもないことになるし、なにより池田さんのを見てもらったほうがはやいです。
(以下、僕のオススメ。何も知らなかった僕の目から落ちたウロコの枚数が多いものから。池田さんの記事はもっと大量にあります)
●消費者は4回評価する。だからファンが大切。だから刹那的なインフルエンサー起用は意味が薄いというお話。
僕の個人的ベストにして原体験はコレ。仕事をしていて常に課題と感じていながらもうまく言語化できていなかったこと(どうすれば新規顧客は増えるのか?)をビタリ表現されていてウロコ10000枚落ちました。
●これからは「一番最初に思い出してもらえる第一想起ブランド」しか生き残れない
想起集合(Evoked Set)と第一想起という言葉を知った。なぜそのブランドが選ばれるのか?この図がアタマに入っているかどうかで仕事への向き合い方が一段変わると思う。
●売上を拡大したいなら、カテゴリーエントリーポイントを増やせ!!
どうして自社の売上が下がっているのか?それを考える前に、自社の商品・サービスにはどれほどのカテゴリーエントリーポイント(CEP)があるのか?これを考えることが大切。
●多くのマーケターが誤解しがちな主要施策の「できること」と「できないこと」のまとめ
広告も販促もテレビCMもPRもチラシ配りもデジタルサイネージも自社HPコンテンツの充実もすべてマーケティング。だとすれば、いま何をすべきなのか?この図と向き合うことでほぐれるように理解できました。
池田さんののなにがよいかと言えば、どシロートな僕にもぶっさり刺さるほどおもしろく、論理的で、なによりボリュームがすごいこと。
だからずっと読めるし、知れば知るほどおもしろいし、そしてマーケティングがどこまでいっても深く広いということを知れます。
あと、ぜんぶ無料で読めます。これがマジでえぐい。
マーケティングとは?→わかんねえ
で、先に書いてしまいますが、僕はいまだ「マーケティングがなんなのか?」をよく分かっていません。
そもそも数年前もいまも、マーケティング業務に従事しているわけではないので、僕の「マーケティングとは」に対する解像度はいまだ低いものでしょう。
しかしひとつだけ、確実に言えることがあります。
マーケティングのプロフェッショナルではないけど、池田さんのを読んでから、マーケティング的な思考をするようになってから、仕事そのものへの姿勢が変わりました。
具体的には?というと表現が難しいんですが・・・。
よく言われるところですが、マーケティングはとにかくその概念として、摘要される範ちゅうがとても広い。ゆえにマーケティングを考えることはブランドそのもの、経営そのものを考えることだと。
(ちょっとニュアンス違うんでしょうけどだいたい合ってると思う)
それからマーケティングって、とにかくなんというかアヤシイところありますよね?
SNS見てても、自称なのかマジのプロなのか判別がつかない「マーケター」ってめちゃくちゃ多くないですか?個人的に思うのは、会社を経営していても個人事業主でも、ジブンの事業をやっている人って「マーケター」と名乗れますからね。
僕の目はいまだ解像度が低いので判別つきませんが、きっとピンキリなんでしょうね。
で、僕の話に戻りますが、おおげさに言えば、マーケティング的な思考をすることで「経営視点」を持つようになった、かもしれません。少なくともいち部署(自分のところ)だけの利を考えるのではなく全社的な利を考えるようになった。部分最適よりも全体最適を、という言葉の意味を理解した。上流の施策(マーケティング)と下流施策(セールス)の関係性をつかめた。
どちらが優先ということではなく、ひとつの流れとしてプロセスを形成しているので、どちらが欠けてもならず、ゆえにいち部署に属する身としても、全体像をつかんでおくことは大事。
とか。うーん、やっぱり端的に表現するのがむずかしい・・・。
とても断片的なことしか書けていない・・・。
それくらい多くのことを学んだっていうことなんですよ。
MARPS受けたぞ
6月5日(木)、MARPS主催の「エグゼクティブマーケター養成講座① ストーリーとしての競争戦略」を拝聴しました。
楠木建さんのご講演です。
https://marps.tribalmedia.co.jp/contents/special/executive-marketer-lessonより
で、これがエグイほどおもしろかった。
これを無料で視聴できたのはヤバすぎる。ヤバすぎて言語化が追いつかない。楠木先生の著作も(ちょっと中度半端ながら)読んだけど、お話がとにかくおもしろい。これこそが誰かに話したくなるストーリーだろ。
ということで、こちらの感想はまたべつの機会に・・・。
MARPSの講座、あと4回ありますので、要チェックですな。
(最後は宣伝ぽく)
~終わり~
Views: 0