デベロッパーのMonster Couchは5月9日、『Flamecraft』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストアページによると本作は日本語に対応する予定だ。
『Flamecraft』はゲームデザイナーのManny Vega氏によって制作された、同名のボードゲームのデジタル版だ。『Flamecraft』の世界では働きドラゴンがお店を営んでいる。プレイヤーは「炎の理解者(フレイムキーパー)」として、ドラゴンたちを助け、リソースを集めてお店を充実させ、商店街を盛り上げていく。お店を手伝えばプレイヤーの評判ポイントは上昇。最終的に一番評判ポイントを集めたプレイヤーが、「真の炎の理解者(マスター・オブ・フレイムキーパー)」としてゲームに勝利する。

本作はコマを配置してアクションを実行する、「ワーカープレイスメント方式」で進行する。6種類ある働きドラゴンカードにはそれぞれ異なった効果が存在。また魔法の産物カードを用いることでお店に効果を付与することができたりする。ドラゴンや魔法などの組み合わせを考え、適切にリソースを管理していくことが重要だ。
また本作ではソロプレイやオフラインでのマルチプレイに加え、オンラインでのマルチプレイに対応。Remote Play Togetherにも対応しており、最大5人での対戦が可能となっている。

本作を手がけるMonster Couchはポーランドのゲーム開発スタジオだ。主に物理媒体で展開されているボードゲームのデジタル版を手がけており、2020年には『Wingspan』を、2024年には『キャリコ ~陽だまりネコとパッチワーク~』といずれもボードゲーム原作のタイトルをリリースしている。
両作品の評価はいずれも高く、原作の雰囲気をデジタルゲームに落とし込めていると評価する原作ファンや、落ち着いた雰囲気で動物に癒されつつゲームを楽しめるとの声で、「非常に好評」ステータスを獲得している。そんなMonster Couchが新たに『Flamecraft』をデジタル化するとのことで、クオリティ面には期待がかかるところだ。
『Flamecraft』はPC(Steam)向けに開発中だ。
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