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概要
この記事は、著者が音楽仲間であるFさんとの関係や音楽活動の経験について語っています。著者は、自身のバンド活動と他のバンドとの関わりを通じて、音楽の楽しさや難しさ、さらには自己成長について考察しています。Fさんとの出会いや交流を通じて、音楽ジャンルや演奏技術に対する理解が深まり、相互に影響を与え合う関係が築かれていった様子が描かれています。
要約の箇条書き
- 著者のバンド活動はスローペースで、他のバンドと比べて自己満足に陥らないよう努めている。
- バンドのメンバーは他の活動に参加し、著者は気持ちの間延びを感じる。
- ドラムのFさんからサポートの依頼を受け、他のバンドで演奏することに。
- Sくんのバンドでの演奏が、自分の気質に合わずモヤモヤした経験を語る。
- Fさんとの友好関係が続き、ジャムセッションや新曲制作を楽しむ。
- Fさんが教えてくれたポストロックの影響を受けて、著者の音楽のバックグラウンドになっている。
- Fさんとの交流によって、お互いに刺激し合いながら成長を続けている。
- 音楽制作における新しいアプローチに感謝し、自己研鑽の日々を楽しんでいる。
そこで思ったのが、「あゝ、こいつらはステージに立ちたいだけなんだな」だった。自分たちなりの自信のある曲、キラーチューンだと思っていたからか否かは本人じゃないので、よくわからない。ただ、もしそうなら、世間が放っておかないはずだから
やはり自己満足の域なのだと感じていた。
そんな彼らを反面教師に、僕は曲を書くのが好きだったし、お客さんを飽きさせないためのセットリストのローションを構成したりすることに時間を費やした。
正直、時間をかけすぎていたくらいだ。
そうこうしていると、やはりバンドのメンバーも気持ちに間延びが生まれ、ベースのDは他のバンド複数かけ持ち、キーボードのMちゃんはボカロP活動など、のんびりペースが申し訳なかったので、
別行動に制限を設けはしなかった。
そんな折、ドラムのFさんから連絡が来た。「Sくんのバンド、キーボードが都合付かなくなって困ってる。
サポート/ヘルプで入ってくれないかな?」
断る理由はもちろん無かった。元々僕も自分のバンド以外でライヴ感を失わないためと勉強のために3つほどサポートしてもいたし、何よりFさんのドラムに
自分の音が合わせられることに興奮も覚えた。
そのSくんのバンドだが、他のギターリストもベーシストも歌を活かすための大人の演奏が出来る方々だった。しかしながら、そのバンドの主役であるSくんのことはどうにも好きになれなかった。
嫌いまではいかないレベルで。
理由は彼が、自分自分マンだったからだ。僕には誰かを神輿の上に乗せてお祭りワッショイするのが得意ではなかった。なので、褒めれるところは讃えもするが、言われた方は耳が痛いだろうこともその楽曲を良くするためなら、
遠慮なく言うキャラクターだから尚更に。
それをプライドが邪魔してか、悪意と捉えるアホの元に居ると
すぐに違和感を覚えてしまう。
それは音にも現れる。ライヴでも同様だったので、お客さんには申し訳ないことをした、
と反省をした。
数回ライヴを経ても、モヤモヤは晴れなかった。
なんと自分の気難しいことよ…。
しばらくしてお役御免となったときは
気がラクになった。
…together meってなんやねん。文法おかしいし、アホや思われるで?
Fさんとはその後も付き合いが続いた。2人で霧島神宮を経て、数年前まで福岡で活動されていたレジェンドなドラマーの先輩に
会いに行ったりもした。
ウチにホームスタジオ的な空間があったので、よく遊びに来てくれて、ジャムったり、僕が書いた新曲にドラムを合わせてもらったり、ドラムの師匠としても師事を仰いだ。
海外の友達が遊び来たときに紹介したりもした。
カナダ人のDとFさん(2016)
Fさんから教えてもらったポストロック(マスロック)というジャンルは
今も僕のバックグラウンドとして色濃い。
特に『toe』を知れたのは僕の財産とも言える。一時期、柏倉さん(toe/the Hiatus)の話ばかりで盛り上がったことも覚えている。
自身がプレイするドラム以外にも詞世界や音響、アレンジ、ミックスなどにも関心がある方なので、
僕が感じていることに対しての理解が早い。
今もSunoAIを介して、新しい作品に意見をもらったりもしている。尊敬に値する人物が切れずに
居てくださることに感謝している。
こないだ福岡に帰ったとき、紹介していただいたライヴバーでジャムセッション出来たのも
最高に嬉しかった。
もっと僕にテクニックがあれば…。まだまだ自己研鑽の日々は長く楽しめそうだ。
次にまた会える日まで歩みは止めない。
そう言えば、僕がSunoで作ったものですごく褒めてもらえた曲があり、それをMoisesでドラムを消したものを再生させた上からFさんが生ドラムを叩いている動画が送られて来た。アレンジ完璧、生ドラム最高!
また感動できた。
音源のパート分離アプリ。再生と共に可視化されたコード進行がわかり、テンポそのままでkeyを変えるにことも可能。
無料でもそこそこ使える。
あの頃とは、違うアプローチだが、お互いにまた刺激し合えるキッカケをくれたSuno AIとmoisesの開発者の方に
ありがとうを言いたい。
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